カテゴリ:航空・宇宙
経済危機が現実となってしまったいま、アメリカ合衆国はオバマ政権移行に伴って、様々な計画の予算見直しが検討されているらしい。
オバマ米次期大統領の政権移行チームがNASAが開発を進めているスペースシャトルに代わる有人ロケット開発のためのコンステレーション計画(Constellation Program)の計画縮小を策定していることが米宇宙開発専門誌「スペース・ドット・コム」の報道により28日までに明らかとなった。 政権移行チームでは既にNASA幹部に対してコンステレーション計画実現に必要な具体的な予算規模などのインタビューを実施。その上で、最小の予算で計画実現が計れる方策として有人宇宙船打ち上げ専用ロケットの「Ares I(アレスI)」に関しては開発中止とする方向で検討入りした模様だ。 <テクノバーン> 民主党のオバマ氏が次期大統領に当選したことを受けて今、米国防省では国防関連予算削減の一環としてかねてから高額すぎることが問題視されてきたF-22関連の予算が削減、縮小されるのではないか、という危機感が高まっている。(中略) オバマ新大統領はブッシュ政権で進められてきた軍事的な単独行動主義を国際協調主義に改めると同時に、国防関連予算の見直しに着手するものとみられている。 <テクノバーン> 予算削減をして国民からの反発が少ない分野ってのは、結構限られてきますよ。 その中でも上位に入るのが、国防や宇宙開発でしょう。 他国の政策ですが、日本最大の同盟国ですから、影響は大きいでしょう。 特に国防や宇宙開発は、アメリカとの協力体制が強い分野ですよ。 ↑依存していると言っても良い。(-.-) アレス1については、独自の有人宇宙手段を持たない日本にとって大きく影響してきますよ。 ようやく、きぼうモジュールが本格活動しようと言うときに、移動手段がなくなってしまっては・・・・・ねぇ?(-_-;) しかも、『日本の「H2A」ロケットによる打ち上げを行うことなども検討している模様だ』なんて書かれていますよ。 ホントにH-IIA(正確には、H-IIBが正しいんではないだろうか?)を使ってくれれば良い話なんですけど、世の中そう甘くないだろう。 F-22戦闘機にしたって、日本の防衛省とって喉から手が出るほど欲しい機体ですよ。 その辺を考慮した上で、次期政権移行チームが意図的にこのような報道を漏らしているとしたらどうだろう?? ・・・・・ ・・・・ ・・・アメリカに対して『都合の良いお財布』と思われないよう、日本は注意深く動向を見守る必要があると思います。 アカデミー 1/48 F-22A ラプター プラモデル【12月予約】 <追記> 日本では、一部オバマ政権誕生で盛り上がったトコロもありますが、彼が所属する政党は民主党です。 共和党に比べ、日本に対して厳しい政策をとることで知られている・・・・・はずなんですが。(-_-;) ↑日本に原爆を落としたのは、民主党政権です。前民主党大統領のクリントン氏のジャパンバッシング(スーパー301条をチラ付かせたり・・・)+親中政策は記憶に新しいすよ。 メディアの情報だけに踊らされないよう、過去のアメリカ民主党の実績などを見直して、対アメリカ政策を考えた方が良いと思いますね。 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/12/01 10:38:02 PM
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