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テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:保護家の仔達
エルは、ヘルニアで半身不随になり、 飼い主から捨てられました。 管理所で会ったエルは、紙おむつを着けていました。 おむつの中は大量の尿… 紙おむつが外れないようにと、ひもで巻かれていました。 この状態でガス室に入れという意味だったのかと思うと… 飼主の愛情を感じる事が出来ませんでした。 エルは、人間があまり得意ではありませんでした。 事務所に置いてた時に、唸ったり咬もうとしたり、 心を閉ざしたままでした。 先ずは一人を信頼してくれれば、エルは変わってくれると確信し、 私しか出入りしないパソコン部屋にエルをお引越し。 犬から犬のルールを叩きこまれながら… エルは、どんどん心を開いていきました。 この頃から、リハビリも受け入れてくれるようになり、 肉球の刺激、関節の曲げ伸ばし… 時々嫌がって怒ってたけど、エルなりに頑張った一ヶ月。 リハビリ開始する前は、このように 後ろ足を引きずっていたのですが…
↓ ↓ ↓ わずか一ヶ月程で、四本脚で立つ事も可能になり、 少しの距離なら、 走る事も出来るようになったのです。 再診察で、レベル4からレベル3に回復していると 獣医師さんに言って頂きました。 リハビリだけでここまで回復したのだから、 外科手術は可哀想だから止めた方が良いと言われ、 獣医師さんと決めた治療法が、 「幹細胞療法」でした。 費用の方は、外科手術とあまり変わらない位高額で、 効果も本当にあるのか半信半疑ではありましたが、 エルの体と心の負担が少ない この治療法を選択しました。 まだ1回目の治療ですが・・・ もう普通に立つんです! 後ろ脚でカキカキもするんです! 自分の意志で動かすんです! そして・・・ おしっこもうんこも、 自分でコントロールできるようになったんです! なかなかトイレシートではしてくれませんが… エルは、半身麻痺になり、 飼主から激しく怒られるようになったと思います。 粗相したときに怒鳴られてきた様子が伝わってきました。 エルにとって、トイレシーツは「嫌いな物」でしかありません。 「トイレシート」=「怒鳴り」と、 トラウマになっているんです。
トイレはあちこちでしちゃうけど、 少しずつトラウマを克服していけばよいかな~と…。 エルの治療は、まだ続きます。 普通にお散歩が出来る日が来ると思います!
▼サンばぁちゃん▼ サンと一緒に居れば居る程、 元の飼主は悪い人ではなかったのでは…? と、感じるようになりました。 元の飼主は亡くなったのかもしれません… 元の飼主は高齢で施設に入居したのかもしれません… サンを塀の中に投げ捨てた人は・・・ 飼主ではないと思うようになりました。 きっと、飼い主の身内、知り合い・・・だったんだろうと。 この写真は、投げ込まれた当日のサンです。 抱えようとすると、もの凄い表情で怒り、 必死で抵抗していました。 大雨の中、塀の中に投げ込まれ、 朝を迎えたサンは、自分の身に何が起こったのか、 現実を受け入れる事が出来なかったのです。 保護家に来てからも、「怒る」「咬む」 サンのパニックは続きました。 今は、保護家にも、環境にも馴染み、 この愛くるしい表情が崩れる事はありません♪ サンは、半身不随なので、 自分の脚で歩く事が出来ません。 私は…サンの事を理解したつもりでいて、 実はしていなかったんだと気付きました。 高齢で直ぐに前脚の力もなくなるだろうなと… 車椅子を使う事は、全く頭にありませんでした。 カートでお散歩していると、怒るようになりました。 「降ろして!自分で歩く!」と…。 今回、エルとサン、高額な医療費が重なり、 サンの車椅子購入に手が回らないのが現状です。 厚かましいお願い事で申し訳ございません… サンの車椅子購入のご協力を、 どうか、よろしくお願い致します。
皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
山下 由美 090-4484-5165 ※mail hogoya777☆yahoo.co.jp
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最終更新日
2016年06月12日 07時13分27秒
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