ほんのことば☆「10代からのマネー図鑑」
世界的出版社ペンギンランダムハウスの子会社である英国のDK社から出版されたジュニア向け図書図鑑の日本語版です。
子どもだけでなく、大人にも見応えのあるビジュアル本です。
お金のしくみをわかりやすく著すだけでなく、経済学者や作家らのことばをページ随所にちりばめており、お金にまつわるヒントが見え隠れしているようです。
男性経済学者のことばが多い中、女性の経済学者らも取り上げられています。
◆ベアトリス・ウェッブ
夫と共にイギリスの二大政党のひとつ労働党設立に尽力した。
◆マリリン・ウォリング
著書「新フェミニスト経済学」はフェミニスト経済学の道しるべとなった。
◆クリスティーヌ・ラガルド
フランスの経済・財務・産業大臣を経たのち、2011年から2017年時点
までIMF専務理事。
引用されたことばのうち、たとえば、いくつかの印象的なキーワードをご紹介しましょう。きっと、読む人それぞれに響くことばが見つかるはずです。
◆スティーブ・ジョブズ
アップルの共同創業者
~人生でもっとも好きなことをやるのに、お金はかからない。
だれもがもっているもっとも貴重な資源は時間なのだから。
◆ウォーレン・バフェット
米国の経営者、投資家
~きょう、だれかが木陰に座れるのは、ずっと昔に誰かが木を植えたからだ
◆エリザベス・ウォーレン
法律学者。マサチューセッツ州上院議員。民主党。
大学院で講義していた科目は「破産学」。
~年金は賃金の後払いにすぎない。
10代からのマネー図鑑 [ マーカス・ウィークス ]