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カテゴリ:有川浩作品
『失恋の演算』
有川浩/著[ダ・ヴィンチ 2010.2月号掲載:メディアファクトリー刊] ダ・ヴィンチ 2010年 02月号 [雑誌] 本ブログ勝手に推奨作家、有川浩さんの読み切り短編です。 ↑ダ・ヴィンチには何度も載ってる有川さんですが、小説が載るのはもしかして初めてですかね?・・・・・・と思って調べたら、以前「彼の本棚」が載ってた。(^^;)ゞ 忘れてるなぁ・・・・・。 題名からも判るように、「失恋」のお話。 多分、誰にでも経験があると思いますが、この作品の失恋は少し特殊ですね。 ↑正直、冒頭の文を読んだときは、 「一体、どんだけ重い展開になるんだろう?」・・・・・なんて不安を覚えたものですよw 失恋は得意技な部類の僕ですが、さすがに、こんな失恋はしたことない。 ↑他人の女と判ると、自分でも呆れるくらい冷めちゃう人なのです。 「男は顔じゃない!」とか言いますよ。 個人的にこの言葉は、間違っていると思ってます。 顔も、重要な人を好きになる要素の一つ。 ・・・・・ただ、顔の好みだって十人十色。 最大の要因にはなりえないってだけなんだと思うんですよ。 でも、このシチェーションは・・・・・なんともこう・・・・・主人公の気持ちが解るような解らないような・・・・・微妙な気分にさせられました。 やはりこういう場合、兄弟の考え方も(思いの顔への出方も)似てくるってことなんでしょうか? これ、兄の主観で書かれた作品も読んでみたいな。 そんなふうに思わされました。 冒頭の文から考えると、随分さわやかな終わり方だったように感じました。 有川日記では、「自分じゃ絶対書かないテーマだ」ねんて書かれていましたよ。 有川浩と恋愛要素は切っても切れない間柄なんで、ちょっと意外に思ったものです。 そういえばどこかで、「ハッピーエンドが好き」とおっしゃって(書かれて?)いたように思います。 それでなんでしょうか? とはいえ、 恋愛ものは、やっぱ上手い! さすがです、有川さん。(^.^) <追記> 新潮社のサイトに「キケン」の書影が載っていました。 「キケン」は、有川さんの連載作品としては珍しく雑誌掲載時に読んでいない作品なんですよ。 ↑第一回掲載時の小説新潮を書い逃したからね・・・・・orz いつも行く本屋で取り扱っている雑誌なんですが、何故か有川作品の掲載雑誌は無くなるのが異常に早いんですよ。・・・・・きっと、ライバルがいるに違いない!←ヘンな被害妄想w 表紙からして、楽しそうな作品ですね。 読むのが楽しみ!(^-^) 個人的「有川浩作品」感想一覧 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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