怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

アメリカ航空宇宙局（NASA）はアメリカ東部夏時間10月28日11時30分（日本時間10月29日0時30分）、次世代有人ロケット「アレスI」の最初の打ち上げ試験機となる「アレスI-X」を、ケネディ宇宙センターの39B発射台から打ち上げた。
アレスI-Xは初段ロケットと切り離し機能などを確認するための打ち上げ試験で、初段の4セグメントに1ダミーセグメントを追加し、ダミーの2段目とオリオン有人宇宙船の実物大模型を搭載していた。（中略）
打ち上げられたアレスI-Xは順調に飛行し、約2分後に初段を切り離し、打ち上げに成功し、切り離された初段は高度約45kmに達した後、パラシュートを開き、ダミーの2段目と共に大西洋に着水し、回収された。今後、NASAは打ち上げデータを基に、アレスIロケットの制御系や構造上の問題、振動問題などを確認し、さらに改良を加える。
＜sorae.jp＞

成功しましたね。
↓打ち上げの様子は、リアルタイムではなく録画された動画で観ました。

Nasa Ares 1-X rocket blasts off in Florida
＜youtube＞

時間的にリアルタイムで観れたかもしれませんが、すっかり忘れていて、結局録画です。(^_^;)
NASAのサイトにも動画あったんですが、youtubeのが便利なのでそっちを貼っておきます。
興味のある方は、是非ご覧になって下さい。

オリオン宇宙船の方は、いろいろ問題があるという話ですが、この打ち上げ成功でアレスの方は順調に・・・・・・・とも言えそうにないようです。(^_^;)
ブッシュ政権が「コンステレーション計画」の見直しを宣言しているし、だいたいオリオン相当のペイロードを打ち上げるには、既にデルタ・ロケットがありますからね。
本気で中止になる可能性も考えられます。
↑もちろん、デルタ・ロケットで有人打ち上げやるには安全性の問題やら、解決すべき問題はあるでしょうが・・・・・・アレスも振動や、その他諸々の問題が山積みですからね。←果たして、どっちが安上がりになるでしょう？

なんにしても、次のアレスIの打ち上げは２０１４年と大分先の話ですよ。
どういう風に転ぶか、今後も注目していこうと思います。


（玩具）アポロ11号＆サターンV型ロケット／バンダイ 2010年3月発売

＜追記＞
それにしても、先太りで空力中心が重心よりかなり前方（直立状態では「上」）にありそうなこの機体は、今にもクルッとひっくり返ってしまいそうで、見ててなんか不安になってきますよね。(-_-;)


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