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カテゴリ:漫画
赤髪の白雪姫(第1巻) 赤髪の白雪姫(第2巻) (コミック)赤髪の白雪姫/あきづき空太 それが珍しいからと 生まれ育った国タンバルンの王子に用意されたのは愛妾の座 拒否する形で国を出て隣国の森に辿り着き そこで出会い力をかしてくれたのが クラリネス王国第二王子のゼンだった 「LaLaDX」で1話だけ読んだら凄く面白かった作品です。 楽天ブックスに第1巻の在庫がないのでひょうたん書店のリンクも張ってあります(一番下のテキストリンク)。 LaLaDX9月号で一話だけ読んで、白雪の無欲で、真っ直ぐ前向きで勇気もあり自由なキャラに惹かれて買いました。 面白い! この世界、はまる…。 あきづき空太さん初の単行本なのですね。 私の処に届いた第1巻は第2刷でしたが、奥付を見たら第1刷2007年12月10日、第2刷12月30日と僅か20日後に増刷されたほどの人気だったのだと分かります。 先に気になる点だけ書いてしまいますと、まずこれが読み切りが連載化された作品だという事。 本来一話で完結した話を続き物にするにあたり最終回までの構想がきちんと練られているのかは気になります。 それと「何故赤い髪が珍しい」のか第1話時点でその背景をきちんと描かずどこか曖昧な点が目立ちます。 白雪が山や森の中で薬草を探したり…という事で読み始め初期のドラクエのようなRPGの「やくそう>つかう>じぶん」みたいな物を連想してしまったのですが(笑)、この違和感は第4話の宮廷薬剤師の試験を描いた回でなくなりました。 基本的にはものすごく面白いです。 あきづきさんの漫画家としてのキャリアが短いからか(デビューが2003年)、全体的な完成度は低めですがストーリーテラーとしての実力はかなりあります。 第1巻の巻末にはララDX平成15年7月号掲載の「八月の四季彩」が採録されてます。 『赤髪の白雪姫』第1話より3年前の作品ですが色盲の男の子に色を「言葉」で伝えるという難しいテーマが巧く描けてます。 第2巻には「LaLaDX」平成19年11月号~平成20年5月号掲載の第5話~第8話と「LaLa」平成15年4月号掲載の読み切り「僕らをつないで」が採録されてます。 第2巻最大の見所は砦の兵達の治療で無理をしてしまう白雪の第7話ではないでしょうか。 そして第8話の、ゼンの兄である第一王子の登場、白雪にとってゼンは「王子」なのか「友人」なのか、またゼンにとって白雪はなんなのかお互いに改めて自分の中で整理しようとする部分にときめかされます。 透明ブックカバーはこのサイズ 透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆ 透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆ 【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有
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