テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
それは、4年半という長い道のりでした。あの2003年2月1日にテキサス州の上空で空中分解するという不運な運命をたどったスペースシャトル・コロンビア。ひび割れて焦げた400MBのシーゲート・ドライブから99%の情報を読み出すことに成功しました。データリカバリー専門家の努力のたまものです。
<GIZMODO JAPAN> 2003年2月1日、それは起こりました。 28回目のミッションSTS-107の帰還の際、大気圏に突入後、テキサス州上空で空中分解を起こしたスペースシャトル・コロンビア。 事故後回収されたその破片は、合計で83,743個、重量は38,460kgとなり、帰還時のコロンビア号の乾燥重量101,010kgの約38%に達したという。<ウィキペディアより> その中に残っていた部品の一つが、このHDDだったようです。 記録されていたデーターは、「無重量状態におけるキセノンの粘性」に関する実験データー。 それを元に、ちゃんと研究論文も出版されたそうですよ。 しかし、よくリカバリー出来たものですよ。 ディスクは傷だらけですね。 これが復旧できるのですから、自宅やオフィスで起こるトラブルなんぞ『屁』みたいなもんでしょう。 機械的な損傷でもディスクが残っていれば、かなり酷い状況でもリカバリーできそうですよ。 HDDの回収。 リカバリー作業によるデーターのサルベージ。 そのデーターを元に再開される、研究。 論文の作成。 ・・・・・ ・・・・ ・・・一連の出来事を追っていれば、ドキュメンタリーの一本くらいは軽くできそうです。 ディスカバリーチャンネル辺りで、やってないかなぁ・・・・。 <追記> 考えてみると、怖い話です。 PCを処分するとき、HDDの処置は気を付けないといけないですね。 単純に通常フォーマットしたくらいだと、簡単にデーターがサルベージされそうですよ。 あの「アクロニス」、税込1980円で新登場!ハードディスクの情報を完全消去。スリム版で発売!Acronis DriveCleanser Personal 説明扉付きスリムパッケージ版 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/05/17 01:10:47 AM
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