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ブラジルと日本の時差は12時間あるので、リオオリンピックのテレビ中継を主に夜から明け方まで見ている方が多いかと思います。
その際に扇風機やエアコンなど冷房をつけている場合もあるのではないかと。 空調メーカーのダイキン工業が行ったアンケートによると約7割が【 エアコンはつけっぱなしにしたほうがこまめに切るより安い】と答えています。 この事はエアコンはつけっぱなしのほうが電気代が安くなるという、いわゆるエアコン神話からそう思っている方が多いというのを明確にしていますが実際にはどうだろう?というのを同社は実験を。 基本的にエアコンの消費電力は運転を開始した直後が大きく設定温度に到達後は消費電力が小さくなり、運転開始直後の室内温度と設定温度の差が大きいと電力をより消費します。 この事から【 こまめに入り切りすると電気代がかかるのでつけっぱなしのほうがよい】というエアコン神話が生まれたのかもしれません。 大阪市内の築10年南向きマンション2部屋を使って実験を。 最初の実験は朝9時から夜11時につけっぱなしにしたエアコンと30分間隔で入り切りを繰り返しをしたエアコンの消費電力を比較したところ、朝9~夜6時の時間帯であればエアコンをつけっぱなしにしたほうが消費電力が少ないという結果が。 次に1日の生活スケジュールを想定して朝9時から夜11時の時間帯に実験。 今度は定期的な入り切りでなく買い物や散歩などといった外出のタイミングで入り切りを。 つけっぱなしにしたエアコンと外出の際にOFFにしたエアコンの消費電力を比較するとつけっぱなしのほうが1日の消費電力が大きくなったという結果に。 今回の実験の条件下では「日中は35分までの外出」「夜は18分までの外出」であればエアコンつけっぱなしのほうが消費電力が少なくなり電気代も安くなるという事が実証されましたが、今回の実験ではこまめに入り切りした部屋のほうが湿度が高く快適性に差が生じたそうです。 かといってつけっぱなしだと体温が下がって体調をくずしてしまうエアコン病にもなりかねませんから状況に応じてつけっぱなし・こまめに入り切り・窓を開けての換気の入れ換えなどを使い分ける工夫が必要とされますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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