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2009年02月20日
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カテゴリ:安全保障
続きです。
一方、くろがねさんは以下のような主張をされています。

・海保よりも海自の船の方が沈みにくい。
・最悪の事態を想定すべきであり、それをやらない楽観的思考は旧日本軍の戦略観に似ている。
・「しきしま」以外の巡視船派遣は命の軽視。

これに対して、私の意見は、

・海賊の武装からして海保と海自で沈みにくさに有意差が出るような事態にはならない。
・実例もないのに「最悪の事態」と言うなら、何でも想定できるし、議論にならない。
・「最悪の事態」を想定するなら、海保・海自の船だけが狙われるという限定がおかしい。商船を迂回させるという結論しか出てこないはず。
・護衛艦の派遣による日本の防衛の穴は巡視船では埋められない。

これらを踏まえて直近のくろがねさんのコメントに対しての私のレスを書きます。

===================================

>「今までこうだったから、未来もそうであり続けるだろう」と期待することは人の心理として当然ですが、それは「あってほしい」「あるはずだ」という願望でしかなく、保証ではありません。

それはその通り。
でも、そんな保証は誰も求めちゃいないでしょう。

毎日の通勤路で事故にあっていないからといって、今後も事故にあわない保証はない。
でも、圧倒的多数の人はだからといって引きこもったりはしない。

そういう「リスク」を取る生き方を普通にしているのに、何でこういう話になると、やれ「保証」だの「最悪の事態」だのという話が出てくるのかがとっても不思議です。

>海自には「巡視船よりは沈みにくい」というゆとりがある。時間のゆとりが稼げれば、それだけ危地を脱するチャンスもあるのです。

その「ゆとり」を作るために、日本に関係しない商船は海保派遣に比べて海賊に襲われた時の「ゆとり」が奪われ、日本の防衛力から「ゆとり」が奪われる。その視点はないのでしょうか。
派遣される者が安全快適だったらそれで良いというのは、そもそもの派遣の目的やその組織の存在意義を忘れてしまっていることではないでしょうか。

>しかしそれは、技術・精神力を以てハード面の不備を無視しようとする旧日本軍のメンタリティと同じだと申し上げています。

ですから、ハード面の不備などないと私は考えているんですけどね。
くろがねさんが勝手にハードルを上げて不備だ不備だと言っているだけ。本来リスクの評価というのは、その大きさと頻度を掛け合わせて評価すべきもの。実際に起きてもいないことだって、「保証」云々を言えば何だって想定でき、何だって難癖をつけられる。
でも、それは真っ当な「評価」とは誰も言いませんよ。

また、運用する人の技術や精神力を織り込んでハードを整備するのは、当然のことでしょう。
車を設計する場合に、運転免許証を持っている一定の技術の持ち主が運転するということを想定する。鍵さえ見つけられれば子供が勝手に動かすことだって可能ですから、そうなってもいいように最高速度は10km/hしか出ない車をつくるべきであり、過大な最高速度が出る車を作るメーカーは、ハード面の不備を無視しようとする旧日本軍のメンタリティと同じだと、くろがねさんはおっしゃるのでしょうか。

私はそういう発想には賛同できませんね。

そもそも、旧日本軍が技術・精神力を以てハード面の不備を無視しようとしたというのは、その「不備」となる事態が発生し、かつその頻度が無視できないほど高いことがわかっていてなお、対応策が見つからないまま戦争を続けたことを言うのでしょう。
つまり「今までこうだったから、未来もそうであり続けるだろう」という状態ではなくなっているとの確証があり、「あってほしい」「あるはずだ」という願望など誰も持っていないのに、それに応じた行動を取らなかったことを指すべきであり、未だ「最悪の事態」が起きていない状況での判断をそれになぞらえるのは筋が違うと私は思います。

>その警備員には防弾チョッキを着せて欲しいな。それと交代要員も確保して。

ですから、みずほ型、ひだ型、などでローテーションを組めば良いのではないでしょうか?

一方護衛艦の派遣は、前線にいる兵士から銃を供出させて、かつビル内の一部の事務所の泥棒対策のために警備に向かわせるようなものだということです。

===================================

以上です。






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最終更新日  2009年02月20日 02時54分00秒
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