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カテゴリ:有川浩作品
『広報官、走る!』
有川浩/著[野性時代7月号(Vol.44)掲載:角川書店刊] 野性時代(044) 本ブログ勝手に推奨作家・有川浩さんの自衛隊モノ・連作短編です。 今回は、広報官という職種の男性自衛官が主人公。 自衛隊関係の作品を数々手がけている有川さんですよ。 当然、自衛隊や防衛省への取材も1度や2度ではないと思います。 そんな、自衛隊への取材の時、最初に直接接触するのが、この広報官という方々何でしょう。 きっと、ネタを聞くにも広報の方からのものが多かったりするんでしょうね。 さて、実際はどんな仕事なんだろう? そう考えたときに、あまり印象はない職種である。 TVなんかで自衛隊の特集があるときは、そういえば広報の方が最初に出てきていたような・・・・・・そのくらいの印象である。 あとは、公式な広報活動の時、脇でニコニコしているような印象?(^_^;) ・・・・・・う~ん、これはちょっと酷いか。 しかし、なんだか大変な仕事のようである。 企業だったら、営業になるのかな? ・・・・いや、大きな企業だったら、ちゃんと広報ってあるっけか? ・・・・その辺はよく判らないな。 言ってみれば、あっちとこっちの言い分を聞いて板挟みになる役割ですよね。 緩衝材。 ・・・・・・嗚呼、読んでいるだけで胃が痛くなる。(-_-;)←調整役とか、苦手なのですよ。 物語では、自衛隊がTVドラマの撮影に協力することで生じたゴタゴタと恋模様が描かれています。 結構ありますよね、自衛隊が協力した作品。 最近では、「戦国自衛隊」かな? これは、同じ原作で「戦国自衛隊1549」という映画にもなっています。 それに、1980年に公開された映画版第一弾では、その内容と設定に難色を示した自衛隊が協力を一切行わなかった経緯もある。 案外、この辺の裏話がベースになっているのかも知れませんね。 他にも、海自が全面的に協力した最近の作品では「某国のイージス」もありますよ。 持ちろん、「ゴジラ」、「ガメラ」を初めとする特撮作品も忘れてはいけません。(-.-) そんな中で、海自が誇る「女たらし」と噂される広報官が、TV局の女性ADのために、 どのように走り回ってどんな活躍をするのか?! ・・・・その辺は、是非作品を読んで頂きたい。 もちろん、恋愛濃度は濃いですよ。 好きな人は、ご期待下さい。(^.^) 個人的「有川浩作品」感想一覧 <追記> 先日発売された「塩の街」の冒頭部分が載っていましたよ。 大森望氏の解説もありますよ。 プッシュされてますね。(^.^) これで、新たな読者=仲間が増えると、うれしいかなぁ・・・・。(^.^) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 作品中、有事の際の自衛隊員の心情というのがキーになっていますよ。 有事の際に「恐怖」を感じないのか? この辺は、興味深く読ませていただきました。 自衛隊員に「徴兵」された者はいません。 言ってみれば皆、プロフェッショナルの「職業軍人」です。 この辺に理由があるんでしょうね。 いろいろ考えさせられました。 ここらに関しては、後で自分の考えを、もうちょっと書いてみたいと思いますよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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