テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
地球温暖化防止のための究極策ともいうべきものが、英惑星学会専門誌(Journal of the British Interplanetary Society, vol 60)に掲載された。
米アイオワ州立大学のカーチス・ストラック教授によるこの論文は、月面に存在する微細な砂を月の軌道上に散布することで、太陽からの直射日光の照射を反射させてしまおうという考え方となる。ストラック教授によるとこの方法で月間約20時間分の太陽光照射を抑制する効果を持たせることが可能としている。 <テクノバーン> これって、月の砂を使って人工的な「輪」を作るってことでしょうか? 月軌道上に?・・・・半径30万キロの? ・・・・・ ・・・・ ・・・いやはや、なんと荒唐無稽なSF的お話でしょう。(^_^;) 確かに、土星の輪は地球からも見えるし、月の砂だって反射能もそこそこあるでしょうよ。 しかし、衛星軌道面に砂を散布した場合、土星の輪みたいにきれいなものになるんですかね? ラグランジュ点とかに、わだかまってしまわないんでしょうか? いびつだろうがなんだろうが、太陽光が遮れれば良いってこと? 昼間の空は暗くなって、夜空はあかるくなるんでしょうね。 天文学会は嫌がりそうな予感。 もちろん、人工的に月の砂を軌道上に散布できるくらいの技術が確立されている時代ですから、当然月軌道上は人類の活動範囲なわけですよ。 そうなると、宇宙船も飛んでいるはず。 デブリと同じで、一度ばらまいたものを回収するのはより困難だとおもうわけですよ。(-.-) 「この大胆な方法に関してストラック教授は、地球温暖化の対策が講じられずに地球文明が崩壊の危機に陥った際に試されるべきような最後の手段だとも述べている。」 ・・・・・確かに、最終手段だわなぁ・・・・。(-_-;) <追記> 田中芳樹氏の初期短編、「銀環計画(・・・・だっけ?)」を思い出しましたよ。(^_^;) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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