NASAは7月2日、惑星探査機ボイジャー2号の観測データを分析した結果、太陽系を囲んでいる太陽風(ヘリオシース)は丸い形ではなく、潰れた形だと発表した。
これはボイジャー2号が予想よりも早く、太陽風と星間ガスが混じり合う場所、末端衝撃波面(Termination shock)を通過したことで確認されたもので、研究成果は7月3日付けの科学雑誌「ネイチャー」にも掲載されている。
既にボイジャー1号が2004年12月に末端衝撃波面を通過したため、ボイジャー2号は2番目の末端衝撃波面通過である。しかし、ボイジャー2号には直接太陽風の速度や密度を測定できる観測機器が搭載されているため、今回様々なデータも取得できた。ボイジャー1号にも同様な機器が搭載されているが、もう稼動していない。
<sorae.jp>
太陽系を飛び出したとは聞いていましたが、いまだにデーター収集を続けていたんですね。
てっきり、現在位置の送信程度しか出来ないのかと思っていましたよ。
原子力電池の寿命は、長いなぁ・・・・。
稼働の完全停止は、2020年以降とのこと。
まだまだ10年以上、現役らしい。
・・・・・・まぁ、観測機器が機能停止したあとも飛び続けることは変わりないんで、いつかどっかの機械生命体に拾われて、命を与えられるかも知れませんよ。(-.-)
それにしても、太陽圏外縁部を表すのに、いろんな名称があるんですね。
「ヘリオスフィア」とか
「ヘリオポーズ」は聞いたことあったけど、こういう違いがあるんですか。なるほどナルホド_〆(。。)メモメモ…
←今まで、イマイチ違いがよく判ってなかったの・・・・(^_^;)
次々に投入される探査機が明かす太陽系のすべて
<追記>
観測機器の寿命まで、あと十数年。
果たして、ボイジャーは今後も新たなる発見をもたらしてくれるでしょうか??
なんとなく、期待してしまいますね。(^.^)
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