アメリカ航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間5月11日14時1分(日本時間5月12日3時1分)、最後のハッブル宇宙望遠鏡(HST)の補修ミッションである、スペースシャトル・アトランティス(STS-125・HST-SM4)をケネディ宇宙センターから打ち上げた。
打ち上げから約2分後に固体ロケットブースター(SRB)、約9分後に外部燃料タンク(ET)が切り離され、アトランティスは打ち上げの約45分後に所定の地球周回軌道に投入され、打ち上げは成功した。スペースシャトルの打ち上げは3月15日のディスカバリー以来、約2ヶ月ぶり。ハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッションは、2002年3月のSTS-109(Servicing Mission 3B)以来、実に7年ぶり。
<sorae.jp>
打ち上がりましたね。
今回は、ハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッションですよ。
補修ミッション自体も難しい作業ですが、このミッションで最も心配されているのは、帰還フェーズ。
ISSへの補給ミッションと違って、熱防御システムが破損し帰還不可能となった場合、一時ISSへ避難するという手段が使えないからです。
↑ISSとハッブルでは周回軌道の高度が違うため。
そのため、救出ミッション用にスペースシャトル・エンデバー(STS-400)が待機していますよ。
ただ
リスクも大きいらしく、ミッションマネージャは頭が痛いところでしょう。
とりあえず、打ち上げ時に燃料タンクの断熱材が機体にぶつかっていなければよいですね。
あとは・・・・・最近問題になっているデブリとか・・・・・。
問題はいろいろありますが、無事ミッションを成功させてくれることを信じて見守りましょう。
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<追記>
もし、アトランティスが帰還不能になったら、大気圏に突入させて燃やすのかぁ・・・・・。
夜の側でやれば、ド派手なショーになるでしょうが・・・・・・・やっぱし、無事に戻ってきた姿を見たいものですね。
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