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◆美ら海琉球♪

初めて沖縄へ行きました。
「めんそうれ・・沖縄♪」
初めて琉球の歴史に触れました。
美しい琉球よ永遠にと思いました。
感動をすこしだけ、おすそ分けです♪


日本の亜熱帯、沖縄へ♪


寒い関東から、つかの間
暖かい南国沖縄へ飛んで行きました。
行きはなんと3時間、予定より遅れて到着。
初めての沖縄です。

そこは南国極楽でもありますが、
中国、日本、そして米国に
踏みにじられた歴史を残す
かつての琉球王国でもありました。

「めんそうれ 沖縄」
 =ようこそ沖縄へ♪




守礼の国=琉球王国♪





今回、沖縄は那覇空港に到着後、
最初の観光がここ守礼門でした。
門の中央に掲げられた「守禮之邦」の額は、
当時の中国(明?)より、
琉球王国が礼を守る国だと評価され、
いただいたという話が伝わっているそうです。
戦前は国宝でしたが沖縄戦で焼失し、
今から50年前にようやく復元されたものです。

一緒に破壊された首里城も今は復元されていますが、
首里城が復元されるまでは、眼の前には道路が走り
あまりぱっとしなかったと聞きました。
日本三大がっかり名物のひとつといわれたそうです。
いまは、道路は離れ、首里城も復元されて、
日本を代表するりっぱな門ですね。
でもこの建築様式、明らかに中国伝統ですよね。
台湾や中国でおなじみの形です。
いかに琉球が日本よりも中国の影響を受けたか、
守礼門自身が語っている様です。

そして写真にある沖縄伝統衣装も、
明らかに中国の影響を深く受けていますね。
まるで国内旅行というより海外旅行の気分です♪



リザンシ-パ-ク♪




宿は恩納村の東シナ海に面する、
大きなリゾ-トホテル
リザンシ-パ-クホテル谷茶ベイ。
ここに2連泊でした。
最高級というわけではありませんが、
眼の前が東シナ海に面した白い砂浜、
レストランなど設備も充実。
部屋も大きくて快適でした。
このリザンという名の由来は、 
かつて 琉球が島津藩に征服された際 
最大の反逆をした英雄リザンなのだとか。



ホテルのある谷茶ベイをさらに南へ進むと、
読谷村のビ-チすなわち、
沖縄戦で米軍が上陸した地に到ります。
いまもなお ホテルの道路の反対側には 
米軍訓練場キャンプハンセンが居座っています。
沖縄は地政学的に大変重要な位置にあるため、
昔から現代に到るまで、中国、日本、米国と
強国の侵略にさらされてきた歴史なのです。

車窓からあちこちで見えた米軍基地。
まだ戦争が終わっていないような、
まるで植民地のような、
複雑な沖縄の一面を垣間見ました。




アクアマリン色の海♪

珊瑚が砕けてできた白い砂浜、
その先の珊瑚海底の色を透かして、
空の青色が海の色を
アクアマリンに染めています。
やさしい色合いに
心から癒されます。

珊瑚棚の先はやや深くなり、
藍色に変化しています。
途中、海草を映して緑色の部分も
そこここに見えます。
本当に美しいです。
珊瑚礁が波を打ち消して、
白波は遠くで騒いでいます。






珊瑚の欠片が集まった部分がありました。

沖縄の東側に見ている海は、
沖縄トラフと言って
実は今も広がりつつある海でもあります。
かつて日本海が次第に拡大した現象が、
今も沖縄近海で継続しているのです。
そして左側で広がっているために
沖縄の右側には海溝が出来て、
フィリピン海プレ-トが沈みこんでいます。
こういうプレ-トの関係で
沖縄は隆起しているといわれます。
その隆起した珊瑚礁石灰岩で
首里城石垣は作られたのですね。
その海溝を延長すると、
台湾の内部に入って行きます。
台湾には陸上の海溝があるんです。
おっと、書いているととまらなくなるので、
この辺で・・・。


