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◆バリ島満喫

日本と並ぶ火山列島インドネシア。
人口2億の殆どがイスラム教ですが、
バリ島だけはなぜか大半がヒンズ-教。
その基層には仏教の影も色濃く残り、
海空リゾ-トにとどまらない
奥深い独自の世界を垣間見てきました。


幸運のエコジェット三度♪

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夏休み8/6初日から向かうのは、
五月連休で予定がひざの故障でキャンセル大損となった、
バリ島・ジャワ島のリベンジです。
成田apでまたまたみかけました、幸運のエコジェット♪
いい旅になりそうな予感です。
新型インフルに注意して、
空港の混雑場所ではマスクなどしてみましたが、
ほかにもしているのは、すこしだけでした。
でも用心に越したことはありません。
旅行中に発熱はたいへんな事態になります。



ガル-ダ=神の鳥に乗って♪


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向かうはバリ島南部のデンパサ-ル空港。
約7時間のやや長い空の旅です。
ガル-ダ・インドネシア航空による空の旅です。
初めての南半球です。
時差はわずか1時間、ついたらまず夕食をとらなければ。

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ちょっと食事がさびしいかな?JALなどに比較すると。

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そろそろ着陸態勢です。かなり降下してきました。
想像ですが、手前がバトゥ-ル山、
奥がアグン山ではないでしょうか。
アグン山は3000M以上の標高です。
成層火山で、日本の富士山のようにご神体だそうです。
バトゥ-ル山の近くには行く予定です。

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デンパサ-ル国際空港に着陸です。
日本のように、飛行機から直接トンネル道をとおって
ビルに入るのではなくて、タラップを降りて、
自分の足で滑走路を歩きます。
思ったよりも暑くなく、さわやかです。
5月からの念願、バリ島にとうとう着きました!
神の鳥=ガル-ダに乗って着ました。

PS:
後日知りましたが、ガル-ダ・インドネシア航空は、
死亡事故率では300社中200社以下の成績で、
あまり乗りたくないですね。食事もレベルが低かったし、
モニタ-も各座席についていないし。
よいのは、JALよりも早くバリ島に着くという事です。



砂浜での夕食♪

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レストランといっても・・・
砂浜にテ-ブルがおかれ、
潮騒とレゴンダンスと、
ギタ-弾き語り演奏サ-ビスで気分は最高です。
こういうお店が浜に沿って、ずっと続いています。

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こんな感じでギタ-演奏があります。
リクエストすれば日本の歌でもアメリカの歌でも、
韓国の歌でもやってくれます。

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レゴン・ダンスです。宮中舞踊ですね。
タイランドの踊りに似ていますし、
どこか琉球舞踊にも似ているような・・・、
異国情緒たっぷりです。

(その後、バリ島の楽器を弾く機会があって、
鉄琴のような楽器なので、音階がわかるんです。
結論は「ドレファソラド」なんですよね。
ミとシがないので、どこか変な感じもします。
でも「蛍の光」はちゃんと奏でられるんです。
音楽をやる人ならすぐにわかりますよね。)

話はそれましたが、夕食の中身は、
え~となんだったかな?
コ-スのように一まとめのメニュ-があったので、
それをいただきました。
ご飯に、焼いた海老や、魚、肉の燻製、野菜ス-プ、
ハマグリもあったな~
納豆や豆腐もあったような。
写真撮り忘れてました。
正直言うと、それほどおいしいわけではなかったですが、
アジアに多い、きつい香辛料や香菜がなく、
しょうゆべ-スのような味なので、
ベトナムやタイよりははるかに口に合いました。
とにかく間近で潮騒を聞きながらの食事って最高!


