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カテゴリ:Dr.HOUSE S2
「父親探し」
ハウスに長年の友人(音楽評論家?)がいたとは驚きです。 20歳頃、ハウス自身ピアノを弾き音楽活動をしていて、憧れていたジャズピアニストの娘とバンド仲間のクランドルが付き合って生まれた娘が、その後ハリケーン・カタリーナの被害に遭い、母親を失ってクランドルに引き取られることになった。娘が生まれていたことを知らず、疑いを持たず信じやすいクランドルを見てハウスは娘に騙されていると言い張る。 それは彼女が悲惨な状況を生き抜いた子供だからだというのですが、どうしてそう言い切れるのかなあ。 ハウスはさかんに親子鑑定を勧め、断るクランドルの陰でこっそり検査していたわけですが、その間彼女に真実を言わせようと、かなり陰険なことをしました。カタリーナでPTSDになった気の毒な子なのに、そこまでこだわる理由はなぜなのか? ウィルソンは見ていて、それは罪悪感からだ、と言う。 実はクランドルの彼女をハウスが取ったことがあると告白したしたのですが、毎回ウィルソンは気の毒なほどボケ役を演じさせられていますね。(苦笑) もしかしたら、ハウスは親子の意味を重くとらえていたのかも知れません。 カディが精子バンクのドナーを利用して子供を作るとハウスに相談したときに、「遺伝子は大事だ」と言いつつも、候補者当人を連れてきて「こんなやつの子供が欲しいのか」とハウスは言います。 要は「好きになった相手の子供を作れ」ということなのですが、そこに親になる覚悟みたいなものをハウスは求めているのかなと感じました。カタログで完璧な相手を選んでも、生まれてきた子供と付き合っていくにはそれだけではだめだということでしょうね。 すっかり元に戻ったフォアマンがクランドルに「彼女は子供です。親ならその嘘に慣れないと。」と言ったのが印象的です。親になる事(子育て)はそんな簡単なことではないということでしょうか。 ちなみに、バラバラになりかけたチームはすっかり元に戻っていました。 カディは子作りの準備でハウスに1日2回のホルモン注射を頼みますが、なんだか怪しい雰囲気ですね。(爆) あれはサービスカットですか。誘惑している訳じゃないですね。(笑) ハウスにあれこれ言われて、最後にカディは「注射ありがとう」と言って、それだけを言いに来たのじゃないと認めましたが、これは「何か」を決心したということでしょうね。 肝心の患者は、PTSDによる激しい幻覚を見てショック状態に陥るので、危険な方法で心臓を調べたり、免疫系の問題かと骨髄移植の準備をしていましたが、結局真菌による肝臓障害ということでした。血色素症で多い鉄分を排出させようとして肺に穴があいたり、この子、ホントに死にそうな目にあっていました。特に腸内のものが口から逆流するなんて、ほんとにかわいそう。 娘には本当の親子だと嘘をついたハウスは、「お前の嘘の方が悪い」と言いました。 必死にクランドルの娘になるために嘘をついていたのを、ハウスが「俺は知っているぞ」と釘を刺したのですね。父親を捨てないでやってくれということでしょうか。 ハウス本人は足の痛みが激しくついにモルヒネを打っていましたね。来シーズン依存症と闘うことになるのかしら。 yasishiさんのブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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