「芭蕉布」by 夏川リミ

沖縄の青い空を思い浮かべる歌ですね。


琉球舌鼓♪

K-20080216-おきなわ-サムズ-レストラン.JPG

K-20080216-おきなわ-サムズ-イセエビウニソ-ス.JPG


首里城復活♪











守礼門を入ってその先に、
首里城公園があり、世界遺産の表示があります。
そして、赤い首里城が石垣の中に復元されています。
石垣は琉球石灰岩で出来ています。
角がなめらかに飛び出ているのが特徴ですね。
でもこの首里城自体は世界遺産ではないそうです。
石門と、首里城でかろうじて残った
元の石垣だけが世界遺産だそうです。

首里城の創建年代は
14世紀末と推定されています。
沖縄は日本の歴史と似ていて、
豪族が群雄割拠した時代から、
その中でも秀でた3者が
すみ分け三山時代に入り、
最後に一つに統一されました。
首里城は、三山時代か、その前に創建され、
琉球王朝を成立後には、
王家の居城として用いられました。
いわば皇居のようなものですね。
薩摩藩(島津氏)が攻め入る以前には、
日本、中国などと交易し、
最も栄えた時代でした。
2枚目の写真は、首里城の中にあった模型。
在りし日の栄光を語っています。

これまでも首里城は何度か
焼失しては再建されてきました。
第二次世界大戦でも、
日本軍が司令部をおいたため、
米軍の攻撃により徹底的に
破壊されてしまいました。
それが2000年にようやく
復元されたというわけです。
ウチナ-の悲願成就ですね。


花 ~すべての人の心に花を~♪





川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ

涙流れて どこどこ行くの
愛もながれて どこどこ行くの
そんなながれを このうちに
花として 花として むかえてあげたい
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ

花は花として わらいもできる
人は人として 涙もながす
それが自然のうたなのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ


喜納 昌吉&チャンプルーズ  作詞・作曲:喜納 昌吉


琉球旋律のゆったりした流れにのって、
人生を歌い上げていますね。
「涙そうそう」や「芭蕉布」も素敵な唄ですが、
この唄は心に染みますね。



守り神シ-サ-♪

赤瓦屋根の上にシ-サ-がいます。
ユニ-クですよね、大好きです。





沖縄でシ-サ-は、
魔よけや守り神と信じられています。
その由来は、琉球王朝時代に
ガ-ナムイという人う食らう魔物を、
中国伝来の獅子の置物が
退治したからと伝えられています。


そのル-ツはとても汎世界的な出来事で、
古代オリエントのライオン=獅子がモデル。
それがエジプトではスフインクスになり、
シルクロ-ドを伝わってアジアに来て、
中国の獅子となりました。
シンガポ-ルのマ-ライオン、
日本の狛犬、獅子、なまはげなども
おそらく同根なのでしょう。
獅子=シシが沖縄読みでシ-シ-とか
シ-サ-とか言われるようになったそうです。
日本では神社などの参道に狛犬がありますが、
民家にはありません。
沖縄ではそれが民家にまで
使われている点が面白いですね。、
特に屋根の上のシ-サ-が有名ですが、
これは実は明治以降のことだそうです。
もともとシ-サ-は村の守り神として
村の入り口に置かれていたり、
家の守り神として、
門柱や玄関に置いていたのだそうです。
よく二つで一対になっていますが、
日本の狛犬も同じですね。
片方のシーサーは男で
口を開けて幸せを呼び込もうとしており、
もう一方のシーサーは女性で
口を閉じて不幸を遮断していると言われます。
仏像の阿吽(あうん)と同じですね。
シシが歴史世界を巡って
そこここに独自の文化を
花開かせたかのようではありませんか。

