W-SHINCHAN

幼稚園・保育園等ではたいてい、ハンドタオルを使用する。
３年間で絵柄は薄くなり、
柄は幼児向けなのでたいていの人は小学校では使用しない。

幼稚園のタオルも、賛否両論というか、
使い捨てではじめから100円で済ませてしまう人もいれば
ほとんどの人は、子供の好きなキャラクターなどのタオルを300～500円前後で購入する事が多い。
３年間大事に使うと、ぼろくても思い入れがあると思います。

それらタオルは　最後に窓拭き等に使って処分してしまう事が多いですが、
薄くてもキャラクターと、幼児時代の思い出が詰まったタオルなんですよね。

我が家は　ボロボロ　カリカリタオルになっても使うことが多いのですが、
今回はそれらを思い切ってリメイクする事にしました。

※タオルリメイクというものが、流行っていますが、
それは新しいタオルをリメイク（カバーやよだれかけなど）であって、
今回は　他人から見れば雑巾の様なタオルを有効化させるリメイクです。

しかも！！！
これ、けっこう子供たちに喜ばれるんですよ！！！
使った親もなんかうれしいですしね。

で、こんかい　ドン　と作ったのがこちら。

今回は色々な種類・サイズのタオルをリメイクしました。

雑巾の行方は　学校や、普段雑巾を使っている人にあげる　などですが、
普段白い雑巾を使っている人は、意外とうれしいのです。
（子供が学期初めにもって行く雑巾とは別に学校等に寄贈します。
雑巾はけっこう使うそうで喜ばれます。）

過去に記事にもしましたが、柄の雑巾って　パワーがあって
掃除のやる気が出るんですよ！！！
雑巾を大切に使おうとも思います！！！

今回は作り方共に紹介します。


リメイク雑巾の作り方
★材料★
古い雑巾。今回はキャラクター重視
キャラクターがついていたら
フェイスタオル　ハンドタオル　バスタオル　ラップタオル等何でもＯＫです。
ループがついていたら外さないで利用できます。（引っかける為のヒモ）

糸。
色は自由。わざわざ雑巾にあわせる事もありません。
余った下糸を上糸にして、上下違う糸にしてもＯＫ。
できれば６０番　５０番以上の太い糸のほうが切れにくいかと思います。

ミシン。
雑巾が縫えるもの。
１万円前後のミシンは雑巾を縫うことで、釜がずれてしまい壊れてしまう可能性があります。
安いミシンの場合は厚縫いを避けてください。
３万円を越えれば大丈夫だと思いますが、こればっかりはなんともいえません。
普段から段差に弱いミシンは避けます。

手縫いももちろんＯＫ！
端は強めに縫った方がよいです。


今回はこんなかんじでした！！


★ラップタオル★
一番雑巾として適しているものは「プール・スイミングのタオル」です。
ラップタオルとも言いますが、
拭く事を意識しているタオルなので、
両面ループなので、ゴシゴシ拭くのに適しています。

今回は３枚のラップタオルを雑巾化しました。
こちらは、１０年くらい使用？のクレヨンしんちゃん。
これでスイミングに行くのはやめてほしいくらいのボロボロなんです。
キャラクターを重視で、雑巾型にカットします。
ひまわり、しんのすけ、シロでとり、他に２枚分取れました。全部で５枚。

上のほうがしわしわですがそのまま活用。

１上のゴム部分をほどきます。
　端にハサミをいれ、
　鉛筆等を間にいれ一気に裂くように上部分の縫い付けをほどきます。
　（これくらいではタオル自体は破れません）

２ゴムは抜いて、折しろ部分もそのまま使います。（折しろ＝折られていた部分）

３両サイドは↓ペンチではさむとボタンが簡単に取れます。
　１のようにほどくと、生地が広がります。


４キャラクターにあわせたり、総柄でしたら　端から雑巾サイズ+縫い代１センチくらいでかっとします。
　ミシンが段差に弱いのでしたら縫いしろ分を少し多くとると、縫いやすいかもしれません。

※端はなるべく利用します！
　端はほつれないように処理されているものが多く、
　そのまま端を活用すると、縫い代無しでぬえます。

５縫う　
　裏返しにして、袋を縫うように縫うのですが、
　端が利用できる場合は、裏返しが無いように縫います。
　私は乾きやすいようにあまりたくさんミシンを要れず、
　四角とバツ　だけで終わらせています。
　端があるものはど真ん中でもう一縫い
※あまり常識的なことにとらわれず、好きに縫ってＯＫ！



