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2008年03月05日
テーマ：☆動物愛護☆(3962)
カテゴリ：宮崎中央犬管理所
母仔犬10頭(一頭の仔犬は譲渡されました)の檻の前に立ち涙が溢れ出てしまいました。 管理所で泣くのは中の仔達と職員さんに失礼な事・・・ それでも我慢できませんでした。  一家族が「市営住宅」で飼っていた仔達です・・・ この檻の中だけが「地獄絵図」のようにみえました。 一斉に吠え立てる仔達・・・仔犬らしさがどこにあるのでしょうか。 この仔達は「甘える心地良さ」「触れられる事の温かい気持ち」 どこまで教えてもらっていたのでしょうか・・・ お腹を出して安心して眠る事ができるのを知っているのでしょうか・・・ 人間はこうも簡単に、仔犬らしさまで奪う事ができるのですね。  8頭の仔犬たちです。お母さん二頭から命を授かりました。  お母さん二頭です。茶色の仔はまだ若いのかもしれません・・・ 中型犬より小さかったです。 しばらくこの仔達を観察していると・・・ 一頭の仔が複数の仔達に囲まれていました。  最初はじゃれてるんだろう・・・兄弟喧嘩だろう・・・と見ていたのですが・・・ 粗悪な環境の中で育った仔達・・・生きることだけで必死だったのかもしれない・・・ 私の考えてた「レベル」ではありませんでした。 思わず・・・こっちに注意を向けさせようと檻をバンバン叩きました。 すると・・・ ブルブルと怯えていた仔に・・・  母犬がゆっくりと近づき、頬にキスするかのように・・・ 職員さんに事情を話すと、何も言わずスッと檻中に入り・・・   隅で怯えていた仔を別の檻に移動して下さいました。  ただでさえ収容されている仔達が多くてお世話や管理が大変なのに・・・ みんなから標的にされていたこの仔は、向かい側の檻に移動しても ビクビクと兄弟たちをみていました。 この仔を隔離したからといって安心できません。 次に標的にされる仔がまた出てきます・・・ 仔犬は比較的新しい飼い主さんが決まるからと安心しているのですが、 この仔達は、一日でも早く出してあげたい・・・早く安らげる事を、 楽しい事を、いっぱいいっぱい仔犬のうちに教えてあげたいです。 管理所には、他にも「持ち込み」の仔犬が四頭いました・・・  8頭の仔犬ほどではありませんが・・・  茶色い二頭の仔達は、人馴れしていません。 この時期の仔犬って誰にでもシッポ振って近寄ってくるはずなのに・・・ とてもとても怯えていました。  この仔は、人間を警戒し手を出そうとすると唸りました。 人間を信用できない・・・「目」で訴えかけてきました・・・ 職員さんは何度もこの仔に接しようとしていましたが・・・ なかなか心は開いてくれません。 「叩かれたり怒られたりして育ったんでしょう・・・ でも・・・この仔の本当の性格は優しいんだと思うんです」  隣の檻には仔犬がいました。 この仔は、仔犬を優しそうな目でみていました。 私や職員さんに向ける「目」とは全く違うものでした。 性別は確認していなかったのですが・・・ 母犬のような優しい目で仔犬たちの姿を覗き込むように何度も何度も・・・ 切ないです・・・  茶色の大型犬の仔は・・・こんなに体が大きいのにとても甘えん坊です。 手を出すと一生懸命顔を押し付け、 頬を撫でると心地良さそうにジッと目を瞑っていいました・・・ 手を引こうとすると、大きな手で「まだ行かないで」必死に呼び寄せるような・・・ そんな仕草やあまがみで体全体で甘えてきました。 個人的感情でこの仔をレスキューしたい・・・と思いましたが、 大型の成犬、一時預かりさん、資金・・・ 今の状況では・・・仔犬たちを優先する事しかできないのです。 保護施設さえあれば・・・時間があれば・・・ そして・・・  この仔にはもう「明日」はありません。 ----*----*----*----*緊急のお願い----*----*----*----* ●仔犬の一時預かりさん(室内)を探しています。 (宮崎市近郊) ●スーパーや量販店に飼い主募集のチラシを貼って頂ける方を探しています。 今回だけで構いません。今週末までに動ける方だと助かります。 (宮崎県内在住・パソコンにワードが入っている方) ●仔犬の頭数が多いため、レスキューの費用もかかってしまいます。 ひまわり基金へのご支援、どうかよろしくお願い致します<(_ _)> ↓ご連絡はここからお願します↓  ----*----*----*----*緊急のお願い----*----*----*----*    ～宮崎市犬猫保護情報～  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2008年03月06日 03時25分33秒
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