千の風になってOKINAWAヴァ-ジョンです。
見れる方は見てください。
聴ける方は聴いてください。



ウチナ-グチ♪

ウチナ-グチ、つまり沖縄の方言は、
もともと奈良時代の頃の日本本土の言葉を
使っていたと言われています。
日本の言葉とずいぶん変わっていますが、
それは沖縄方言が変わったのではなく、
むしろ本土の言葉が室町、江戸、明治と
大きく変化したのだそうです。
特に興味深いのは、母音の減少です。
これは沖縄の方が大きく変容。
古代の日本語には母音が
8つほどあったのですが、
現代日本語では5つ。
これが英語の出来ない
大きな理由ともいわれますが、
なんと沖縄方言ではたった3つです。

日本語と沖縄方言は、
スペイン語とポルトガル語よりも
離れているそうですが、
未だに日本語の方言なのか、別の言語なのか、
学者さんの見解が分かれているようです。

別の切り口で、人種的(遺伝的)には、
ウチナンチュ-=沖縄人は、
中国人や韓国人よりもかなり日本人に近く、
古代の日本人もしくは共通祖先から
沖縄人が分岐したと考えられています。
その点では、日本語族の一つと
みなせるような気もしますね。

島では人の往来が隔絶されやすく、
言語変化も速いと言われます。
現在残る沖縄方言も、
地域によってかなりちがうようであり、
それは上記の学説と調和しています。
まるで生物進化と同じです。


沖縄の唄、「てぃんさぐの花」です。
沖縄方言と日本語との音韻変化が
見比べておわかりかもしれません。



美味沖縄♪


有名な海ぶどうです。
これ、お好みのたれ
(マヨ、ドレ、酢醤油など)を
かけていただきます。
結構お酒のつまみにいけますよね。
特に食感が面白いです。
食べるプチプチのようです。
別名グリ-ンキャビアともいわれます。
他にも海草では「あおさ」が美味でした。


写真は、アグ-といわれる
沖縄特産の豚料理です。とっても美味♪
帰りの那覇空港でも夕食にいただきました。

他にも豚のみみの軟骨=ミミガ-とか、
顔の皮を燻製にしたようなものとか、
独特でおいしかったですね。


これはそうきそばです。
沖縄名産のそばです。
そばと言っても小麦粉で出来ていて、
そば粉が入っているわけではありません。
しかもやや太麺です。
豚骨や鳥がらなどからも
だしをとっているそうであり、
どちらかというとラ-メンの親戚かも。
味はおいしいです♪


沖縄そばとそうきそばとの違いは、
そうきそばには、豚のあばら肉(=そうき)
が入っていることです。
麺やたれは同じだそうです。

つけものも、パパイヤのつけものだとか、
マンゴ-のつけものなどありました。
まあ食べられますが、
ちょっと甘さが後を引く印象です。



やなわらば-の「青い宝」
です。
宝物とは自然とそこに住む人々ですね!


さんぴん茶に塩せんべい♪


沖縄名産はここにもあります。
さんぴん茶はジャスミン茶。
結構濃くて、やや苦味が利いておいしいです。
沖縄ではミネラルウォ-タ-のかわりに
こればかり飲んでいました。
塩せんべいも、やわらかい食感でおいしいです。
もうさんぴん茶が恋しくなってきました。

かんきつ類ではシクヮ-サ-が有名です。
写真はないのですが、
これにちょっと甘みを加えると、
とってもすっきりした酸味で
とってもおいしいです。
原液を入手したので、
あとでユックリ味わう予定♪






古宇利島へ渡る♪


沖縄中部の中国側には、
いくつか小島が浮かんでいます。
そのひとつ、。古宇利島へは、
長い橋が伸びています。
人が歩けるような無料の橋では
日本一長い橋なのだとか。

バスで渡ると両側がアクアマリンの海で、
竜宮城に行く気分のようです。


橋の袂では珊瑚の欠片がひろえるというお話。
私達も石拾いのような感じで、
ついつい夢中になってしまいました。

ここでも海の青さが美しいです!
いい天気になってくれて感謝です。
(添乗員さんが3日通して晴れたのは
しばらくぶりとおっしゃっていました)
グ-グルマップやグ-グルア-スが見れる方は
是非沖縄中部をご覧ください。




