怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

16歳の二女が警官である父の首を斧（おの）で切りつけ殺害するという事件が発生した。二女は中学生時代の卒業文集のなかで将来の夢を漫画家と書いているほか、「ホラー好き」という話もある。そうしたなかで、ネット上では人気ゲーム・アニメ「ひぐらしのなく頃に」との関連を指摘する書き込みも出ている。
＜J-CASTニュース＞

つーわけで、
前日の「School Days」＠テレビ愛知に続き、東海テレビの「ひぐらしのなく頃に解」も放送が休止されました。
↓これが、その証拠



正直、がっかりです。(-.-)

事件に関連があるかどうかは別にして、「School Days」にしても「ひぐらしのなく頃に」にしても、原作ありの作品で、その衝撃的な展開が話題になった作品ですよ。
ぶっちゃけ、放送局はその話題性で作品を放送したんじゃないのか？

当然、ある程度の批判も覚悟の深夜放送だと思うわけですよ。

これを、事件が起こったからって中途半端で放りだして欲しくない。
事件から日が経っていないことから、番組を不快に思われる事件関係者や視聴者の心情を考慮しているのも判る。
だから、時間を置いて放送を再開するということで、手を打てないだろうか？

放送局の方にはもう一度、よく考えて欲しい。
何故この作品を放送しようと思ったのか？！
・・・・・少なくとも、犯罪を助長しようと思って放送していたわけではないだろう。
特に「ひぐらしのなく頃に解」は、これからの展開が胸を打つんですよ。

今までの惨劇が、何故起こったのか？
惨劇を繰り返さないためには、どうするべきなのか？

今後は、そういうことが語られていくからです。

このまま放送を打ち切ってしまっても、この番組を放送していた事実は消えません。
原作を知らない視聴者には、「事件を誘発する可能性を持つような番組を放送しようとしていたんだ」と誤解を与えたままになってしまうのではないでしょうか？

関係各位の皆さん。
ご一考いただき、是非放送継続をお願いいたします。<(_ _)>


よく、
このマンガ、小説、映画、ドラマ等の作品に影響されて殺人を犯した
というような論評が為されます。

でも、それは殺人の手段を見ているのでしかなく、根本的な原因は別だと思います。
ホラー映画やサスペンス小説を読んでいて、いきなり人が殺したい！と思う人は、ほとんどいないのではないでしょうか？
何かの原因があって、「人をを殺したい！！」と強く思った者が、確実に殺す方法として、前例を真似るわけですよ。
だからって、実際に人を殺されるトコロをみた事がある人はいないだろうから、その手段をフィクションに求めるのはないでしょうか？

囲碁や将棋をやる人は、前例である膨大な量の「棋譜」を読み、先人に習って「定石」を打ちます。
軍隊の指揮官も、負けないためには戦史をを紐解き、戦術を学びます。
それは先人の知恵。
習わない人はいません。
ソレと同じようなものだと思うんですよね。

＜追記＞
東海テレビの「ひぐらしのなく頃に解」の差し替え番組では、↓こんな感じでした。


Nice boat？(-_-;)
・・・・ちょっと、ショボいか。(^_^;)


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