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カテゴリ:中国の日本人
このところ日本人女性の友人たちに会うと手許に目が行く。
次に出てくる言葉が、「あ、作ったんだねー。見せてー。」 作ったものはブレスレット、ブレスレットの材質はパワーストーン。 りえさん経営のZAKKAで作ったものだ。 北京に住むこの人も。 この人も。 この人も。 すでにブログで紹介済み。 当然ブロガーでない人も多数購入している。 パワーストーンの話題は、北京じゃ挨拶代わりだ。 不思議なもので、パワーストーンはいじりだすと延々没頭してしまう。 ショーケースに収まった中から自分が惹かれるものを ちょこんと正座しながらああやこうやと並べていると、 日本に居た頃習っていた生け花を思い出す。 近くで見てから、離れて眺めてとまさにそんな感じ。 私はへそまがりなので、完全なパラレル、シンメトリーが苦手。 どこかでバランスを崩さないと気分が悪い。 ということで、例えば、↓このような作品を自ら製作する。 しょうがと違って名前をつけてはいないものの、ひとまず人格付けしている。 現在“この子”はすこぶるお気に入りで、 単なる暗示なのかもしれないけれど、身につけているとなんだか安心する。 相当私には補わなければならないものがあったのだなと再度自覚する。 他人が石を並べているのを見るのも面白い。 同じ石をベースに選んでも、本人が組み合わせや配列をするので、 出来上がったものは自ずと違うし、 何より当人の願望と悩みと連動するので、 何につまずいているのかや、価値観の所在が垣間見えて、 なかなか楽しいものである。 しかしベースになる石の種類は似通っているので、 人間の悩みって程度の差はあれ、さほど変わらないものなんだなあ と思うのである。 ところで、中国人は男女問わず腕に何かが付いている。 これまで道端で敷物を広げて売っているチベットのアクセサリーには 目もくれなかったのに、 自分がブレスレットを作ると、他人が何をしているのか気になり始める。 地下鉄なんかに乗ったら、 つり革を持っている中国人の手首が気になってしょうがないのである。 石の種類がわかると、この人はこんなことに悩んでいるor願っているのかぁとか、 かわいいマルチカラーのブレスレットだなあとか、 異常にでっかい石がつながっているなあとか、無意識に反応してしまう。 先日、地下鉄に乗ったら、ある中国人女性がおもしろいブレスレットをしていた。 すべてロードクロサイト!! すっごい高いぞ、この石! ※ロードクロサイト それも珠状ではない、角に丸みを帯びたおにぎり形の三角形である。 さらに薄い。 おお、これはすごい~と思ってつい見入っていたら、 彼女は私の視線に気が付いて、けげんな顔をして私を見る。 瞬間、私って、中国に来てから遠慮がなくなったと思った。 香港気功師のパワー入り・金運に聞くルチルクオーツブレスレット サンストーン、シトリン、クリアクオーツ、シルバービーズブレスレット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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