中島みゆきさんの「空と君との間には」
です。
見れる方は見てください、
聴ける方は聴いてください。





ナゴパイナップルパ-ク♪


沖縄本島中部の名護市にある
ナゴパイナプルパ-クは、
パイナップル園であり、
お土産店になっています。
説明員に同行して、
パイナップル園をめぐり、
パイナップルの栽培を見学できます。
みるとまるで熱帯植物園。
そこで初めてわかったのですが、
私の好きなグズマニア(観葉植物)は、
パイナップルの親戚でした。
でも実が成ってるのを見たことがない^^;;;。


この姫パイナップルは、
実を採って、残りを植えると、
また時期が来れば実をつけるのです。

ここから直送できるというので、
早速実家へお土産を送りました。
帰宅してから電話があり、
とっても喜んでいました。


THE BOOMによる名曲「島唄」
です。
沖縄旋律の名曲です。



ライブ+ライブ♪



夕食後、ホテルの片隅でやっていました。
気が付くと最後には、私達も舞台の上で、
手を右に左に動かす踊りを踊っていました。


舞踊のあと、時間があるので、
酒処にて泡盛を飲みながら
ライブ三線を楽しみました。
声量があり三線テクも
すばらしいものがありました。


これは、沖縄のグル-プ
ビギンの「なだそうそう」
です。
美声に聞きほれます。



ちゅら海水族館♪

沖縄海洋博で出来た有名な水族館です。


屋上からは、イルカショ-の場所も見えます。
かなりハイレベルな芸に正直驚きました。
遠くに見える島は、伊江島です。
島の向こう側にも米軍基地があるそうです。



綺麗な熱帯魚です。
見てるだけで、自然の美しさに
包まれていきます。自然破壊は、
このような綺麗な自然を失う事です。
すると、感動が得られなくなります。
美しさに対する感動を失うと、
創造力が働かなくなってしまいます。
人間じゃなくなってしまうというわけですね。


まるでアゲ-トのような模様ですね(^^)。
こういう見方、私だけかな?



これがここの目玉です。
この大きさが魅力です。
この巨大水槽のアクリルガラスの板厚は
水圧に耐えるために、60cmもあるそうです。
じんべえざめやマンタのゆうゆうたる泳ぎ、
あ~癒されます(^^)。

写真で物足りない方のために、
ユ-チュ-ブで見つけました^^。
ここをご覧ください。凄さが伝わります。






サトウキビから黒糖へ♪

さとうきびは沖縄の伝統産業です。
きびというより、竹のように硬そう。
自生している姿は、
白い穂がまるでススキです^^。

そのサトウキビを搾る機械です。
モ-タ-が平行軸減速機を介して
クラッシュドラムを駆動しています。
2段階で絞られます。
絞りかすはすてません。
絞り汁の煮詰めの際の燃料になります。


このさとうきび、初めて口にしました。
なかなかさっぱりした甘さです。

それでは今日の曲はご想像通りですね。
ご存知、
森山良子の「サトウキビ畑」
です。
なつかしい曲です。



沖縄本島の最北端♪


沖縄本島最北端は、辺戸岬です。
天気が良いと与論島が見えるそうですが、
ちょっと海霧に阻まれてます。
風が強くて、まるで竜飛岬のようです。
復帰前にはこの与論島と沖縄本島の間には
国境線がありました。
北緯38度線ではなくて、
北緯29度線です。
それを取り払うために苦難の
本土復帰闘争が繰り広げられました。
その歴史的記念碑がこの地に
建てられてあります。


