テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
とりあえず、最初に断っておきます。
ガンダムの世界の話ではありません!(-.-) アイオワ州立大学のBong Wie教授はこのほど、史上初のAsteroid Deflection Research Center(ADRC:小惑星軌道修正研究センター)を開設した。数十年に及ぶ科学研究と1世紀にわたるサイエンス・フィクションの集積から、有益な情報を選り分ける手助けにするためだ。 同センターでは、現在入手可能な技術の中で、将来、小惑星が地球に衝突し、文明に終焉をもたらすのを回避するのに使えそうな技術をすべて検証する計画だ。 <WIRED VISION> 宇宙からの脅威に、科学者達が挑むようです。 それだけ、小惑星の脅威が現実味を帯びているということなのかもしれません。←もしかして、差し迫った脅威が隠されているとか!?(^_^;) 地球に「危険を及ぼす可能性のある天体(PHO)」に、果たしてどうやって挑むのか?! 現状、小惑星の軌道を変える方法として、大きく二つの手段が検討されているようです。 1.瞬間的に大きな衝撃を与えることで、小惑星の軌道を変える。 具体的には、 ・強力な爆薬を小惑星近傍や内部で爆発させる。←爆薬には核も含まれる。 ・衝突体を高速でぶつける方法。←衝突体自体を爆発させることでより大きな衝撃を与えることも可能。 ・・・・・etc. 2.弱い力を長期間加えて軌道を変える方法。 具体的には、 ・太陽光やレーザーなどを小惑星表面に照射し、表面を蒸発させる。←岩盤で構成された小惑星よりも、彗星核などに有効? ・マスドライバーを小惑星上に設置し小惑星自身の質量を削り、放出する。 ・小惑星にランデブーして、タグボートで牽引する。 ・ヤルコフスキー効果を利用する。 ・・・・・etc. これらの技術は、何も小惑星が地球にぶつかる危機を回避するためだけに利用する事もないでしょう。 地球に接近する小惑星が、有用な資源を含んでいれば、地球近傍の軌道(ラグランジュポイントの重力溜まりとか・・・・)に乗せて資源衛星として使うこともできるでしょう。 それに、地球近傍に小惑星を確保しておけば、別のより大きな小惑星が地球に近付いてきた場合、それの軌道を変える質量弾や重力源としても利用できるかもしれませんよ。 果たして、実際にこのような研究がいつ頃必要になってくるか・・・・・10年後?・・・・・100年後??・・・・はたまた、1000年後?! 物凄い先行投資になるかもしれません。(-_-;)←しかしまぁ、研究するなら早いに越したことはありません。 もちろん、小惑星が地球にぶつかる事を防ぐための方法を確立する前に、より正確で詳細な「危険を及ぼす可能性のある天体(PHO)」の観測と軌道計算を行わなくてはならないでしょう。 日本が行っている小惑星の無人探査技術(「はやぶさ」による研究)は、こちらに大きく貢献できそうですね。 案外、この組織が未来の「地球防衛軍」になるかもしれませんよ。(^.^) [DVDソフト] 地球防衛軍 <追記> 目的から言ったら、「地球防衛軍」と言うよりは「コメットブラスター」かなぁ・・・・?(^^ゞ ストラトス・フォー アドヴァンス 完結編 2 CODE:208 PIPER ON THE TARGET 通常版(DVD) ◆20%OFF! 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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