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テーマ:着物がダイスキ♪(2100)
カテゴリ:KIMONO* LIFE
ふ~、とにかく今日は心身共に疲れ果てました。
その理由はといいますと、今日は無料着付け教室が主催する着物セミナー。 セミナー会場は、いつもの教室とは別の場所で、とあるビルの1室。 私達数名は着付けの先生と、教室の社員さんに連れられて会場へ。 中に入ると豪華絢爛、何十本もの帯が並んでいます。 京都にある老舗帯メーカーさんが、たくさんの帯を持って来てくれていました。 入り口で靴を脱いで入るところなんて、まるで呉服屋さんのようです。 まずは部屋の中をひと回り、「うわ~、すてき~、きれいね~、すご~い」等の声。 今までに見たこともないような、数々の素敵な帯(あたりまえです、今まで着物に全く興味なかったんですから) まずはメーカーの女性社員がざっと説明をして下さいました。 続いて、帯のセミナーが始まります。 先生はメーカーの男性で、一見さわやかな好青年風のお方(以後若さんと勝手に呼びます) あと取りなのかな~?歌舞伎界にもいそうな感じ。モテそう。 セミナーの方は自社のお話や、帯の格について、帯の生産工程等など、興味深いものばかりでした。 ナント、機織り体験までさせて頂きました。 その後、ン、百万円もする帯を広げて1点1点説明してくれました。 若さんの話も架橋に入ろうとしたその時、絶妙なタイミングでメーカーの社長登場! 社長は50過ぎくらいで、とても気さくでユーモアがあり、話し上手な男性です(以後勝手に旦那はんと呼びます) いや~、何だかドラマの“女系家族”を思い浮かべてしまいます。 旦那さんは森本レオ?ということは、若さんは娘婿? 米倉涼子はどこ~? …残然ながら米倉涼子はいませんでした。 へへ、裏では色々あるのかな? さてさて、セミナーは若さんから旦那はんにバトンタッチ! いや~、しゃべるしゃべる良くしゃべる。 確かに聞いていておもしろいし、興味深い、でもそろそろお腹がすいてきました。 12時半を回った頃にやっとランチタイム。 用意していただいたのは、いかにもデパ地下で買いましたと言う感じの(と言っていた)、京都のお店のお上品なお弁当とお吸い物。 これは前もって1000円を支払っていました。 食事をすませると、ちゃっちゃとテーブルは片付けられ、その代わりに大きな姿見が運び込まれてきました。 すると、 旦那はん:「さー、コーディネートのお勉強をしまひょか、皆さん好きな帯を、1つか2つ選んでおいてな~。」 中々決まらない方には、「お見立てしまひょか?」と優しく声をかけていました。 各自好きな帯を選ぶと、次はそれに会わせて無地の着物に見立てた反物をチョイス。 着物の上に帯をのせて見ていると、 旦那はん:「ほなあ、帯締めと帯揚げも合わせてみまひょか~」と言いつつもさり気なく、お値段の割引率の説明。 確かに安い、メーカー直売価格。 が、しかし高い、とても買えません。 するとそこからがもう大~変! 旦那はん、若さん、着付けの先生、着付け教室の社員、そしてメーカーの女性社員、しかもさっきまでいなかった社員まで登場。 そこで一言旦那はん:「ほしかったら言ってな~。相談にのるヨ~。」 (上手すぎるよ旦那はん!) そして、かわるがわるに「いかがですか~、あら素敵、あらお似合い、一生物よ~、何にでも合わせられるわ~、安いですよ~」等など。 フと気が付くと1人の女性が鏡の前で、何やらいろいろと合わせられています。 着物の反物を上手~く巻き付け、着物にみたて、その上に帯、帯締、帯揚げのトータルコーディネート。 うわ~コレだけはされたくない、これをされたらもうおしまいだ~。 と、思うや否や、その女性はお買い上げ~!!ナント別注の草履まで。 多分百万いったと思う。え~いいの~!? でもその女性はご満悦!! 回りを見ると次から次へと、草履やバッグをお買い上げ~! 本当に気に入ったのか、もう逃れられないと思いこのへんで手を打ったのか? 気付くとまだ買ってないのは、私を入れて2人だけ。 実は私1つ気に入った帯があるんです。 仕立て代を入れ、割引いてもらっても約30万。 この中では決して高くはない。 すると先生、若さん、旦那はんに女性社員、次から次へと、PUSHの嵐。どうだどうだと、凄まじい攻撃。 確かに良い、ほしい!! すると旦那はん:「10回払いまでなら、金利はうちらで負担いたします~。」と計算機片手に迫ってきます。 あ~、どうしようほしいな~、でも~…。 私の性格の特徴の中に *押しに弱い、イヤと言えない *その気になり易い *財布の紐が緩い(性格?) 等この場においては、マイナスな要素が多々ある。 とにかく、ピ~ンチ!速くこの場から立ち去りたい!! ただただ、考えるのはそればかり。 疲れた、疲労困憊とはこのことですね。 長くなってしまいましたゴメンナサイ。 さてさてこの後どうなったかは、後程かきたいと思います。 だって、思い出すだけでも疲れて来るから。 ここに出て来る京都弁は京ことば変換コンバータ まいどおおきに!を参考にさせていただいています。 人気blog ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/27 12:07:05 AM
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