そのすこし下にある茅打バンタという名の景勝地。
断崖絶壁の上から望む絶景です。




琉球村にやってきました。
古き沖縄の村の風景を再現しています。
絵になる場所がいたるところに^^。

中では、三線練習、民族衣装着替え、
笛、水牛によるサトウキビ絞り実演、
民族芸能(舞踊、剣舞など)、昼食など
満喫しました。

散りつつある琉球緋寒桜をフォ-カスです。
南国らしい濃い色彩が
若葉色に映えて美しいです。


真っ赤なブ-ゲンビリアが軒先に輝き、
瓦屋根にはシ-サ-が乗っています。
この景色だけでも宝物のようで、
美しすぎますね^^。


なんとアゲハチョウが
花の蜜を求めてやってきました。
もう極楽琉球三昧です^^。

楽しい沖縄小旅行、
少しは感動をおすそわけできたでしょうか。
それではひとまずこの辺で。


沖縄、素敵な島でした。
また近いうちに逢いに来ま~す。


・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
きました。2009年1月24日。
今回は沖縄本島フリ-です。
レンタカ-で回ります。


2009.01.24~

沖縄そばふたたび♪

k-20090124-おきなわそば.jpg
先週沖縄に一年ぶりに行きました。
最初にいただいたのが、
このおきなわそば。
おきなわのアグー豚のブタバラ肉を
とろけるような状態まで
煮込んだものを入れてあります。
ほかにもトッピングでもずく、ごま、
卵焼きを上にのせていただきます。
だしがとってもおいしくて最高でした。
でも寒くてダウンを着てその日はすごしました。
別のパソコンをつかっているので、
久しぶりに写真が使えました。
そうきそばという似たメニューもありますが、
これは骨付き肉です。
私はおきなわそばのほうが好きです。
今回もあちこちで食べましたが、
このちゅら花というお店のそばが
一番おいしかったです。
国際通りの牧志の近くにあります。
かなりお店によって味が違いますね。





沖縄県立博物館♪

k-20090124-museuminokinawa.jpg
レンタカーで沖縄県立博物館に向かいました。
ところがナビが連れて行ったのは、
以前にあった場所。
近くの人に聞いてわかりました。
最初は門が閉じていたので閉館したのかと思いました。
それからいろいろ聞きながらようやく辿り着きました。
建物は沖縄の城壁のサンゴ石灰岩を模した形。
なかなか素敵です。
中の展示物も沖縄らしくて興味深いものでした。
初めて知ったのは、
沖縄には旧正月を祝う風習が残っていることです。
台湾や中国の文化の影響でしょうね。
さて日も暮れてきたので
これから国際通りへ向かいます。
昨年はツアーでの団体行動でしたが、
フリーでのレンタカーめぐりも
沖縄は狭い島なのでとっても良かったです。







とうばら~ま♪

k-20090124-とうばらあま.jpg
沖縄では月夜に歌い踊る風習を
「とうばら~ま」と呼ぶそうです。
その子孫ともいえる沖縄民謡での
日本一の歌い手が
毎夜ステ-ジで素朴な
太鼓とサンシンの伴奏で、
沖縄の歌を歌うのが、
ここ沖縄、島唄と地料理のお店
「とうばら~ま」です。

コ-ス料理もあるとの事ですが、
地料理を一品づつたのみ、
沖縄の音楽に心をゆだねて
ゆったり楽しいひと時を過ごしました。

沖縄、
リピ-タ-が多いのがわかります。
隣のお客さんも埼玉県の方々で、
もう何度も来ているそうです。
明日(1/25)は朝から沖縄めぐり、
楽しみで~す♪



東南植物楽園♪

1/25朝、国際通りのホテルをでて、
いざ沖縄自動車道へ。
その前に、ちょっと朱礼門へご挨拶。
ところが、カ-ナビ君の設定が悪いのか、
行かなくても良い自動車道へのご案内です。
気が付いたときには
かなり過ぎてしまっていたので
しかたなくご挨拶はまた後ほど
という事にさせていただき、
当初予定通り、
東南植物楽園に直行しました。
昨夜からどうもこのカ-ナビ君、
問題児のようです。




ようやく着きました。
東南植物楽園。
カ-トのような乗り物で園内を周遊します。
その後、あちらこちらで植物達と写真撮影。
とにかく広いです。
台湾や広州にいるような気分です。

