怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は１８日、スペースシャトルが引退する２０１０年以降、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）へ人員・物資を輸送する民間企業を選定したと発表した。
　カリフォルニア州にあるスペースＸ社と、オクラホマ州に本社を置くロケットプレーン・キスラー社で、ス社は、自社で開発中のロケット「ファルコン」に宇宙船を載せる形式を、ロ社は再利用型宇宙船の就航を、それぞれ計画しているという。
＜読売新聞＞

とうとう、民間に委託ですか。(-"-)
やっぱり、ＮＡＳＡはＩＳＳをやっかいもの扱いしてるっぽいなぁ・・・・・・。
しかしまぁ、これで民間の宇宙開発にお金が流れて、競争することで技術力がアップするのは良いことですよ。(^.^)
しかも、ロッキード・マーチンやボーイング等の大手じゃないのがまた・・・・・。(^_^;)
これは、どう考えればいいんだろ？
まさか、ＮＡＳＡのパフォーマンスじゃないだろうな？？

ＮＡＳＡがそれぞれの企業に用意した額は、約５億ドル。
ロケットプレーン・キスラー社に対しては２億700万ドル。
一方、スペースＸ社に対して２億7800万ドルの開発資金を用意しているとのこと。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・日本の宇宙開発の総額って、いくらだったかなぁ・・・・・？(遠い目)


これを機会に、ＮＡＳＡが大事に抱え込んでいる技術を民間に流して欲しいものです。
できれば、アメリカ以外の企業にも選択の幅を広げてくれれば良かったんだけどなぁ。
もちろん、だからといってその競合に日本の企業が入り込めるとは思ってませんけどね。(-_-;)

ＮＡＳＡのＨＰでは、構想図も発表されているようです。

スペースＸ社のファルコン9とドラゴンカプセル

ロケットプレーン・キスラー社のK-1軌道宇宙船

こういう構想図って、かなり景気良く描いてあるだろうからなぁ・・・・・。
もう少し、設計が進んでからの絵を見てみたいものですよ。(^.^)

ところで、この二つの会社の実績ってどうなんだろ？
あんまし知らないんだよなぁ。
ロケットプレーン・キスラー社の「ロケットプレーンXP」って民間の航空機を改造して造ってるヤツだったように思います。
確かまだ完成してないよね？

スペースＸ社のファルコンも、確か打ち上げ失敗してたし・・・・。(-_-;)

それでも、新興の会社を開拓して行くのは良いことなんでしょうね。
頑張ってチャレンジして欲しいものです。



航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^)
是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)>
宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。