ホテル日航バリ・リゾ-ト&スパ♪

夕食後ホテルに到着。
場所は比較的新しく開発された
リゾ-トホテルの多い、ヌサドアです。
そのはずれにあるここ日航バリリz-ト&スパは
とても大きくて、すばらしいリゾ-トホテルです。

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朝、ベランダから光が漏れてきます。

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きれいな朝日が差しています。

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ここは五階、下を見ると、南国ム-ド満点!♪




ヒンズ-のお供え♪

さて、朝食バイキングをすませて、
早速お出かけ。
といってもパックツア-で、
私達2名に一人の現地ガイドさんと運転手がつきます。

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税所はこういうお店に立ち寄ります。
ここはチェルク村。バリ銀細工で有名だそうです。
中では、店員と相棒の両方から攻撃を受け、
たじたじとなりながらも、財布の紐はガ-ドしました。
シルバ-だけならそうでもないんですが、
宝石つきとなるとね。
私の好きなガ-ネットなどもあって、危うかったです。

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お店の前の道路には、ヒンズ-教のお供えがおいてありました。
毎日お供えを作るそうです。
車の運転席の前にもおいてありました。
花をお供えするっていいですね。



バリヒンズ-の本家=プサキ寺院♪

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キンタマ-ニ高原へ行く途中です。
ちょっと名前がへんてこですが(^^;;;。
棚田が美しいですね。

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プサキ寺院です。
バリ島のヒンズ-教総本山の大寺院です。
バリ島では聖なる山といわれるアグン山のふもとにあります。
アグン山は3000m級の成層火山で、
たいへん美しい山です。この火は残念ながら
曇っていて見えませんでした。

階段の先にある門のような形は「割れ門」といいます。
独特な形で美しいですね。
ここは、服装制限が厳しくて、サロンとよばれる腰巻を
巻いて参拝しなければなりません。
これがなかなか素的な柄で、
現地人になったかのような雰囲気があります。
忘れると、レンタルできます。


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階段の上から見た光景です。
いろんなお寺が集合しているようです。
屋根の形など、不思議なおとぎの世界に
迷い込んだかのようです。
バリア-トのひとつのル-ツかもしれません。


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階段を上ったところで写真をと思い、
眼の前にいた人に頼んだら、
写真を撮ってから、お金が請求されました。何と有料(^^;;;。
うかつに現地人にはたのめないですね~(^^;;;。
私達は旅先ではそこここの人に写真撮影を頼むのですが、
これは初めてでした。


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いま階段を上ってくる人たちは、
観光客ではなさそうです。






バトゥ-ルの絶景♪


バリ島地図です。ご参考までにご覧ください。
バリ島の上にボルネオ島があり、
その上にフィリピン諸島があり、
この地図では見えませんが、
さらにその上に台湾があって、
沖縄、九州、本州があるわけです。

ホテルはヌサドア地区にあります。一番下の方です。
そこから、やや北部に位置するキンタマ-ニ高原=
バトゥ-ル湖の周辺へ行きました。
標高1000mちょっとでしょうか。
ここは円形のバトゥ-ルカルデラであり、
その一部がバトゥ-ル湖となっています。
外輪山の一部がバトゥ-ル山になっています。
ちょうど阿寒湖と雄阿寒岳や雌阿寒岳のような関係です。
高原のせいで、やや涼しい風を感じます。

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レストランからみました。
左側がバトゥ-ル湖です。
別名キンタマ-ニ湖ともいうようですが、
声に出して読むと大笑いです。

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右側がバトゥ-ル山です。
このあたりは高原野菜が栽培されていて、
かつてはカルデラ内部に農村があったそうですが、
バトゥ-ル山のお怒り(=噴火)に触れ、
何度か焼け出されたそうです。
バリ島では山は神聖、海は邪悪です。
なかなかの眺めでした。
頭の中で左の写真と右の写真を合体させて見てください。

地球科学的に言うと、
巨大なインド・オ-ストラリアプレ-トが、
インドネシアを構成するスマトラ島、ジャワ島、
バリ島などの下にもぐりこんでおり、
北に押し付けています。
インドがアジアを押し付けているのと同じです。
そのプレ-トが沈み込んだ内部でマグマを形成し、
それが上昇して火山列を作っています。だから、
その火山列に沿って島が出来ているわけです。
バリ島の北部の山々もみんなそうです。
日本でいえば、太平洋プレ-トと奥羽山脈の関係ですね。
とすれば、
バトゥ-ル湖は十和田湖のようなものでしょうか。



