昨日はまんのう町の現場に寄った後、高速を西に飛ばして西条市に向かいました。
ちょっとした手直しだったのですが、ずっと雨が続いて延び延びになっていました。
3時半に手直しを終えて、帰路につくのですが・・・
ここ西条市は石鎚山からの豊富な流れがあり、水の都と呼ばれていて、同じ瀬戸内にありながら私の住んでいる地域のような渇水騒ぎとは無縁の地域。
国道11号を南に外れて高知方面に向かいます。 僅か30分ほどで、四国一長いトンネルを抜けると高知県嶺北地方。
そうあの早明浦ダムがある吉野川の最上流域です。
ここから四国山地をくねくねといろんな方向に曲がりながら四国の一番東にある徳島まで流れていく大河です。
トンネルを抜けて40分程でこれまたニュースでいつも映される旧大川村役場。
この付近はダム湖の中でも上流の方になるのですが、ごらんのとおり普段は影も形も見えない建物が、完全に見えていて、わずかに水が流れているだけでした。
写真上は早明浦ダムの上流、中は旧大川村役場、下は堰堤付近。
貯水率がゼロになったとはいえまだこれだけの水は残っています。
いろいろ水利権があって、水道等への水がゼロになってもダムの水自体がゼロになったわけではありません。
発電用の水は今年は手を付けずに渇水に備えていたそうで、その分を水道などに配分をすることで、放流が継続されていて、まだしばらく断水にはならずにすみそうです。
先週は全国で大きな被害がでるような大雨が降ったのですが、この地域ではほんのお湿り程度しか降ってなく、渇水は深刻になっています。
なんとか節水をして凌いでいるうちに天の恵みがくることを信じつつダムを後にしました
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