第59回 東京都公立学校美術展覧会へ行ってきました。
ウチの真ちゃんが出展しているということなので・・。
急遽上野の東京都美術館まで。
先日の記事で恐竜のいる美術館と載せましたが、間違いでそれは国立科学博物館。
上野って博物館・美術館が沢山あるって知りませんでした・・・
2月13日~19日までなので金曜日までです。 |
こちらが真ちゃんの作品
橋を通る機関車
・・・・鯨?
上出来なのか・芸術なのかよくわかりません・・・・
ビックリドッキリを期待しすぎ?
2年生ならこんなものなのでしょうか??? |
| こちらが八王子市のコーナー
他の方のブログやHPで今回の美術展の画像を沢山拝見するのですが、みんな○○区で、八王子って写っていないんですよねえ・・・
八王子はこんな感じでした。
八王子の小学校の立体のコーナー |
| こちらは八王子の絵のコーナー
立体ではないのですが、画材によってはざらざら・重ね塗り・ビーズなどをつけている作品もあります。 |
八王子は学校数もすごく多いのですが、周りの学校はほとんど出展が無かったです。
真ちゃんが上がる予定の中学校は出展あり。
こういうのって、先生の考え方とか、所属とかそういう流れもあるのかもしれないけど、せっかくなら出したほうがいいと思いました。学校の様子もわかるし特色もわかると思う。よその学校はこんなことをやっているとかって知りたいし。
それを考えたら、本当に良かった。
ウチの小学校は1年0かな 2年7人くらい 3年~6年3人か4人くらいの出展だったと思います。立体コーナーはほとんどウチの学校です。 |
| 他の学区です
立体が壁を埋めています。 |
| 今回 特に目に付いたのが足立区と江戸川区
足立区の場合は区でがんばっているようで、それぞれの個性はあまり目立ちませんが(ちいさいから)、共同制作という感じ。それはそれで楽しい。
足立区は他に、全員で作ったような立体もありました。
江戸川区は全体的に力作ぞろいです。
この学区すごいな~ と思うと、江戸川区。
立体・家庭・絵ともに、目を引く。
1人1人が非常にランクが高く感じました。 |
| 小学校 書写
皆、上手です・・・というか
書写についてはよくわかりません。
あいだみつお 風な書写もいいと思うけどないし、
誰かの真似ができればいいのか、バランスがよければいいのか謎です。
だから、一番目をひくイラスト入り書写は新鮮だった。
これも・・江戸川区なんですよね・・・
江戸川区ってすごい・・・。 |
| 小学校 技術 家庭科
個人的にすごくがっくりな感じがしました。
というのも、図工分野ではあれだけいろいろな創造性にとんだ作品が多いのに対し、家庭科は言われるがまま縫っただけというものが多い。
中でも、キットを使ってつくり、そのまま工夫無く展示しているものも多かったので、作品がダブっているわけです。他校と。
これじゃいかん!
小学校家庭科。もっと工夫をこらすべき。と思いました。
フエルトの人形やパペット 子供のおもちゃ ソファーなどのデザイン 絞り染めなどはアイディアあふれていたんですけどね。
エプロンだって、キットを使っても、その後縁取りをするとか、レースつけるとかいくらでも工夫はできると思うんです。
家庭科といえば一番初めにすることがエプロン作りだからしょうがないのかもしれませんが、自分に子供ができて、または自分で活用するのにはやはりカバン、バック、幼稚園用品、子供向けおもちゃなどが絶対大事だと思うので、そういう分野も家庭科でやればいいのにな と思いました。
もちろん素敵な作品も多かったです。 |
小学校の分野の感想
学校の先生もかなり悩みに悩んで出品したものではないかと思います。
それくらいの力作良いとこ取りという作品が多かった。
隣で台東区の小中作品展がやっていたのですが、そちらも見学しましたが、こちらの見学後だったせいなのか、どれもが同じに感じてしまって・・・ごめんなさい。
それくらい、一般の作品展ではない圧巻差がありました。
ただ、高学年でも幼稚園で作るお買い物ごっこのような手作り品もあって、それに対し売り物のように欲しくなるような作品もあり学校によって差があることを非常に感じました。
天然の素材、1枚の板から作り上げるような作品に対し、キットを使っている学校もあり、その辺も考え方に差が出るのではないかと思った。
今は教材でいろいろでているが、小学生であればあまりキットなどを使わず、粘土から、木から、画用紙からと作り上げていくという、想像力を鍛えて欲しいなと思いました。
これは幼稚園などでも言えるのですが、先生の手作りも無しで、キットばかり使う園と材料を家庭で使用しなくなった紙パックなどから集めて作る幼稚園と・・・ですね。
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| ここからは都立の高校です。
高校ともなれば、大人とほぼ同じですからね。
同じ事をするにしても、今までの経験などを生かした作品です。
こちらは都立若葉総合高等学校さんの作品。
どこにでもある本 それのカバーの制作。
こうやって作るんだなあ・・・というのもあるのですが、やはりデザインですよね。
つい手に取りたくなる。
そういうものを作れるところがすごい。 |
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| こちらも若葉高校
作品というよりも、「ひとつのもの」として存在価値がありますよね。
すごいなあ・・・ |
| 都立芸術高校さんの作品
すごいんですよ・・・
高校で???
ってくらいすばらしい絵です。 |
高校の感想
芸術系、美術系に進みたいのであれば、ぜひ参考にして欲しいような作品展でした。
総合感想
結局2時間ぐらい、のんびり見て回りました。
何度も振り返る作品とかもあるんですよね。
中でもブラシと網を使うスパッタリングは幻想的できれい。
(私もこの技法で書いたキャッツアイのレコードジャケットを市の展覧会に選ばれたことがある。大変だけど仕上がりはきれいです。)
こういう作品展って、上野だけでなく、多摩の方でもぜひやって欲しいと思います。上野は遠い。
子供の作品って活気つくし、エネルギーの源にもなる。
これからも学校の先生に期待したいと思いました。
今回は、ウチの学校の場合、出展している保護者にしか通知が無かったのですが、誰が出ているとかなしでも、通知ってあったほうがいいと思った。
作品展自体の存在を知らなかったので。
今回ウチが選ばれたのも、本当に不思議で、本人も不思議がっていましたが、一生懸命何か語るつもりで作ったのであろうし、褒めてこれからも意欲を出して欲しいなと思いました。 |