高原ランチ♪

キンタマ-ニ高原のレストランでランチです。

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バイキングで、好きなものをというのですが、
どうもあまり好きなものが見当たらないというか。
昨日いただいたものによく似たものばかりのように見えます。


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インドネシア風イチャ-ハン=ナシゴレンは有名だそうで、
日本人の口にも合います。
バリ風焼きそばもまあまあです。
串刺しの干し肉はどうも・・・
フル-ツはおいしいです。

相棒は問題なかったのですが、
私はこのあと、夕食後からでしょうか、
消化不良のような、下痢ではないのですが、
腹痛があり、2日ほど不調なままでした。
去年の四国で、かつおのたたきを食べ過ぎて
不調になったのを思い出しました。
でも今回は食べすぎではありません(^^;;;。
多分、干し肉や貝類などの消化不良。
もしくは胆嚢結石の影響かも。
旅行は食べ慣れないものをいれるので、
おなかに無理がかかることが多いようです。



バリ・コ-ヒ-♪


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バリ・コ-ヒ-を飲みました。
バリ島の特産品の一つで、胡椒でも入っているかのような、
やや苦味のあるコーヒーです。
コーヒーの粉末をカップに入れてお湯を注ぎ、
よくかき混ぜた後でそのまましばらく置いて、
澱が沈んでから上澄みを飲むわけです。

特に、ここではキンタマ-ニ・コ-ヒ-と呼ばれる
おいしいコ-ヒ-が採れるそうです。
そういえば、お土産でもらったのですが、
帰国後、まだ飲んでいないなあ。


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バリ島の民族ア-トの代表。
よく日本でもアジアン民芸店にありますが、
こうしてお店のあちらこちらにあると、
「バリに来たなあ」と、
感慨深いものがあります(^^)。





湧き水の寺院♪

バトウ-ル山とバリ観光の中心であるウブドとの
中間地点にあるヒンズ-教のティルタ・エンプル寺院です。
湧き水寺院という意味だそうです。
そのとおりで、大量の湧き水が滾々と湧き出ています。
日本で言えば、忍野八海(おしのはっかい)に
お寺がくっついているというイメ-ジです。
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ドリアンとよく似た果実です。
大きいです。

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この3つの屋根(祭壇)の下には、ヒンズ-教の神である、
ブラフマ-、シバ、ビシュヌが祭られています。
シバ神は、ヒンドゥー教の3最高神の一柱。
創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌに対して、
彼は破壊を司るといわれ、なぜか一番えらい神様なのです。
だから中央に位置します。
これって、ひょっとして火山を聖なる神として
ヒンズ-以前よりあがめてきたバリ人には
整合的なのかもしれませんね。

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ここは沐浴場です。
隣の場所から湧き出た湧き水
(忍野八海の湧き水と同じ様で、たいへん澄んでいます)
を導いていますので、きれいですが、冷たそうです。
左から順に浴びるそうです。
インドのガンジス河で見るような風景です。
特にこの寺院は水の神様の寺院だそうで、
その沐浴場は神に浸る=神と合一するような
歓喜感があるのでしょうか。





謎の物体リンガ・ヨニ♪

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お寺の中に鎮座していたこの物体。
いったい何かと聞いたら、
これこそご神体、リンガ・ヨニですとのこと。
そこで、これをネットで説明しているサイトから引用。
----------------------------
インドの宗教と神話には、当たり前のように、男女の神々が現在まで国民の宗教活動の対象になっている。それに対して、西洋の神は一人の「父神」であり、「母神」はいない。そのために、性は宗教の中からは排除され人間の社会でもタブー視されるようになってしまった。インドでは「男○」の意味の「リンガム」や女性の「外○部」の意味の「ヨニ」は崇拝の中心になる。現在インドでは多くの神々の中で一番人気のあるシバ神の神殿の聖なる場所で神体として「リンガム」が拝められている、その近くには必ず女性の本源シャクテイの象徴「ヨニ」が一緒に信者の崇拝を受けている。西洋の世界では、「リンガム」や「ヨ二」のような物を神とすること、または、神と関係あることは、タブー以上に冒涜になる。シバ神と奥さんパルバティ神の性交は理想的な愛の表現であり、パルバティ神は若いインド人女性たちの憧れの的である。
-------------------------------