空も次第に青空が戻ってきて、
寒さもすこし緩んできました。
ヤッパリ沖縄っていいですね(^^)。









沖縄フル-ツらんど♪

東南植物楽園を出てふたたび高速に乗り、
終点まで北上してから名護市を通過。
奥に入ると、名護パイナップルパ-クの
ひとつ先に見えてきたのが、
沖縄フル-ツらんど。
名護パイナップルパ-クは昨年寄ったし、
沖縄フル-ツランドは雨天でもぬれない
屋内タイプということもあり、
今回はこちらにしました。

入ると、フル-ツが沢山
売っているというよりは、
南国フル-ツの木が植えてある場所でした。
ドラゴンフル-ツはまるで
月下美人の実のような姿です。
残念ながらまだ食べ時ではありません。
一度熟した状態を見てみたいものです。

施設の中で目玉が2つあります。
ひとつが蝶の館。
もうひとつが鳥の館です。


蝶の館に入ると沢山の白い大きな蝶が
はらはらと宙を舞うように飛んでいます。
この蝶は近づいても逃げません。
だから簡単に蝶と一緒の写真が撮れます。
記念になりますよ。


鳥の館ではキ-キ-と、
うるさい鳴き声が響いています。
泣き声の方向を見ると、
南国の虹色の鳥がすぐ近くにいます。

ちょうど昼になったので、
海鮮料理などいただきました。




沖縄フル-ツランドで食べた
海鮮昼食の刺身が中途半端な解凍。
それもあり、試食三昧の
名護パイナップルパ-クにも行きたいとのこと。
場所はすぐ隣です。
大抵のところへは無料で入れる
チケット付きのツア-なので割安です。

行くとなつかしのパイナップル像がある正面玄関。
記念撮影を駐車場係りの人にたのみ、
早速中へ入りました。
今回は団体行動ではないので、無人モ-タカ-トに
乗ることが出来ました。
園内を無人で走行する優れものです。
その後、パイナップルなどの試食三昧。
実家へお土産配達も頼みました。
沖縄から北海道まで、いくつ送っても約1000¥
の郵送料だからありがたいです。
しかもここのケ-キはとってもおいしいのです。



海中展望塔♪

名護湾から下に下りて
高速のインタ-(許田)の近くにある
ブセナ海中公園に立ち寄りました。
ここでグラスボ-ト=
(底がガラスで海中の魚が見える船)
に乗るためです。
ところが到着して係員に話を聞くと、
「今日は風が強いので
船酔いになるかもしれませんよ」とのこと。
仕方がないので、その代わりに、
海中展望塔に行きました。
それは海の中に突っ立っていて、そこから
螺旋階段で海底に下りていけるそうです。



海中展望塔は海の中に立っているので、
そこまで、海上の狭い橋を
100mほど歩いて行きます。
海は確かに白波が立っていました。
でも空も海も青く、さわやかでした。
写真は、海岸からかなり歩いた場所です。
もうすぐ展望塔です。


下に下りると、丸い窓から
約3Mほど海面より下の世界を
しばらく味わいました。
いろんなお魚達が、波浪に体を任せて
ゆらゆら揺れていました。
熱帯魚のような魚も細長い魚も
色々いて、水族館とはまた違った趣です。

しばらく過ごしてから螺旋階段を
登ってふたたび海上を歩いていたら、
右手にグラスボ-トが漂っていました。
ほとんど人は乗っていませんでした。
帰りにボ-トに乗った人に会いましたので
聴いてみましたら、結構揺れたそうです。

これから西海岸を恩納村までひた走ります。
目指すはなんと「お菓子御殿」(^^)。




沖縄の変成岩♪





恩納村の海岸。
お菓子御殿では紅芋タルトやちんすこうなど、
沖縄銘菓を試食三昧した後で、
その裏の海岸に下りてみました。
綺麗な海です。
そこに砂の中から顔を出している
大きな岩は石灰岩ではありません。




