テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は1月22日14時37分57秒、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を載せたH-IIBロケット2号機を、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げた。
打ち上げられたH-IIBロケット2号機は順調に飛行し、打ち上げから約2分後に4本の固体ロケットブースタ(SRB-A)を分離、約15分後にHTV2号機を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。H-IIBロケットの打ち上げは2009年9月以来、約1年4ヶ月ぶり。 打ち上げられたHTV2号機はそのまま地球周回軌道で飛行し、日本時間1月27日20時45分に、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにキャプチャーされた後、日本時間1月28日4時にISSと結合する予定となっている。 (HTV2号機/H2Bロケット2号機、打ち上げ成功 | H2B | sorae.jp) 無事に打ち上がりましたね。 今回は、ネットのいろんなところでライブ中継されていましたよ。 僕も、JAXA公式で観るか、ニコ生で観るか悩みました。 JAXA公式は、オンボード映像やいろいろ多彩な内容なんで興味を引かれますが、ニコ生の方が映像も大きくて綺麗だったんですよね。 しかし、ニコ生はプレミアム会員じゃないので、打ち上げが近づけば追い出されるのは判りきってます。 結局、USTREAMでニコ生と同じソースらしきヤツを流してたんで、それを観ました。 天気が良かったので、随分長い間映像として捉えていましたよね。 SRB分離した辺りで、オンボード映像が見たいと思って公式に切り替えようと思っていたんですが、なかなか繋がらず・・・・・(-_-;) オンボード映像は、VTRで観る羽目になりました。_(^^;)ゞ 残念! JAXA|ミッション写真・動画 それにしても、美しい打ち上げでしたね。 望遠でしたが、SRB分離までちゃんと見えていました。 冬の空は、空気が澄んでいるので、打ち上げ観測には条件が良いんでしょう。 今後は、ISSとランデブーしてドッキング。 ISSとのドッキングは、またネットで中継やるみたいですね。 詳しい日時を、また調べておかないとな。 ドッキングの後も、物資の補給から不用品の収納。 大気圏に再突入して焼却処分されるまで、先はまだまだあります。 最後まで、しっかり任務を果たして、ミッションを成功させて欲しいものです。 スペースクラフト No.02 1/72 HTV(宇宙ステーション補給機) (プラモデル) アオシマ文化教材社(発売中)【楽ギフ_包装選択】【YDKG-u】 ちなみに、JAXAの動画で言えばちょうど1分くらいのところで、フェアリング部分にベイパーコーン(水蒸気で出来た白い雲の傘)が発生してました。 ライブ映像のコメントで『音速超えた瞬間、見えた!』といっていた人がいましたけど、あれは音速超えた瞬間だけ発生するものではないんですよね。 確かに、音速超えたときには『プラントル・グロワートの特異点』により雲が発生する可能性がありますけど、機体全体が音速を超えてなくても機体表面を流れる空気は音速を越えている場合がありますから、その場合に発生することが多いと思います。 ベイパー自体は普通に『雲』ですから、物体周囲の気温が急低下したり、気圧が下がって空気中の水分が凝結や凝固した場合に発生します。 あと、『ソニック・ブームが見えた!』というコメントもありました。 「ソニック・ブーム」は「衝撃波(ショック・ウェーブ)」と別物で、あくまで『音』ですから、見えないんですけよね。 ま、衝撃波が見えることも珍しいんですが。 そんな珍しい、↓衝撃波が見える映像をどうぞ! 1分50秒過ぎに注目! 人気ブログランキングへ 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/01/22 11:49:00 PM
コメント(0) | コメントを書く
[航空・宇宙] カテゴリの最新記事
|
|