もうひとつ、引用
-------------------------------
ヒンドゥー教のシヴァの寺院では、上の姿ではなく神体としてシヴァリンガがシンボルとして安置されており、それが礼拝の対象になっている。シヴァリンガは、リンガとヨーニの2つの部分からなり、内側が受け皿状の円形または方形のテーブルの横に油が流れ出る腕が付いているヨーニの中心部に、リンガと呼ばれる先の丸い円柱が立っている。
ヨーニは女性器の象徴で、リンガは男性器の象徴であり、性交した状態を示す。ただし、我々は性交しているシヴァを女性器の内側から見ている形になっている。これは、シヴァ神が女性と性交をして現われたのがこの世界で、それが我々の住んでいる世界という意味になっている。
--------------------------------
面白いですね。
私も、これを読んで思い出しました。
手持ちのNHKブックス
「色と形の深層心理」岩井寛さんの著作です。
ありました。リンガ・ヨニ。
石好きの皆さんであれば、
ミネラルフェアなどでインドの石屋さんのところに、
シバリンガムと呼ばれる棒状の石があります。
それが、アレだとは全く知りませんでした。
ヒンズ-教、ますます深くて面白いです。
観念的なキリスト教よりもずっと現実的で人間的ですね。
名画「2001年宇宙の旅」にでてくる、モノリス。
これも、実はリンガだったりして。




狛犬じゃないけど♪

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寺院で狛犬のように鎮座していた像です。
ガイドさんに似ているといったら、
ガイドさん大笑い。私達も釣られて大笑い(^^)。
実際似てました(^^)。
バリ島に悪人はいないといわれますが、
本当に素敵なところです。




未完成テ-マパ-ク=GWK♪

QWKに到着です。
朝からプサキ寺院経由でキンタマ-ニ高原で昼食、
湧き水寺院を経て、夕方、南部のここQWKへきました。
この後はウルワツ寺院でケチャックダンスを見るばかりです。


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聖鳥ガル-ダの像です。

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ヴィシュヌ神の立像です。
手の部分は別の場所にありました。とにかく大きい。

QWK(ゲイ ウェイ カー)は、
Garuda Wisnu Kencana の略で、
Garuda=ガル-ダ=聖鳥の名前、
Wisnu=ヴィシュヌ=水の神様の名前、
Kencana=ケンチャナ=乗り物という意味だそうです。
デンパサ-ル空港から15分の立地です。
石灰岩台地をくりぬいたかのような風景です。
夕日が大変まぶしくて、
目を細めながら写真を撮ってもらいました。
写真は石灰岩から掘り出した巨大な石像です。
本当に大きいです。
でもまだ未完成。ここは何と日本からの援助金が
かなり投入されているそうです。
もともとインドネシアは日本から
たくさんの政府援助が昔から実施されており、
そのためもあって、日本とはいい関係を保っています。
デヴィ夫人の影響も少しはあるかもしれませんが(笑)。




ウルワツ寺院の「猿と夕暮」♪

車の渋滞で時間がかかり、ようやく着きました。
バリの6大寺院のひとつ。ウルワツ寺院。
バリ島最南端の突端。70mもの断崖絶壁に、
インド洋のうねりが打ち寄せています。
ここは昔、バリヒンズー聖者の瞑想の場でした。
その地に9世紀ごろ石灰岩で寺院が建立されました。