緑色千枚岩と緑色片岩の中間のような石です。
どちらかと言えば千枚岩でしょう。
これは、泥岩や砂岩が熱や圧力を受けた、
いわゆる低温高圧型の広域変成岩です。
圧力によって鉱物が一定方向に配列されるため、
はがれやすい片理が発達しています。
調べてみると、ここは名護層という地質帯で、
約1億年前の岩石だそうです。
そのころ、海溝に沈んだ岩石が地底深くで
受けた圧力が岩を変質させたわけです。
四国の中央構造線のような場所なんですね。
沖縄の背骨のような地質帯で、
石垣島にもあるようです。
四国の中央構造線の緑色片岩もそうなんですが、
どうして海溝の中に沈んで変成した岩石が、
その後熱変成を受けずに地上に出戻っているのか?
実は未だに明確な答えは出ていないようです。
ここにも地球ロマンがありますね。



サンマリ-ナのハイビスカス♪


そういえば、去年泊まったホテル
「リザンシ-パ-ク谷茶ベイ」に
時間調整をかねて
立ち寄ってみることに成りました。
そこのプライベ-トビ-チが
大変美しかったからです。
ホテルに着くと、
残念ながら中には入れません。
しかたがないので、
その隣の「サンマリ-ナホテル」の
プライベ-トビ-チに立ち寄りました。
去年リザンジ-のプライベ-トビ-チから
見えた灯台のあるところです。
こちらも海の色がすばらしい。
嬉しくなってしまいます。


そこに咲いていたハイビスカスの花です。
さすが沖縄!冬とは思えませんね(^^)。
なおさら嬉しくなってしまいます。


万座毛♪



万座毛は、隆起した石灰岩台地で、
上面の平坦な部分に生えている芝を
「毛」というそうです。

沖縄の昔の将軍が、
「万人が座するに足る芝だ」といったことから
名づけられたとネットではかかれていました。
でも私達が見て感嘆するのは芝ではなくて、
波が砕け散る石灰岩の断崖絶壁の方です。
まるで桂林の象鼻山のような形。
多分この台地の中にも、
未発見の鍾乳洞が隠れているはずです。

前を歩いていた広島から来た人達も、
もう何度も沖縄へ来ているとか、
本当にリピ-タ-が多い沖縄です。
何回も写真を撮っていただきました。




万座毛から見た、キノコ岩です。




北谷町のサンセットビ-チ♪

すみません、2/6にアップしたものを
ダブって出してました。
・・・・・・・
万座毛のあと、さらに下って、
読谷村(よみたんそん)、
嘉手納町(かでなちょう)を過ぎ、
予定通り夕方、
北谷町(ちゃたんちょう)に到着。
ここでサンセットビ-チからの
日没を眺めるのが目的です。
残念ながら少し雲が多く、
日没は観賞できませんでしたが、
雲の間からこぼれる夕日で、
金色に輝く海に見とれました。
・・・・
気づくとタイムスリップしてました。





サンセットの次はサンライズ♪


サンセットビ-チのあと、
アメリカ駐留軍の人達が良く立ち寄るという
アメリカンビレッジに行きました。
少しアメリカンな雰囲気に浸りました。

その後、ナビがまた不調で、
自力で次のホテルへ向かったのですが、
山越えで、かなり時間がかかりました。
慣れない土地の夜の道は難しいです。

おなかが減っていたので奮発して、
鉄板焼きステ-キ眼の前デモのレストランで
たらふくコ-スをいただきました。
その後、たどり着いたホテルは
思いのほか立派で驚きました。
冒頭の写真は、
その翌朝、レストランから見た朝日です。
このホテルは沖縄市にあり、
東海岸側なのでサンライズが見えます。
島ならではですね♪
月曜日は有給休暇、
有難うございます(^^)。



