テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
NASAは8月19日、新型有人宇宙船オリオンの初のパラシュート落下試験の失敗について、その詳細や写真、動画などを公開した。
落下試験は7月31日、アメリカ陸軍のユマ性能試験場(Yuma Proving Ground)で行われ、オリオンの実物大模型はC-17輸送機によって、上空約7600mから落とされた。 今回の模型には、3つの主パラシュートの他、プログラマーシュート(Programmer chute)と呼ばれる副パラシュートも装備されていたが、このプログラマーシュートの展開がまず失敗し、それがきっかけとなって、3つの主パラシュートのうち、2つが展開せず、結局、模型は十分な減速が得られず、そのまま地面に衝突した。 <sorae.jp> NASAの次世代有人宇宙船『オリオン』、投下実験失敗の動画 <WIRED VISION> うわぁ・・・・・・やっちゃってますね。(-_-;) いろいろな問題点が持ち上がっているNASAの次世代有人宇宙船「オリオン」ですよ。 着陸のコンセプトって詳細に決まっているんだったっけ? なんか、海上落下か陸上落下で揉めてたような・・・・。(^_^;) 今回の試験は、地上落下を想定したもののようですね。 パラシュートシステムの実験。。 オリオンのの方の減速/降下用パラシュートシステムの不具合というよりも、輸送機に試験機を積載/空中投下するためのパレットから分離する行程が上手く行ってない感じですね。 メインのパラシュート開く前に、姿勢を安定させるための補助パラシュートを開いていますが、コレが全然機能していない。 空投パレットから分離した直後に姿勢制御用のパラシュートが出ていますけど、機体の姿勢は全然安定していませんからね。 ↑「波間を漂う木の葉にように」とはこのことですよ。(-.-)やっぱ、空投パレットからの分離と姿勢制御用パラシュート展開のタイミングなんでしょうか?←空投パレットからの分離後、機体に姿勢制御用パラシュートの索が引っかからないようにうまく開かないとね。 ロケットの方は試験機を来年飛ばすって言うし、宇宙船の方も頑張って試験を成功させて欲しいものですよ。 <追記> アレスロケットの方は、個体ロケット特有の振動を、コンピューター制御のアクティブサスペンション積んで吸収するって話がどっかに書いてあったけど・・・・・・・・・・・・・やっぱり造ってみたら高価なモノになりましたってオチになりそうですよね。(^_^;) NASA 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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