でもその有名な寺院を眺める時間はすでになく、
ケチャックダンスの会場へ
人ごみを掻き分け、急ぎ向かいました。
その途中、ガイドさんから、猿が人の持ち物を持ち去り、
髪の毛を引っ張り、とにかく悪さをするので
要注意といわれました。



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この猿が悪い猿です。

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陰になってわかりにくいのですが、
たった今、その猿が誰かの帽子か何かを盗ろうとしています。
本当に危ないです。
私達はかばんを抱きかかえて早足でその場を過ぎました。

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ウルワツ寺院は海に落ちる夕日が世界的に有名。
すでにダンスの会場に来ていたので、
その席からようやくとらえた小さな夕日です。
ほかの観光客も皆カメラを出していました。
ズ-ムしたのでぼけてますが、心眼で見てください(^^;;;。


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もっとズ-ムしてみました。
バリ島の夕日です。南半球の夕日です。
そう思うと、なんだか感動的な気分になりました。

それでは、これから
ケチャック・ダンス(ケチャ・ダンス)が始まります。





ケチャック・ダンスの夜は更けて♪


ケチャックダンスは、古来の厄病払いの呪術的な舞踊が
現代的に作り直されたもので、
「ラーマーヤナ物語」を取り入れた舞踊劇です。
上半身裸の数十人の男達が円陣を組む中でダンスが行われます。
物語は、悪魔の大王ラワナに捕われたシ-タ姫を、
ラーマ王子と猿軍とで助け、ラワナ軍に決戦を挑むというもの。
円陣の男達の「♪チャッチャッチャッ、
チャカチャ・チャカチャ・チャカチャ、
チャカチャカチャカ・チャカチャカチャカ・・・」
という、3種類の猿の声をあらわす合唱が
和音のように響いて独特の世界を作り出しています。

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いろんな国から来ていますね、白人が結構多いように見えます。

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いつの間にか、真っ暗になりました。

ケチャックダンスのユ-チュ-ブです。
写真ではなかなか伝わらない音とダンスの動きを見てください。

ラ-マ-ヤナ物語は、今から2000年以上前に
書かれたといわれる古代の大叙事詩であり、
アジア全域の文化に深い影響を与えたといわれます。
たとえば、孫悟空はラ-マ-ヤナにでてくる
空飛ぶ猿の英雄「ハヌマ-ン」がル-ツでは?といわれます。
日本の桃太郎も、古い時代のスト-リ-は、
このラ-マ-ヤナに似ているといわれます。
ちなみに、桃太郎の鳥=きじがラ-マ-ヤナにおけるガル-ダ、
猿が上記のハヌマ-ンですね。
なんだかいろんな話がつながってくるようで、
わくわくします。




バリ島で腹痛?♪

ケチャックダンス鑑賞の後、
ジンバランの浜辺でロブスタ-料理。

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ここでも、昨夜と同じように演奏が聞けました。
というか、なんだか昨夜の場所の隣のよう(^^;;。

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でてきたものは、
これがロブスタ-料理?
昨夜とソックリです?
まあ昨夜はメニュ-から私達が適当に選んだのですが。
そのせいかどうかはわかりませんが、
おなかの具合がどうもよくありません。
水に当たったような感じはなく、下痢はありません。
おなかが痛いのです。消化不良なのかな?
干し肉がよくなかったのでしょうか?
魚介類が悪いのでしょうか?
相棒は大丈夫でした。
とにかく、料理のパ-ツは昨夜も、昼食も、今晩も
殆ど変わらないように見えます。


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朝目覚めると、すばらしい朝日。

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このホテルのやしの木は10m以上の巨木です。
でもまだおなかは不調のまま・・・。
去年の四国旅行を思い出しました。
あの時も、途中からおなかが不調になりました。
あの時はおそらくかつおのたたきの食べすぎというか、
一緒にあった生にんにくを食べ過ぎたため
だったような気がしています。





