全て
| カテゴリ未分類
| Jazz Memorandum
| Songwriter
| Standard
| Musician
| Album
| Music
| JAZZ Jazz ジャズ
テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:カテゴリ未分類
『How Insensitive』(ハウ・インセンシティヴ)
この曲は、ヴィニシウス・ジ・モライスの作詞、アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲で、 1961年に作られたものです。 英語の歌詞は、いつものようにノーマン・ギンベルがつけています。 アメリカ版の始めての録音は1963年で、アルバム「ジャズ・サンバ・アンコール」に収録されています。 その後、アストラッド・ジルベルトなどが英語の歌詞で歌っています。 「Insensitive(インセンシティヴ)」とは「無神経」とか「無感覚」といったような意味で、 曲名の「How Insensitive」とは「なんと無神経な」といったことになるでしょう。 「なんと無神経な」というのを、邦題では「お馬鹿さん」としたのでしょうか? 歌詞の内容を見ると、「お馬鹿さん」という感じはします。 「どうすればよかったのだろうか?恋が終わったときに、何ができるというのだろう?」 英語の歌詞はオリジナルのヴィニシウスの歌詞にやや似ているという程度で、 完全な英訳というわけではないようです。 ***** ●ハウ・インセンシティヴ 英題:How Insensitive 邦題:お馬鹿さん ポルトガル語原題:Insensatez オリジナル作詞:ヴィニシウス・ジ・モライス 英語版作詞:ノーマン・ギンベル (1964年) 作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン 1961年 僕は、なんと無神経な男に見えたことだろう あの人が僕に愛してると言ったとき あの人が心をこめてそう言ってくれたとき きっと僕はどんなことにも心を動かされることのない 冷たい人間に見えてしまったのだろう 振り向いて黙って冷たい視線を投げかけただけだなんて なんて冷たい男だろうって彼女は思ったことだろう なにを言えばよかったのだろうか? 恋が終わったときに、なにが言えたのだろう? あの人は、もう今は去ってしまった そしてあの最後の表情の思い出があるだけで 僕はひとりぼっち ぼんやりとして、ひきつったような悲しげな顔が 今でも僕の目の前に見えるようだ 恋に破れた心のすべてが あの最後の表情に見えるようだ 振り向いて黙って冷たく見つめるだけだなんて なんて冷たい男だろうって彼女は思ったことだろう どうすればよかったのだろうか? 恋が終わったときに、なにができるというのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 2, 2005 09:10:28 AM
コメント(0) | コメントを書く |