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怪鳥の【ちょ~『鈍速』飛行日誌】

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2005/10/20
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テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
米国が2018年に有人探査再開を計画している月の表面に、酸素の供給源になるチタン鉄鉱が広く分布している可能性があることが、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡の観測で19日明らかになった。(共同通信)

予想はされていましたが、果たしてどれくらいの量あるんですかね?

酸素は人間の呼吸だけでなく、ロケット燃料の酸化剤として必要となる元素です。
宇宙開発では、その供給源の確保が急務となるでしょう。
これで、月の有人探査の目標の一つは決まりです。
『酸素供給源の確保』
これは、火星への一歩にも、有効な一手と言えます。

チタン鉄鉱と言えば、イルメナイト(FeTiO3)。
地球上でも一般的なチタンの存在形態です。
チタンの精製技術もしっかり確立されていますので、月面や軌道上の建材としてのチタン利用も期待できるでしょう。
現在チタンを精製する一般的な方法では、「炭素」「塩素」「マグネシウム」が必要だそうです。
そして、この方法で発生するのは二酸化炭素。
よって、採取されたイルメナイトから、より効率的に月面上で酸素とチタンを取り出す技術も必要になってくると思われます。

現在、米航空宇宙局(NASA)は、月の土から呼吸可能なだけの酸素を取り出す技術を最初に開発した研究チームに25万ドルの賞金を与えると言うコンテストを行っています。
このコンテストは、『ムーンROx(Moon Regolith Oxygen:月表土の酸素)チャレンジ』と呼ばれ、月の土と同様の組成の物質から8時間以内に、呼吸可能な酸素5キログラム以上を抽出する方法が課題となっているそうです。
日本でも、誰か狙っているのでしょうか?
誰か、チャレンジしてみます?

アメリカは、着々と計画を進めています。
日本も負けてはいられません!
頑張ってほしいものです。


<追記>
月面と地球上で、チタンの存在形態が同じと言うことは、大気のない地球型の惑星や小惑星でも同じ形態で存在しているということでしょうか?
そうなるとチタン鉄鉱は、火星やそれ以遠の外宇宙における酸素の供給源としても期待できるかもしれませんね。


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最終更新日  2005/10/20 08:23:51 PM
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