|
カテゴリ:カテゴリ未分類
風が強くなり始めた午後のこと
2階の廊下の窓からふと外を見ると、一匹の茶色い犬が目に入った。 田んぼのあぜ道を歩きながら、脇を流れている水路から 何かをくわえてまた歩き出した。 明らかに子どもを産んでいる犬だとわかる。 その犬を見ながら数日前に犬の散歩中に出会ったOさんのことを 思い出した。 Oさんも犬の散歩に来ていたのだけれど、 このOさん宅には捨て犬が住み着いているのだ。 その話を聞いたのは、1年位前だったかな? このOさん、捨て犬に餌をあげていたのだけれど、 周囲から苦情が来るのと、他所で子どもを産むため 「餌をあげてはいけないと分かった。保健所に捕獲してもらうことに 決めた」と仰っていたのだけれど、 Oさん以外にも餌を与えている人がいて、 結局捕獲檻には入らなかったそうで、そのまま Oさん宅の物置で寝泊りしているのだそう。 そして、今現在もどこかで産んでいるとのことだったので、 その犬かな?と思ったわけです。 Oさんが仰るには、年に2回産むそうで、 去年初めてOさん宅にいる捨て犬のことを聞いた時は、 それまでに産まれた子犬を全部譲渡したという話と 産まれたばかりの子犬を全部保健所に持っていってもらった という話だった。 思うに、その時々で 譲渡したり、保健所に持っていってもらっているようだ。 数日前に話した時は、前回産んだ時は子犬を連れて来たそうで、 その時も保健所に檻をおいてもらったとのこと。その時の子犬は 気性の荒い子犬は檻で捕まえ、性格のいい子犬は譲渡したのだそう。 そのような話を聞いていて、 最初から餌を与えたりせずに保健所に捕獲依頼をすればよかったのに と私は思う。あるいは、今となっては庭にいることを容認しているのだから 何とか工夫して捕まえ、きちんと飼えばいいのにと思う。 Oさんは、母犬の方は捕まらないし、すでに一匹飼っているので、 これ以上飼えないとおっしゃるのだけれど、人間側が自らが飼えるか否かで 判断していかないと、結局犠牲になる数も増えてしまうという悪しき例だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 22:22:52
コメント(0) | コメントを書く |