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北京五彩繽紛~Colors of Beijing

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2007.09.15
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カテゴリ:日記
今年、私は夏休みをとらなかった。
毎日たらりんたらりんしているから、
休まなくったって同じだろうと言われると痛いのだが。しょんぼり

でも日本の夏のない夏は悲しい。
なんともいえないぬる~い空気に浸りながら、
深夜のコンビにやら本屋やらに行く
変な切なさが味わえないのが、残念だ。

夏に一時帰国ができないとわかった後、
北京で秋田の竿灯や、徳島の阿波踊り
札幌のYOSAKOIソーランが見られるイベントがあると聞いた時は
これは絶対行かなきゃならない!と思った。
どこかに日本の季節感が欠けているというのは自身否めないのである。
おまけに日本を代表する夏祭りが一挙に堪能できるなんて、
日本国内にいたんじゃ絶対ありえないでしょ!


ということで、午後からKOMAさんと待ち合わせして、会場の王府井へ。
普段は歩行者天国の通りに通りを仕切る白い柵が南北に並ぶ。

午後のステージショーが行われる北京市百貨の前の広場には
ステージが組まれているが、一枚大きなボードが視界を遮って、
今ひとつ中の様子が伺えない。
何があるんだかとわらわらと集まって
ステージの方向を眺める群衆の頭向こうに
わずかに人が動いているのが見える。

日中民間交流節

爪先立ちしたら、ふくらはぎが張る。
翌日は筋肉痛だ。ショック

ボードの向こうにはちゃんと席が用意されているけれど、
見た限り数は100程度で、
ごくごく限られた日中のお歴々にしか開放されていない様子である。
これはあくまでも一般庶民のための催しでなくて、
偉い人に見せるステージショーだ。

覗けるところから覗けるのだから素直に見せてあげればいいのに、
向かいのデパートの改修現場の足場の上から人が見ていると、
公安がしゃかりきになって「降りろ」と言って注意しているのだから
あれは偉い人しか見ちゃいけないショーだったのである。

日本人も日本人で、せっかくここまで来たのに何で日本人の自分が
中でゆっくり見られないのか不満に思うものらしい。

柵の前に陣取っていた日本人の女性が、
「あの座席のチケットはどうやったら確保できたの?こんなの変よ」
と漏らしていたが、ステージ脇のゲートでスタンバっていた人によれば、
何人もそんな日本人がやってきたらしい。

みなさん、ここは日本じゃないんですよ、
中国側のご意向に沿わなければ、こんなイベントできないんですから。
日本の祭りも中国の考え次第です。
忘れちゃいけません。


ろくにステージが見えないので、夜のパレードまで休憩することにする。

情報に寄れば、ステージのそばかスタートゲートあたりが
はっきり見えるだろうということで、
スタートゲートから北に30メートルほどの場所で陣取る。

柵のまん前で出演者が近い。
なんて思って待機していたら、パレードが開始。
ちょっと待った、まだ予定時刻の7時より30分以上も早いんだけれど。
いやいや、管理する側としては早めに終われればいいってことなのか。
ほえー

日中民間交流節2

どうも中国の作る着ぐるみはイケてない。
背が高すぎるからかわいくないんだって、フーワー。

YOSAKOIソーランの人たちがスタートできなくて、
われわれの目の前でスタンバイポーズのまんま止まっている。
待つこと10分以上か。
やっとのことで演奏が始まり、踊り出したかと思ったら、
あっという間に前方へ走り去ってしまい、遠ーくのほうで踊っているのが見える。
せ、切ない・・・。泣き笑い
その後もスタート地点はどんどん前のほうへ移ってしまい、
肝心の見せ場が見物できないポジションになる。

途中で、隣の中国人のおばちゃんたちとしゃべってたんだが、反応がおもしろい。
沖縄のチンドンチームを見て、
「あれは少数民族か?」
とか、
担ぎ上げる前の竿灯を見て、
「あのまま持って歩くのか?重くないのか?」
とか、
YOSAKOIソーランで
「この祭りではみんなこんな格好しないといけないのか?」
とか、

日本人じゃありえない質問してくるので、説明するのがなかなか楽しい。

最後は火の入った竿灯が見たくて、通りの中央のステージ前まで移動する。
王府井に響く、日本のお囃子の調べ。
ああ、日本の夏がここにある~、とご機嫌である。きらきら

そんなときに興奮して日本語を発すると、
なぜか私の周りを取り囲んだ中国人が一斉に私のほうを向く。

観客のほとんどはイベントがあることも知らず、
偶然やってきたおのぼりさんだからだろうか?
少なくとも同じ北京でも国貿や大望路あたりではここまでの反応は見られない。

北京の日本人には周知の王府井お祭りだったけれど、
中国人の間ではほとんど知らされていなかったらしい。
あれ以上人が多くなったら、警備できないでしょ。
変な人が混ざってたらもう中止でしょ。

そもそも日本のお祭りみたいな民間主導のお祭りが
繁華街の通りを使うって、中国じゃないわけですし。
外向きにはアピールしたいけど、
国内向けには知らせたくないお祭りだったんだろうかね。

ちなみに北京の地方紙・新京報の記事はこんなにあっさり。
http://www.thebeijingnews.com/news/beijing/2007/09-16/014@042733.htm

次回があるかは不明だけれど、見られるなら、
青森のねぶた博多の山笠が見たい!
でも絶対、北京市政府が許可出さないと思う、この二つは。







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Last updated  2007.09.18 21:50:00
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