カテゴリ:徒然
有川浩さんの「植物図鑑」を読んでいて、思ったことを、ちょっと一言。
思ったことをば・・・・・。 「雑草と言う名の草はない」 作中で引用されている有名な言葉。 確かにそうだ。 しかし、あまり興味のない人にとっては雑草で一括りにしてしまうのが普通かも知れない。 ↑良く言って、「野草」くらい? 果たして、自分はどうだろうか? 考えてみた。 花壇に生えているのは「花」 畑に生えているのは「野菜」 野に生えているのは「野草」 採って食べるのは「山菜」 草むしりで抜いてしまうのが「雑草」 僕の中では、だいたいこんな風に区分されている感じです。 ↑とは言え、作中でイツキが料理するものには、僕の中で雑草の部類に入るものが多かったりするw それは僕が小さい頃育った田舎の町には、畑や田んぼ、はらっぱなど緑が多い場所だったからかも知れません。 そんな環境で育ったものであるがゆえ、都会の人よりは植物に親しんだ方だと思います。 幸運を呼ぶと言われる四ツ葉のクローバーを探しながら、大きな三つ葉を見つけては、草相撲。 同じく、僕らの間で幸運を呼ぶと言われていた白い蓮華の花探し。 野いちご摘み。 ↑間違って、虫も一緒に口に・・・・・は基本ですw(^_^;) サルビアの花の蜜を吸いまくって怒られれw カヤの葉(の芯)を飛ばす。 スズメノテッポウや、何だか小さなマメ類(「カラスノエンドウ」と言うらしい←調べた)の鞘で草笛を吹く。 ・・・・・ ・・・・ ・・・こう考えると、子供の頃の僕らにとって、植物は「使える(遊べる)」か「使えない(遊べない)」だったのかもしれません。 作品中で食べられていた山菜の中でも、メジャーなワラビとツクシくらいだったら自分たちでも摘んで食べたこともあったけど、正直子供の頃は山菜の味があまり好きではなかったので、のめり込むことはなかったなぁ・・・・・。 ↑どちらかと言うと、ゲーム性の高いタケノコ掘りのが楽しかったものですよ。(^.^) 今だったら、味覚も変わっていて山菜とかも美味しく感じるから、山菜採りとか楽しめるかもしれません。 しかし、いまや実家の周りでも開発が進み、手軽にそんなこと出来なくなりました。 畑や田んぼはあっても、畦やコンクリートじゃない土手は見なくなりましたよ。 ↑昔は春先になると、どの田んぼでも蓮華が咲き誇っていたものですよ。 それでもこの作品に出てくるような植物だったら、実家に帰らなくとも自宅の周りに生えていそうな予感。 作中では名前しか出てこなかったんで判らないモノがいっぱいありましたが、単行本の写真を見たら覚えのある姿がちらほら・・・・・。 僕も、ちょっと散歩してみようかなぁ・・・・・。 <追記> 野性時代の「道草特集」を見たんで、尚更だ。 あれはカラー写真で調理したものが出ていたんで、足より先に食指が動いたものです。 ↑パスタなんて、普通にその辺にあるイタリアンのお店でも出てきそうな出来映えでした。 採ってきたものを食べる楽しみがあれば、本当に 植物図鑑 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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