他に、トトロ、ミッフィバスタオルも十年近く使っているので処分。
生地の端の部分を雑巾のど真ん中で継ぎます。
上から縫うだけ。↓左のトトロの白い部分。

一見きれいめなタオル。実は糸は飛び出し、肌触りは最悪。

キャラクターパワーってそうなんです。
もし、無地のみのタオルだったら　ぼろく感じます。


★バスタオル★
こちらは　ラップになっていないバスタオル
ポケモンです。
実は。。。　まだ　ぼろくない（充分ぼろいともいえるが）ので普通に使えるんですけど、
我が家でバスタオルはあまり使わないので、今回雑巾化に。
柄をうまくカットし、５キャラクター分です。生地あまりなし。



★中途半端に大きいタオル★
そこそこ使ったボロ。
ミスドで頂いたもので。雑巾化。
キャラクターにあわせ２枚分です。



★フェイスタオル★
フェイスタオルは使用が激しいので本当にボロボロが多いのです。

一般的なフェイスタオルのサイズだと、
１枚と、オマケサイズ（ミニぞうきん）ができます。

オマケサイズが不要でしたら
２枚のフェイスタオルで３枚の雑巾が作れます。

↑こちらは、普通サイズと小サイズの雑巾

↓こちらは普通サイズのみ。つぎはぎで作っています。

↑松坂くんなのですね～。捨てられないっしょ・・。


★マフラータオル★
安上がりなのか　最近プレゼント品なので配布されるものは
このサイズが多いです。

ぶっちゃけ　使いにくいサイズ。
真夏にでも首にぶら下げるならいいかもしれませんが
しかし、雑巾には最適サイズでした。

端はほどきます。両端で10ｃｍくらい大きくなります。

↓このサイズであれば
上下はそのまま縫い、左右はど真ん中で、端部分をうまく利用すれば縫えます。

雑巾の枚数はフェイスサイズと同じです。

コジマタオルはなかなか可愛いかも～。
なので、ミニサイズも作りました。



★ハンドタオル★
一番多いのがこのサイズです。
端をほどけば１枚分作れます。
せっかくなので、可愛いキャラクターがでるようにあわせます。



しかし、ハンドタオルも、破れるくらい使ったものだと、
端が破れている事もあるので
その場合は他のタオルとくっつけます。

お気に入りのソニックのタオルです。
たぶん20年くらい使ったかもしれない・・・。
雑巾にしても、譲れないなあ・・・。




★おまけ・お気に入りタオルたち★
セサミストリートいっぱい！！
セサミプレイス（セサミストリートの遊園地？っぽいもの）
によく行ったので、セサミのタオルがたくさんある。
もうビンテージ雑巾といえるほどの使いっぷりだが、
これを雑巾化して、我が家のガーデニングで使おうと思います。




★リメイクぞうきん困ったら・・・★

★雑巾に穴が空いていた場合

上から　ミシンを数回折り返しさせて縫います。


★ぞうきんのサイズ
これって、けっこう困る事も！！
ぞうきんは、学校で床拭きするとき、木目にあわせてぞうきんをかけると思います。
つまり、そのサイズであれば、ジャスト。と、私は思っていました。

横幅30×縦幅20センチが　一番いい感じ。
フェイスタオルだと、幅31センチでとれる

横幅は28センチより短いと小さく感じます。
　　　　32センチを越えると大きいかなあ・・・　と感じます。

ですが、ぞうきんは床だけではなく、
フキンとして、
書道のぞうきん、絵の具のぞうきん　と　用途は色々ですので、
小さいぞうきんも意外と便利なので、あまりはとことん雑巾にしてしまいましょう。

★縫っているときに、厚いところに差し掛かる。
その場合は、気にせず端ではなく、縫えそうな内側までずらして縫う。
もともと袋のように縫って表に返しているか
端を利用しているので、ギリギリ端を縫う必要は無いのです。
端が厚すぎでも乾きにくいですしね。

★生地が伸びている
フェイスタオル･ハンドタオルは端をほどくとたいてい広がっています。
ほどかなくても広がっています。
この場合も、片側だけ1センチくらい飛び出しますが、
折り返しても大変なので、そのまま縫えるところを縫います。