世界遺産、勝連城跡♪

最終日1/26は、東海岸をすこし眺めてから
南下の予定です。最初は勝連城跡。
平安座島に渡る海中道路へ行く途中にあります。

世界遺産のグスク(城)は、
首里城、中城、今帰仁城など、
いくつもあります。
そのひとつ、勝連城は、
とってもひっそりと建っていました。
これが世界遺産かと驚きました。
まるで放置されているかのようです。

でも、その城壁だけが残る
小高い城跡の最上部に上ってみると、
周りの海まで遠く見通せる
すばらしい景観に感動しました。

城主のアマワリが生きていた15世紀、
既に琉球はほぼ統一され、
勝連城が最後まで抵抗していました。
王権を奪取すべく首里城を攻めたのですが
力遠く及ばず滅んだそうです。
「国破れて山河在り」。
「つわものどもの夢の跡」。
物語がわかってみると、
王にたてついた城跡、
何も飾っていなくて、
ひっそりが似合っているのかも。
沖縄県立博物館よりも、
歴史を実感できました。
やっぱり旅っていいですね。






地球ロマンの欠片♪

勝連城近辺は、
「化石が僕を呼んでいる」という本によれば、
新第三紀の珊瑚や貝化石が採れるようです。
勝連城の城壁を注意深く眺めていると、
ありました~♪

貝化石
珊瑚石灰岩城壁に埋もれた貝化石です。

さんご化石
これは珊瑚化石そのものです。
確か一番上に上がった所の踏み石でした。


地球ロマンの欠片、

アマワリの見果てぬ夢、

そしてどこまでも続く青い空・・・。



海中道路を走る♪

勝連城跡を後にして、向かうは海中道路。
本島と平安座島を結ぶ海中道路は
海を埋め立てて出来ている全長4.7kmの道路です。
途中、斜張橋もわたり、海の駅で休憩しました。
車を背景に写真を撮ってから折り返しました。
両側が海なので、なかなか爽快です。


写真は、途中の斜張橋です。
勝連城跡の上からも海中道路が見えます。




鍾乳洞の上に出来た施設♪


沖縄ワ-ルドという大きな観光施設が
沖縄南部にあります。
海中道路から折り返し、高速道路を経て
そこへ向かいました。
最初に鍾乳洞「玉泉洞」があるので入りました。
入ると、長い長い、
ずいぶん長い地底の距離を歩きました。


ツララのようです。
もっと細い針が天井からびっしり
ぶら下がっている場所もありました。


ここは、石灰岩の池のような形。
トルコのパムッカレや山口県の秋芳洞にもありますね。

最後にエスカレ-タで地上に出ると、
なんと沖縄ワ-ルドの一番奥まで来ていました。
ちょうど沖縄ワ-ルドは、この鍾乳洞の真上に作られた
施設であることがわかりました。
調べると、日本の鍾乳洞でも十指に入る総延長があります。
私の家から近いところでは福島県の
「あぶくま洞」が有名ですが、もっと長いです。


沖縄戦がよみがえる♪




沖縄ワ-ルドのあと、沖縄南部を通過して、
レンタカ-を返しに空港近くまで行きます。
その途中、時間調整で、
平和祈念公園に立ち寄りました。
広大な場所で、平和の礎や摩文

沖縄は太平洋戦争末期の
最大の戦場となりました。
カミカゼ特攻隊で2000名を越える命が
敵艦めがけて散りました。

パレステイナとイスラエルの戦争が
つい先日までニュ-スをにぎわしていました。
自爆攻撃を続けるハマス率いるパレステイナ。
その報復という名の過剰攻撃を続けるユダヤ。
半世紀ちょっと前には、
そんな忌まわしい戦争が
この日本で繰り広げられていたのです。

沖縄戦 です。

何故人間は血を流して、
命を掛けて戦うのでしょうか?
この映像を見て考えて見ましょう。
不快な場面もありますのでご注意ください。



沖縄、深い歴史と自然と素敵な人々の島です。
また何度も行きたいです。


2010.01.03~






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