カテゴリ:考えること
最近観ている春ドラマレビュー。 ☆9ボーダー 川口春奈さん扮する七苗たち三姉妹の会話劇が楽しい。それぞれの性格や指向が衣装にも現れている。 七苗は仕事に打ち込みながらも、様々な社会的な不自由さに思い悩む29歳。 架空の恋人からのプレゼントとして左手薬指に付け替えたリングはブシュロンのキャトル。 三姉妹でのやり取り中に投げ捨てるシーンは印象的だった。 経済的にも自立している女性が惹かれるのが、記憶喪失の穏やかな男性。謎が多いので、これからの展開にも期待。 個人的には、幼なじみの陽太が「おとうさんといっしょ」出身の木戸大聖くんなので注目してる。 ☆アンメット 杉咲花さんがとにかくナチュラルで魅力的!1日で記憶を喪失するという後遺症を抱えながら、前向きに生きる姿を好演してる。話題にもなったそばかすも御本人の言う通り、魅力だと思う。 若葉竜也さんも自然体の演技で、他ドラマとは一線を画している作品。 ミステリー要素もありつつ、原作未読なので今後にも期待! 井浦新さんや岡山天音さんなど、好きな俳優さんも多く出ていて嬉しい。 人間の多面性についても考えさせられる。 ☆光る君へ のちの紫式部フォーカスを当てた大河ドラマ。 ファンタジー要素と史実が合わさっていて、とても楽しい。 制作の裏エピソードを伺ったこともあり、一層楽しめていると感じる。ウイカ少納言のしたり顔に笑ったり。 石山寺が思わぬ形で登場すると聞いていたけれど、納得! ドラマとあわせて本を読んでみたり、百人一首を見てみたり。 百人一首には清少納言、紫式部、清少納言の父、藤原道綱母など、大河ドラマの登場人物の歌がたくさんある。 第17回では、「忘れじの〜」の一首が道隆の妻の貴子さん作として出てきてビックリ。 儀同三司母って貴子さんだったのか、と。 道隆の最期と清少納言と斎信のシーンが今回の個人的ハイライト。 ☆虎に翼 朝ドラ。米津さんの「さよーなら!またいつか」もとても良い。 伊藤沙莉さんのハスキーボイスも心地よく、テンポもよく、おもしろいドラマ。 女性の権利のない時代に「はて?」と疑問を投げかけ、道を切り拓いていく寅子が小気味いい。 お兄ちゃんの「俺には分かる!」も毎度ながら笑えて、みんなそれぞれキャラクターが際立ってる。 大学のメンバーもみんなそれぞれ抱えながら頑張っていて、一緒に闘っているような気分にさせてくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.01 21:00:09
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