バロンダンス♪


バリ島の舞踊劇=バロンダンスを朝から鑑賞しました。
田舎の劇場のような場所で毎日興行しているようです。

物語の内容はあまりよくわからなかったのですが、
要旨をかいつまんでまとめますと、
聖獣バロンと魔女ランダの対立をモチーフにしています。
聖獣バロンが人間の善の面をあらわし、
魔女ランダが人間の悪の面をあらわしています。

人間には善と悪の面があって、
その二つが常に戦っているというのが
物語の意味することのようです。
というと、
これは生身の人間本来の姿なのかもしれませんね。
で、この戦いは尽きることなく
永遠に続いていくというのです。
なるほど~~深いものがあります。

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私が特に印象深かったのは、
2番目の聖獣バロンの姿です。
この姿もそうですが、その動きが、
日本の獅子舞にソックリなのです。
ちょっと調べてみると、
バリヒンズ-のル-ツはインドです。
実は日本の獅子舞のル-ツもインドからと言われています。
その流れの支流は中国やチベットや東南アジアへも。
なんだか底辺がつながっていそうですね。

劇が終わってから、舞台に上がり、
バロンとともに記念写真を撮りました。
その後、トイレに行きました。
ま~だおなかが不調です。




芸術的な凧(たこ)♪

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車窓から発見。
何かと思ったら、凧(カイト)です。
バリ島らしい凧ですね。




ライステラス=棚田in BALI♪


初めて見る風景ですが、
なんとなく、懐かしいような気分に浸ってしまいます。
安らぎのある風景です。
一期の収穫後、水を張り、
これから二期目の田植えに入る段階のようです。


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バリ島の稲作は、相当むかしから営まれていたらしく、
白米のほかに赤米、黒米、陸稲なども作っているとか。
小麦に比べて、簡単に食用にでき、
(脱穀、精米後に炊けばよい)
しかも大変おいしいので、
世界のどの民族でも、米をいちど得た民族は
二度とそれを手放さないといわれます。
ここバリ島でもそれは例外ではなく、
こんな山間部でも、狭い棚田を耕作し、
もう二千年も米を作り続けてきたのですね。
今でもバリ島の主要産業は農業です。

バリ島だけではありません。
日本でも、中国でも、フィリピンでも、ベトナムでも、
世界中にこの棚田があり、人を育んで着ました。
そういう世界中の棚田が、最近、人手不足、機構変動などで、
耕作放棄地が増えて、あちこちで痛んでいるそうです。

鳩山首相が-25%などとぶち上げると、
おいおい大丈夫?と気になりますが、
こういう風景がこのままでは失われてしまうと思うと、
なんとかしないとと、思ってしまいます。




アルマ美術館♪


アルマ美術館は、
アグン・ライ・ミュデウム・オブ・ア-トの略です。
ウブドゥ南部の田園の中に造られた
バリ島の芸術、芸能をコレクションした設備です。
アグン・ライ氏のプライベートコレクションを中心に、
インドネシア人やバリ人と関係のあった外国人の
絵画が並んでいます。なかなかの一級品が並んでいました。
広々とした敷地内は美しい庭園となっており、
その中に展示をするための建物があります。
庭園も広く、芸術的で、居心地がたいへんよかったです。

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三猿in BALI♪


アルマ美術館で見つけました。
「見ざる、聞かざる、言わざる」です。

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英語では、Three wise monkeys です。

という事は、

そうです。

実はこの三猿、世界中にあるようです。

何も日本の東照宮が起源ではありません。

ひょっとしたらバリ島にきた方が古いのかも。

文化は国境を越えるという典型例として

知られているようです。

でもどこがル-ツなのかは

未だにわかっていないようです。

古代エジプトから、シルクロードを経て

アジアに来たことは間違いないようですが。

面白いですね~~(^^)。






バリ島の竹細工と闘鶏♪

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バリ島の有名な工芸品には籐細工(ラタン)が有名。
でも、島内に多く生えている竹を使った竹細工もあります。
この竹で編んだ籠に中には鶏がいます。
聞いてきると、なんと闘鶏用のにわとりなんだとか。

