怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

『好きだよと言えずに初恋は、』
有川浩／著［野性時代８月号（Vol.69）掲載：角川書店刊］



本ブログ勝手に推奨作家・有川浩さんの読み切り短編です。
一応、先日単行本が発売された「植物図鑑」の番外編という立ち位置を採っている作品である。
「一応」と含みを持たせたのは、もちろん意味があります。
・・・・・・やられました。(-_-;)
作者さんの思う壺とはこのこと。
見事にはまる・・・・・orz
↑うまいんだ、ホントに・・・・・(^_^;)

いや、読んでいる時に違和感はあったんですよ。
川端康成の言葉辺り。
男性側の主人公も、この言葉を知っていたんだ・・・・・なんて思ったりして。(^_^;)

正直、最後まで勘違いのまま読み終わりました。
同時掲載だったインタビューがなければ、きっとそのまま勘違い野郎でしたよ。
しかも、罠はひとつだけではなく・・・・・・。
・・・・・・意外なゲストか。（遠い目）
・・・・・
・・・・
・・・いや、違和感はあったんですよ。
主人公、キャラ変わ（ry・・・・・・。
↑言い訳が続くので、省略。(^^ゞ

もう一度言っておきます。
やられました。(-_-;)
お見事です。(^.^)←これ以上の誉め言葉が見つからん。(^_^;)

この短編、「植物図鑑」を既に読んでいる人限定ですけど、ある種の「アハ体験」ができる作品になっています。
↑有川作品を読み込んでいるファンには「更に」ね。(^.^)
キーポイントは「登場人物」

有川浩が贈る、筆致の妙。
是非、ご堪能ください。(^.^)


植物図鑑

＜追記＞
タイトルがいいね！(>_<)←読点の存在が重要。(-.-)
果たして、若い読者の皆さんには判るだろうか？
この曲が流行ったのは良く覚えていますよ。
お袋がフォーク（ニューミュージック？）好きだったので、良く聴いていました。
当時ガキだった僕には「大人の曲」にしか聞こえませんでしたが、今改めて歌詞を噛みしめてみると感慨深い。
まさに、「あの頃」の歌だったんだなぁ・・・・・。



個人的「有川浩作品」感想一覧


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