テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)は22日、欧州と共同開発中の再利用可能型有人宇宙船のイメージ図を初公開した。
この新有人宇宙船は現在、ソユーズ宇宙船の後継機としてロシアが単独で進めていた開発計画に欧州が相乗りしたもので、現在、米国が開発を進めているオリオン有人宇宙船の対抗馬ともなる。 総重量は18~20トンで最大6名の乗員を地球の低軌道まで、最大4名の乗員を月の周回軌道まで送り届けて、再び地上まで帰還できる能力を持つものとなる。 開発の中核を担っているロシアのRKKエネルギア社によると、有人カプセルに装備された3基の地上着陸用の逆噴射エンジンと着陸用ギアを使うことで地上に垂直着陸することが可能だとしている。 <テクノバーン> アメリカが、新型のオリオン有人宇宙船でもたもたしてるうちに、ロシアが欧州と共同して追いつきそうな勢いですよ。 でも、オリオン宇宙船が着陸時の方法(海上着陸か陸上着陸かで)でもめているように、こちらも着陸方法で揉めそうな予感。 ロシア側は、逆噴射ロケットを使った垂直着陸を目論んでいるようです。 ・・・・・ ・・・・ ・・・嗚呼、デルタクリッパーを思い出す。(遠い目)←そういや、ロシアも「クリッパー」って(ry・・・・・・ 正直なトコロ、減速をロケットのみで行うために推進剤を持っていったら、打ち上げ時の重量が物凄いことになることは明らかなので、「地球の引力圏内でロケット推進だけを使って宇宙船本体の水平を保ちながら、機体制御を行う」ってことはないと思う。 おそらく、機体形状によるリフティングボディ(突入カプセル自体が揚力を発生することで減速できる)効果、もしくはエアロダイナミックブレーキで充分減速した後に、ロケット噴射で垂直着陸。 もしくは、パラシュートで充分減速した後にロケット噴射で垂直着陸。 と言った方法が取られるんじゃないでしょうか? 個人的には、ドラッグシュート(減速用パラシュート)である程度減速しておき、その後着陸地点を調整できるようなパラグライダーを使用。 着陸直前にパラグライダーは切り離し、最終的に着陸脚で着地。 というような、逆噴射ロケット&着陸時の姿勢制御スラスターの使用が最低限になるよう考慮された仕様になるんじゃないかと思います。 さて、JAXAの皆さん。 次は日本の番ですよ。 まずはHTVを成功させましょう。 そして次の段階には是非、有人宇宙船への発展/開発を期待したいと思います。 ↑ぶっちゃけ、「ふじ」で良いような気もしますが・・・・・・(^_^;) われらの有人宇宙船 <追記> 先日、「NASAが日本が開発中の無人宇宙輸送機「HTV」を購入する方向でJAXAに打診している」って報道がありました。 コスト的にも技術的にも弱い日本にNASAが期待しているなんて、個人的には思えなかったので、JAXAなりNASAなりの公式発表があるまで、記事にするのを待っていたんですよ。 結果的に、記事にしなかったのは正解だったらしい・・・・・。(-_-;) やっぱりなぁ・・・・。(-.-) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/07/23 09:55:04 PM
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