テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)と欧州宇宙機関(ESA)は28日、スペースデブリとの衝突を回避するために国際宇宙ステーション(ISS)の緊急軌道修正作業を実施したことを発表した。
ISSがスペースデブリとの衝突コースあるという連絡が米露の政府機関からあったことを受けて実施されたもので、提供されたスペースデブリの軌道要素に基づき、ロシア連邦宇宙局が軌道修正に必要なデータを算出。その上で、一旦、ISSの向きを進行方向に向かって180度反転させて本来、進行方向最後尾にドッキングしているESAの宇宙船、ATVの向きを進行方向前部に向けた上で、ATVのロケットエンジンを5分間に渡って噴射することで軌道変更作業が実施されたと説明している。 <テクノバーン> 地球の周りに漂っているデブリのうち、だいたい10cmを越えるものはNORAD等で軌道要素が観測が可能だそうです。 国際宇宙ステーション(ISS)は、デブリ防御用のバンパー構造を持っていますが、これは観測不能なミリ単位の細かいデブリから主構造を守るもので、観測できる大きさのデブリはISS側が軌道変更して避けるようになっています。 そんな話を聞いてはいたんですが、 本当に避けたって話は初めて聞きました。(^_^;)←実際には、何回もやっているようですね。 ちなみに、今回軌道が衝突コースに乗っていたのは↓コレらしい。 ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)が27日にスペースデブリとの衝突を回避するために国際宇宙ステーション(ISS)の緊急軌道修正作業を実施したことに関連して、ISSとの衝突コースに入ったスペースデブリとはロシアの軍事偵察衛星であったことが29日、明らかとなった。 <テクノバーン> 地上では、グルジアの関係で、米露の関係が悪化しつつあると言いますよ。 ・ロシアによるグルジア侵攻、問題が解決しなければ国際宇宙ステーションは廃棄の可能性 ・ロシア、国際宇宙ステーションからグルジアを偵察 ISSでは、米露の各宇宙飛行士が共同生活しています。 地上の関係悪化が、空の上まで波及しないと良いんですが・・・・・・。(-_-;) ↑ISS計画自体の「軌道修正」とか、シャレにならん・・・・・(-.-) <追記> 日本のモジュール「きぼう」が打ち上がったことで、今後日本人宇宙飛行士もISSの長期滞在メンバーに加わることとなります。 ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ようやくここまでたどり着いたのに、こんなことで世界平和の象徴とも言えるISSの運用が終わって欲しくはないですよね。(T_T) なんとか、平和に治まってほしいなぁ・・・・・・。←冷戦の再来は、願い下げですよ。 ↑ロシアにエネルギー握られている欧州が、はたしてどのように動くか?!・・・・・アメリカの動きより、こっちが気になるトコロですね。(-_-;) プラネテス(1) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/08/30 10:49:39 PM
コメント(0) | コメントを書く
[航空・宇宙] カテゴリの最新記事
|
|