そこでちょっとググッテ見ました。
--------------
バリ島の伝統文化の儀式の中に
闘鶏(コックファイティング)と言うものがある
手塩に育てた鶏の足にナイフを糸で巻きつけ戦わせる
どちらが勝つかをかけると言うもの。

人間の目に見えない悪霊たちを静める為に
血が必要だからセレモニーのときのみ
政府が許可をしているそうだ。
そして誰かが亡くなってバリニーズカレンダーで
しかるべき日取りが計算され喪が明けると
闘鶏をする習慣がある。
-------------
なんだかおとなしいバリ人には
似つかわしくない血なまぐさい行為ですね。
まるでいけにえのようです。
足につけられたナイフで片方は死んでしまいます。
それを解体して食べるそうです。
悪霊とは、人間の心の奥に住んでいる
魑魅魍魎のことなのでしょうか。
この闘鶏にはお金がかけられ、
女人禁制なんだとか。
バリの裏面を見た思いです。




奇遇な出会い~ビラ・ビンタン♪

バリ島の芸術の都とも言うべき中心地、
ウブドの近くで日本食のランチをいただきました。
なんだか普通の家庭食が出てきました。
不調だった私のおなかにはちょうど優しくて、
ぼちぼち食べていると、
どこかで見たような初老のおっちゃんが
隣で食べていました。日本人のようです。
そのうち話しかけてきて、思い出しました。
こちらから聞いてみました。
「HPにでていませんか?」
答えは「はい」。

なんと、私達がバリ島に来る前に、
ネットで調べていたときに見たHPに、
日本から移住して来たと一日を紹介されていた方でした。


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ここが一日2500¥で部屋を借りれるそうです。
名前はビラ・ビンタン。
フリ-での滞在には好都合です。
それにしてもびっくり。
ひょっとしたらガイドさんと
調整済みなのかとも想像しましたが、
向こうから宣伝してきたわけではないので、
やはり奇遇なのでしょう。



これがバリ島に行く前に見たサイト です。

この中に映っている家と上の写真は同じですね。
なおビンタンは星という意味です。






モンキ-フォ-レスト=猿達の森♪

ウブドにあるモンキ-フォ-レストです。
中に入ると、たくさんの観光客と猿達が混在という感じ。
中には、いかにもボス猿や子供連れもいて、
社会があることがわかります。
えさはモンキ-バナナなどが豊富にあるので、
殆ど悪さはしないようです。


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これがボスです。





バリ島の鉄琴=ガムラン♪

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青銅の鍵盤と竹の共鳴筒を持つ鉄琴の一種です。
本当はガムランは他の楽器も含めた呼び方だそうです。

右手に持った木製のバチ(パングル)でたたき、
次の音を鳴らすのと同時に直前に叩いた鍵盤を
左手で挟んで響きが混ざらないようにするんだそうです。
音階は、実際にたたいてみると、
「ドレファソラド」でした。

青銅の青は「錫=すず」です。
バリ島でもインドネシアでも殆ど採れません。
隣国マレ-シアは「すず」の漂砂鉱床で有名。
青銅器文化もこの音楽も楽器も、
マレ-シア経由で入ってきたのかもです。
聞くと、青銅独特の軽い金属音と、
笛がないのがちょっと違いますが、
日本のお祭りの音色につながる感じが少しあって不思議です。
おんなじフレ-ズを何度も繰り返すのでBGM的ですね。

観客もたくさんいたのですが、ず-ず-しく、
この前に立ってガムランを背景に写真を撮りました。




宮廷料理とレゴンダンス♪

宮廷料理というので期待していたのですが、
待っていると、女性が10人ほど並んで、
踊るのかと思ってみていたら、
手に何か持って、こちらに進んできました。
そうです。料理を運んできたのです。
さすが宮廷気分です。

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でも中身は、なんとなくこれまで何度もいただいた
料理とさほど変わらないような(^^;;;。
決してまずくはないのですが、
不調なおなかは拒絶反応をしていました。
でも運んでいただいた女性全員といっしょに
写真を撮ったのは記念になりました。
背の低いきれいな女性が多いです。


