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カテゴリ:木まぐれ社長ブログ
先日TVで面白い特集をやっていた。「ニッポンのミカタ」という番組で、その日のテーマは「価値は自分で作れ!?」というもの。
自分流カスタマイズでいろいろなものを手作りする女子が急増中なのだという。その背景には、お金に余裕がない若者でも、お金をかけずに自分をアピールできるというのがポイントのようだ。時はソーシャルメディアの時代、ツィッターやフェイスブックでコストパフォーマンスのいいアピールができるという時代背景もそれを後押ししている。情報発信して「いいね!」と共感を呼べる仕組みがハートをくすぐるらしい。 我々はカムホーム族と呼んでいるが、雑誌カムホームの特集も女子のDIYを意識した特集が多い。ありがたいことに、ちょくちょく足場板を取り上げてもらえるので、こんなボロクタの足場板が意外にも女性に大人気だ。 番組では「DIY女子部」なるものが紹介されていた。楽しく、かわいく、美しくをモットーに、様々なものを自分の手で作って価値のあるものにする女性だけの集まりである。 彼女たちの印象的なメッセージを紹介しよう。 「DIYなら売っているものを、自分の好みに作り替えて、よりハッピーになれる気がしますね。」 「一言でDIYと言っても色んなものがあると思うんですけども、あれこれ試行錯誤して考えながら、実際に作業して時間をかけてやるっていうところで、価値っていうものが新たに付加されていると思います。」 一方、古い物件をリーズナブルに再生する女子を「おうちガール」と呼ぶらしく、これまたおしゃれでセンスのいい女子のトレンドとなっているようだ。彼女らは自ら作り上げたプロ顔負けのおうちを前に、「普通に住んだら古くて汚い部屋なのを自分にあった価値を部屋に付ける。その過程がものスゴく快感です。」と嬉しそうに話す。 こちらはお金の有る無しではなく、手作りで愛着ある私だけの空間を作りあげることが価値で、「見て!見て!!」と人に自慢することでその思いは昇華される。 「価値は自分で作れ」、その価値はこの数年で変化してきているように思う。加えて一年前の大震災によって拍車がかかった。日本人のDNAともいうべき工夫という価値、自ら動き作るというムーブメントも案外女性がリード役になりそうな気がしてならない。 これは先日の土曜日に WOODPRO Shop & Cafe で行われたものづくりセミナーでのひとコマ。やはり主役は圧倒的に女性である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.06 14:36:57
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