画像はロッキードマーチン社で現在開発中のNASAの新火星探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」を収容するための宇宙船「バックシェル」の最新映像。
火星の場合、大気圧は地球の0.75%しかなく大気圏が希薄なところに特徴を持つ。この極めて希薄は大気のため着陸船は地球のように大気圏を使った減速を十分に行うことが難しいという技術的障壁を持つ。(中略)
画像の場合、向かって下側が火星の大気圏突入用の耐熱シールドとなるが、この耐熱シールド、直径は15フィート(約4.5メートル)もあり、カプセル型宇宙船としてはアポロ司令船の12.8フィート(約3.9メートル)を20%近くも上回って史上最大の面積を持つものともなる。
<テクノバーン>
火星の大気圏突入用カプセルですか。
あまり考えたことなかったけど、火星有人探査の場合、地上に人間が降りるかどうかでかなり様子が変わってきそうですね。
もちろん、わざわざ火星軌道くんだりまで行っておいて、降りない手はないでしょう。
でもそうなると、人間を乗せた着陸船が大気圏突入するには、単純にスケールアップするだけでは難しいようです。
積極的に揚力を発生するウェーブライダー的なモノを使うとか、いろいろと工夫が必要っぽいですよ。
人類が別の惑星の上に立つには、まだまだ時間がかかりそうですね。(^_^;)
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【10/21追記】
バックシェルが「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」を着陸させる方法についての記事がありました。
↓動画があって解りやすいです。
NASAの新火星ローバーの着陸方式-「スカイ・クレーン」方式
<テクノバーン>
結構、アクロバティックですね。(^_^;)
<追記>
それにしても、外形が
UFO(ここでは、「未確認飛行物体」ではなく「空飛ぶ円場」の方)っぽいですよ。
ふらふら不自然に挙動したり、急激な方向転換をしたり・・・・・・理論上は有り得ない動きをすることで知られているUFOですが、大気圏に突入する場合には、案外古典的な
「空力ブレーキ(aerodynamic braking)」を使っているのかも知れませんね。
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