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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:Standard
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【バート・バカラックのスタンダード・ナンバー No.10】 (ゼイ・ロング・トゥ・ビー)クロス・トゥ・ユー (They Long To Be) Close To You 【邦題:クロス・トゥ・ユー】 【邦題:遥かなる影】 1963年、1969年 この曲は、バート・バカラックの作曲、ハル・デヴィッドの作詞により、 1963年に作られたものです。 カーペンターズの歌で大ヒットした、せつないラヴ・ソングで、 1970年6月から7月に、全米ポップ・チャートで4週連続1位を記録しました。 この曲は、もともとは、ハーブ・アルパートのために作曲されたと言われていますが、 一番初めにレコーディングしたのは何とバート・バカラック本人だったそうです。 しかし、この曲は発表されたバカラックのアルバムには収録されず、お蔵入りになったようです。 そのあとすぐ1963年9月に、テレビ・シリーズ「ドクター・キルディア」主演で人気の俳優、 リチャード・チェンバレンが歌い、シングル「ブルー・ギター」のB面としてリリースされました。 翌1964年に、ディオンヌ・ワーウィックがアルバムの中の1曲として収録しています。 1970年代、カーペンターズはいまだに最初のヒット曲が出ないでいました。 ハーブ・アルパートが、この曲のレコーディングを、リチャード・カーペンターに勧めますが、 リチャードはあまり乗り気ではなかったと言います。 リチャードにプロデュースの一切を任せる条件で説得し、スタジオで3回のとりなおしの末、 「クロス・トゥ・ユー(遥かなる影)」の原盤が出来上がりました。 リチャード自身は、この曲を甘ったるいと思っており、いきなりチャートのトップに躍り出るか、 すぐに消えてなくなるか、どちらかだと予測を立てていたそうです。 カーペンターズがリリースしたシングルは、1970年6月から7月に全米ヒット・チャート1位を記録、 4週間も続けての1位という特大ヒットになりました。 そして、カーペンターズが一躍名声を得る出世作になったのです。 ハーブ・アルパートがミュージシャン活動を休止し、 エクゼクティヴ・プロデューサーとして本格的な手腕を発揮し始めたとき、 まず見出したのがカーペンターズで、 この作品は、ある意味で、1960年代A&Mサウンドの究極の完成形になったと言えるでしょう。 そしてそれは、バート・バカラック=ハル・デヴィッドのペンよる楽曲だったからこそ、 なし遂げられたものです。 1972年には、ジェリー・バトラーとブレンダ・リー・イーガーのデュエットのものが、 全米チャート91位に、 1976年には、B.T.エキスプレスで全米チャート82位まで上がりました。 ほかに、バート・バカラック・オーケストラのもの、 ダイアナ・ロス、B.J.トーマス、アレサ・フランクリン、トミー・ロー、クランベリーズなどや、 エラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエ、フランク・シナトラなどから現在の若手まで、 多くのジャズ・シンガーも取り上げており、 永遠のスタンダード・ナンバーとして歌い継がれています。 映画では、1972年のチャールズ・グローディン主演のコメディー映画『ふたり自身』の、 オープニングとエンディングに、バート・バカラック・オーケストラ・ヴァージョンのものが、 編集されて使われました。 そのほかの映画でも挿入曲として数多く取り上げられていて、 アンドリュー・ダイス・クレイの1990年の探偵映画『フォード・フェアレーンの冒険』、 お父さん役のスティーヴ・マーティンが自ら口ずさむ1989年の、『パックマン家の人々』、 ジョン・トラボルタの1988年のスパイ・コメディー『エキスパーツ』、 そして、1988年の『ミスター・アーサー2』の中でも使われています。 ***** ●(ゼイ・ロング・トゥ・ビー)クロス・トゥ・ユー (They Long To Be) Close To You 【邦題:クロス・トゥ・ユー】 【邦題:遥かなる影】 作曲:バート・バカラック Burt Bacharach 作詞:ハル・デヴィッド Hal David 1963年、1969年 小鳥たちはなぜ あなたの近くに寄ってくるのかしら? きっと私と同じように 小鳥たちもあなたのそばにいたいのね 星たちはなぜ あなたが歩くところに降り注いでくるのかしら? きっと私と同じように 星たちもあなたのそばにいたいのね あなたがこの世に生れた日 天使たちは集まって 夢に描いたような人を創ろうとした そしてあなたの金色の髪は 月の粉をかけて輝かせ 青い瞳は星の光で輝かせた だから街じゅうの女の子が あなたのあとをついていくの きっと私と同じように 彼女たちも、あなたのそばにいたいのね きっと私と同じように あなたのそばにいたいのね あなたのそばに あなたのそばに あなたのそばに あなたのそばに・・・ 【ジャズ】人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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