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レゴンダンスを見ながらの食事も宮廷気分です。
レゴンダンスは、貴族の儀礼のために奉納される宮廷舞踊。
19世紀に王様が、瞑想中に見た天女の舞を再現したのが
レゴンダンスの始まりだといわれています。
1時間以上見ていました。

首を左右に平行移動する様は少し滑稽です。
手首を直角に折り曲げ、指をそらす姿など、
タイの踊りに似ています。

これで3日が終わりです。
明日は本来ジャワ島へ移動ですが、
バリ島にもう一日延泊としたので、
明日はユックリ、バリフリ-タイム♪




癒しのプルメリア♪


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南国の花といえば、
これまではブ-ゲンビレアやハイビスカスが
南国の花の代表だと思っていましたが、
ここバリ島では、プルメリアが代表的な花となっています。

別名「テンプルツリ-」、「フランジバニ」とも言われ、
バリ島では「ジュブン」とも言います。
バスタブでこの花を浮かべたり、
石灰岩を容器にして、この花を浮かべてあります。
まるで造花のように、シンプルですが美しい。
この花を見ると心が癒されます。
香りもなかなかよいです。

我が家で以前咲いていた夾竹桃に似ていると思い、
帰国してから調べてみると、やはりそうでした。
ガイドさんは毒はないとおっしゃっていましたが、
この木の乳汁には夾竹桃と同じく毒があるようです。

《この花の基本情報》
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キョウチクトウ科 常緑小高木、落葉低木
原産地 熱帯アメリカ(中米)
高さ 3~8メートル前後
花期 5~10月(熱帯ではほぼ四季咲き)
花色 白、白で中心部が黄色のもの、黄色、オレンジ、ピンク
ラオスの国花
西インド諸島・メキシコから南の中米が原産地。
ハワイでレイ(首にかける花輪)に使われる。
インドでは墓地や寺院に多く見られ、
熱帯地域では街路樹などに使われるポピュラーな花木。
----だそうです。



フリ-タイムインホテル日航バリリゾ-ト&スパ♪


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朝食バイキングです。
外で食べるとすごく気持ちがよいです。

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正面ゲ-トです。
ブ-ゲンビレアに包まれています。

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花々が咲き乱れています。

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この花はプルメリア。
きれいで、香りのよい花です。
次はこの花について書きます。
それにしても広大なホテル内を散歩するだけでも楽しい。




キャメル・ライディング♪


らくだ乗り=キャメル・ライディングに挑戦しました。
ホテルで飼っている「らくだ」だそうです。

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ホテルを横目に乗り場へ向かいました。
2人で30分コ-スにしました。
1時間コ-スもあったのですが、
日差しが強いので30分としました。


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この前のへこみに座って、取っ手につかまります。
立ち上がるときと、しゃがむときがちょっと驚きです。
しっかりつかんでいる必要があります。
あとは、ゆれますがすぐに慣れます。

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二頭が紐でつながっており、先頭(私が乗っている方)を
人間が引っ張っています。
もう一人ついていますので、
その人にデジカメを渡して写真を撮っていただきました。
なかなかうまく撮影していただき、
今その写真はPCの背景になっています。
その後デジカメを手渡ししてもらい、
自分でも動画や静止画を撮ってみましたが、
ゆれるのでうまくいきません。
でもらくだの上から取ったことがわかるでしょう。
日本でも鳥取砂丘などで乗れるようですが、私は初体験。
なかなかご機嫌でした。




天国に一番近い島♪


らくだのあとは、ユックリ、ゆったり。
ビ-チサイドとプ-ルサイドで長いすに
バスタオルを敷いてねっころがりました。
これが最高によかったです。

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水着になったのですが、私はプ-ルには入らず、
アイスを食べて寝転がっていました。
相棒はプ-ルに入ったり、
ビ-チで遊んだりしていました。
まさに天国ですね。








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