カテゴリ:ベンチャー起業家の仕事日記
病院への飛び込み営業をしていますが、大体、飛び込む病院の規模
を決めています。 入院するためのベッドの数が20床から300床ぐらいまでの病院です。 この数字に細かな理由はないのですが、単純に300床を超えると、 病院の外観がデカイと感じるからです。 病院の規模が大きくなるとどうなるか?ですが、当然、医療経営の コンサルティングをするのにパワーがいります。 ちなみに、僕達の会社、医療経営のコンサルティングがメインでは なく、ソフトウェア開発&販売がメインの事業です。 だから、あまり、大きな病院に行って、仕事を取ってくるわけにも いきません。まぁ~、行ったとしても、なかなか契約は取れないと は思いますがね。 ベンチャー企業の場合、ヒト、モノ、カネ、すべてにおいて不足し ています。あるのは自分達の情熱だけだというところも多いかと思 います。僕達の会社もそう。 経営資源(ヒト・モノ・カネ)が限られているからこそ、どこに経 営資源を投下するかが大切になってくるのです。 限られた経営資源で勝負していくには、お客様を区別していくこと が大切です。ターゲットを小さく絞り込めば、それだけ他社の競争 に勝ちやすくなりますからね。 お客様を業界で区別し、規模で区別し、地域で区別し、そこでナン バー1を狙う!これが、ベンチャー企業、立ち上げ時期の勝ち残る ための戦略でしょうね。 ―本日の学び―――――――――――――――――――――――― 絞り込んだ分野で勝負することでトップになれる環境を作ろう! ―――――――――――――――――――――――――――――― 経営で役立つブログのリンク集(ランキング)です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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病院って大きく三種類に分かれ
一つは、医者が一人で、看護婦一人の個人医院 これは、気楽でそこそこの生活安定がある。 一つは、入院施設無しで看護婦・事務員が約10人程度の医院。この規模の患者を扱うのが一番利益がでるように思う。 そして、300床の病院。 で、この間に相応な利益の取れる病院って少ないとおもう。 概ね、税金と借金と給与の支払いに追われる感覚で医院長は仕事をしているんじゃないのかな。 300床の部分を読みながらなんとなく。 (2004年10月16日 08時07分46秒)
pooh-tontonさんへ
おはようございます。 おっしゃるとおり、300床前後の中小病院は利益率が低くてあえいでいます。 収入も保険の診療報酬で決まるので、なかなか収益改善が難しいんですよね。 これから、ますます、中小病院の経営環境は厳しくなるものと思われます。 (2004年10月16日 09時14分23秒)
BOKU笑太郎さん、こんばんは!
病院においても「絞り込んだ分野で勝負することでトップになれる環境」を考えています。 選択と集中、まず捨てる分野を考えています。 うちの病院だと、介護保険分野には進出せず、拡大戦略を採らないことです。 スマップの歌ではありませんが、ナンバー1よりオンリーワンを目指しています。(この疾患ならあの病院と言われるような・・・) 第4次医療法改正で、1床当たりの面積が増えました。うちの病院も病床数は変わらないのに、面積は2倍に増えました。(病室面積は1.5倍) 概観は300床の病院に見えるかも知れません。 何かの本で読んだのですが、150床程度が一番経営効率が良いらしいです。 (2004年10月17日 18時08分27秒)
病院事務長さんへ
コメントありがとうございます。 150床ぐらいが一番経営効率がいいとは知りませんでした。 最近では100~200床ぐらいの病院の存在意義が問われているという話なら聞いたことがあるんですけどね。 経営効率のよい病院というのは、得意分野に特化されているのでしょうね。 (2004年10月18日 09時25分52秒) |