【望子成龍】-Wang Zi Cheng Long

　最近、うちの長男が気に入っている本が、これ。

　
『3歳のえほん百科』

　３歳の誕生日に妻のいとこからプレゼントでいただいた本です。
寝る前に、妻が次男におっぱいをあげている間に、
私が読んであげるのが最近の定番になっています。

　「あいさつちゃんとできるかな？」
　「ひとりできがえ、できるかな？」
　「まいにちのやくそくまもってる？」
　などと、わりと教育的な内容にもかかわらず、
楽しそうに一緒に読んでいます。

　そんな中に「いろいろなしごと」というページがあって（16ページ）、
けいさつかん、こっくさん、ぱいろっと、おいしゃさん・・・などと、
１２種類の職業の絵が書いてあり、
「おおきくなったら、なにになりたいかな？
おとうさん、おかあさんのしごとはなにかな？」とあります。

　うちの長男・小龍くん。このページを読んで、
「おおきくなったら、なにになりたいかな？」と聞くと、
「パパ！」「パパになりたい！」と答えます。
　当然、パパなどという絵はありませんので、彼オリジナルの答えです。

　パパ（私）は、それを聞いて感激！
「パパ？パパになりたいの？」「パパになりたいの。」
何度聞いても、毎回、涙ウルウルものです。
一時期はあまりに嬉しくて毎晩聞いていました。

　ちなみに、日中に妻が読んでやっているときも、
同じように「パパになりたい。」と言うそうなので、
本を読んでくれた私に気を遣って言っているようではないようです。

　また、この年齢で、「自分も、将来結婚して、子どもをもうけて、父親になりたい。」という深い意味の発言をしているとも思えないので（それならそれですごいですけど。）、純粋に「パパ＝私」にあこがれているのだと思われます。

　ということは、仮面ライダーよりも、ウルトラマンよりも、パパがかっこいいということ？？？
　デカレンジャーよりも、マジレンジャーよりも、ボウケンジャーよりも？？？

　いつも、一生懸命に遊んでくれるからかな・・・？
　それとも、ほとんど怒らないからかな・・・？
　まあ、ただ単に、いろんなもの（オモチャとかお菓子とか）を買ってくれるからではないかという説もありますが。（苦笑）
　どんな理由でも、とにかく嬉しいです。

　なにはともあれ、いつまで、そんな嬉しいことを言ってくれるかわかりませんが、できるかぎり、彼のあこがれのパパでいられるように、これからも頑張りたいと思います。