私は小学校3年生の時に肺炎になったことがあります。
それまでは大きな病気をしたことがありませんでした。
当時もただの風邪だと思っていました。
小3の夏に風邪をひき、咳がなかなか止まらずに長い間
学校を休んでいたのです。
その期間はかなりつらかったです。
体がだるく、咳が止まらないので苦しかったのです。
いつまでこのつらさは続くんだろうと思っていました。
しかし、一向に治る気配がなく、あまりにも治りが遅いため、
心配した母が病院へ連れて行ってくれました。
そこで診断されたのが肺炎だったのです。
私は自分が大きな病気にかかると思ってもいなかったので、
とてもショックでした。
点滴をしてしばらく入院をすることになったのです。
入院も初めての経験でした。
私が入院している部屋は何人かの患者さんが同じように
入院生活を送っていたのです。
入院生活はつらかったです。
食事ははっきりいってあまりおいしくなく、日中はやることがなくて
とても退屈でした。
早く病気を治して元気になりたい、外へ出たい、家に帰りたいと
ひたすら思っていたのです。
入院生活は1週間ほどだったと思います。
やっと退院できてしばらくぶりに外に出て風に当たった時には感動しました。
小学校3年生にして、健康な体のありがたみがわかったのです。
子供ながらに今まで色々なわがままを言ってきましたが、
どんな望みよりも健康が1番、健康な体があれば、
他に願いが叶わなくてもいいと思ったのです。
初めての肺炎、入院生活はとてもつらい経験でした。
でも、それによって健康でいることの大切さ、ありがたさを知ることができました。
この経験があってからは、自分の体を大切にするようになりました。
もう、あんな苦しい思いはしたくありません。