怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

本ブログ（勝手に）推奨の小説家、有川浩さんの「レインツリーの国」がＮＨＫ ＦＭの「ＦＭシアター」でオーディオドラマ化され、放送されました。

・・・・・いろいろ予測外のトラブル（←準備不足とも言う・・・・）に見舞われながらも、無事聴きましたよ。
５０分のオーディオドラマ。
やはり制約があるので、かなり脚色されてますね。
でも、オーディオドラマとしては、良い作品に仕上がっていたと思います。
役者さんが「演じる」というのは、インパクトがありますね
もし、このＦＭシアターではじめてこの作品に出会った人がいたら、是非原作を読んでみて欲しいと思います。
作品の雰囲気は、なかなかうまいこと再現されていたので、気に入って貰えるんじゃないでしょうか？


レインツリーの国

ただ、
対話の中心がメールであったにもかかわらず、音声のみと言うオーディオドラマなので、その辺のデメリットはかなり大きかったと思います。
ボリュームと、こればっかりは文字媒体の小説にアドバンテージがありましたね。
これが、ドラマや映画などの映像媒体だったらどうだったろう？
情報量は膨れあがりますが、そのぶんイメージも固定されてしまいますよ。
原作読者の人は、同感じたんだろう？
感想が気になるところです。(^.^)

個人的には、美容師のおばさんが従姉妹に変更され、二塁打ナナコと統合されたキャラになってたのが一番違和感あったかな。
確かに、登場人物増やすだけで、尺は長くなりますからね・・・・・でも、悪い印象ではなかったんですよ。
役者さんの演技が良かったからかな？
個人的助演女優賞は、従姉妹のお姉さんに差し上げましょう。（笑）

で、聴いてて辛かったのは「フェアリー・ゲーム」のシーン。
ホント、これは個人的な思いこみですから、誰のせいでもないんですけど・・・・・・・そうじゃないんだっ！！
そのヒロインの最後の選択は、それじゃダメなんだよ～～～～っ！！(T_T)
・・・・・
・・・・
・・・ここだけヘコみました・・・・・orz

ともかく、有川浩作品の初ドラマ化と言って良いでしょう。
メディアを越えて作品世界が広がっていくというのは、それだけ評価されてるって事だと思います。
なんにしろ、めでたいことですよね。(^.^)
・・・・・
・・・・
・・・で、こーゆーのって、ＣＤ化とかされるものなんでしょうか？(-_-;)
メディアワークス原作だけど、ＮＨＫ放送だからなぁ・・・・・どうなんでしょ？(^_^;)
↑録音しなかったからさ・・・・

個人的「有川浩作品」感想一覧

＜追記＞
これを聴くために、久々に引っ張り出したＣＤラジカセが使えなかった・・・・orz
よくよく考えたら、これ日本仕様じゃなかったわ。←確認しとけよ・・・・(-.-)
で、携帯電話で聴きました。
最近の携帯は、いろいろな機能が付いてるんですねぇ・・・・感心。


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