テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の立川敬二理事長は4月15日に記者会見を行い、宇宙ステーション補給機(HTV)の回収機能を開発する方針を明らかにした。これは時事通信などが報じたもの。
報道によると、JAXAは4月から「宇宙ステーション回収機研究開発室」を設置し、国際宇宙ステーション(ISS)から物資を地上に持ち帰れるように、HTVに回収機能を追加する。早ければ2015年度にも実現する予定だという。 回収機能の詳細は明らかになっていないものの、大気圏再突入できる「カプセル型」が考えられる。大きさは「きぼう」日本実験棟の実験ラックを1 個持ち帰れる程度で、パラシュートなどを装備し、海面に着水することが想定される。 (宇宙ステーション補給機(HTV)に回収機能追加へ | HTV | sorae.jp) スペースシャトルが退役すると、ISPRラックを輸送出来るのはHTVだけになりますが、使い捨ての機体ですから回収機能はありませんでした。 当然、回収機能をもつ宇宙船の必要性は出てきたでしょうけど、新規に造るよりは、既存の機体を改修した方が良いのは道理。 今後、ISSを運用するうえで、日本とHTVの果たす役割の重要性が向上しますね。(-.-) 開発を担当するJAXAやMHIの方には、頑張って欲しいものです。 しかし、ラック1個を持ち帰る再突入カプセルですから、そこそこの大きさになるはずですよ。 少なくとも、アメリカが初めて有人宇宙飛行に成功したマーキュリー宇宙船並みの大きさにはなるんじゃないでしょうか? これなら、有人宇宙飛行のためのデータ収集にも充分使えるし、その後の有人宇宙船開発へと繋がっていく可能性もありますね。 期待したいところです。 ただ、運用時にはどういう機体構成になるんでしょうか? 元々、与圧物資と非与圧物資を搭載するモジュール設計になっていますから、拡張性は考えてあるんでしょうが、ISPRラックの積み下ろしのためには、既存のHTV部、新規の再突入カプセル部共に、共通結合機構(CBM)が必要になってきますよ。 ISSへのドッキング時は、カプセル部分が一度取り外されたりするのでしょうか? その辺、興味深々だったりします。 何にしても、続報を楽しみに待ちましょう。(^.^) <追記> H-IIロケットも、増強する必要が出てくるのかな? ロケットを自作する人の為のエンサイクロペディアアマチュア・ロケッティアのための【書籍】 増補:手作りロケット完全マニュアル 【他に気になったニュース】 ・JAXA、小惑星探査機「はやぶさ」の特設サイトを開設 | 太陽系 | sorae.jp 注目したい! ・高度2100メートル・時速160キロのグライダー間を命綱無しで飛び移る - GIGAZINE どう考えても、パイロットの腕のほうが重要だとおもう・・・・(;^_^A ・「エヴァンゲリオン実物大建造計画」をYahoo!が公開、どのエヴァを実物大にしたいかアンケート受付中 - GIGAZINE そういや、今日エヴァの夢見たよ。アスカとゲンドウ出てきたけど、綾波は出てこなかった・・・・・・何故?(--;) 人気ブログランキングへ 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/04/16 12:51:00 AM
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