テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は12月8日、北海道十勝管内大樹町の実験領域から、CAMUI-90Pハイブリッドロケットの打ち上げを実施したが、初めて失敗した。
CAMUIロケットの打ち上げは12月8日午前7時頃に順調に行われたが、上空1000m付近で分離装置の不具合により、衛星の放出及びパラシュートの開傘に失敗し、CAMUIロケットは20m離れた指令所のテントに落下した。 テント内には8名のスタッフがいたが、幸い、ケガ人は出なかった。 <sorae.jp> とりあえず、不具合は分離機構のみで、ロケットエンジンには問題なかったと思って良いのでしょうか? 分離機構の不作動については、同日打ち上げる予定だった2号機で同様の機能不良が確認されたそうです。 不具合が再現できたということは、不具合原因がはっきりしていると言うことですよ。 となれば、改善はそう難しいことではないでしょう。 最悪なのは、何が原因か判らないこと。 CAMUIロケットは、日本でも珍しく民間主体で開発が行われているロケットですよ。 しかも、民間開発による有人宇宙船スペース・シップ・ワンで採用された事で最近注目されているハイブリット・ロケット。 ロケット開発において、打ち上げ試験には失敗が付き物。 今後も前向きに、開発を進めて欲しいと思います。 ロケットエンジン自体に問題がないのであれば、2号機、3号機が残っているので早いうちに不具合が解消され、再試験の可能性もありますよ。 期待して待ちましょう!(^.^) ・カムイスペースワークスブログ ・HASTIC(NPO法人 北海道宇宙科学技術創成センター) <追記> NASAではスペースシャトル・アトランティス(STS-122)の打ち上げが、2008年1月2日以降に延期されました。 これにより、2008年2月14日に予定されている「きぼう」日本実験棟の第1便「1J/Aミッション」、スペースシャトル・エンデバー(STS-123)の打ち上げにも影響する可能性が出てきました。 アトランティスの不具合が深刻でなければ、エンデバーは予定通り上がるのだろうか?(-_-;) 今後の情報に、注意する必要がありますね。(-.-) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/11 12:12:50 AM
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