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音階(スケール)における音の呼び方
テーマ:Jazz(15844)
カテゴリ:Jazz Memorandum
【ジャズ理論の基本:4】
音階(おんかい)、スケール(scale) 音階は、英語でスケールという。 以下、スケールという言葉を優先する。 スケール(音階)とは、音を高さの順に、1オクターブ以内に並べた音列(おんれつ)をいう。 スケールの構成音(スケール・ノート)は一定の秩序によって配列され、 メロディーやコード(和音)などの多くの音楽的要素は、何らかのスケールに基づいて作られている。 スケールには様々な種類があるが、ジャズやポピュラー音楽で使われるスケールの基本は、 1オクターブが7音からなる七音音階(ななおんおんかい)(heptatonic scale)というもの。 この音階は、クラシック(西洋音楽)でも基本的に使われ、現在の音楽の主流となっている。 なかでももっとも一般的なのが、全音(ぜんおん:半音2つ分)5つと半音(はんおん)2つから成る ダイアトニック・スケール(全音階:ぜんおんかい)。 ダイアトニック・スケールには、 長音階(メジャー・スケール)と自然的短音階(ナチュラル・マイナー・スケール)の2種類があるが、 そのうち、1オクターブの一番低い音を基音(きおん=基の音)として高い方に順に、 「1:基音」、「2:全音」、「3:全音」、「4:半音」、「5:全音」、「6:全音」、「7:全音」、「8:半音」 の順に音を並べた長音階(メジャー・スケール)というものが、もっとも基本になる。 これは、コード(和音)の構成音を考える上でも、もっとも重要なもの。 言葉で表すと難しくなってしまうが、ピアノの鍵盤で見ると簡単にわかる。 「ド=C」の音を1オクターブの一番低音側(左側)の音=基音とすると、 高音側(右側)に順に並んでいる白鍵盤(白鍵)の部分がこの長音階(メジャー・スケール)になる。 要するに、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドのこと。 これは「ド=C」を1番目(基音)にしているので、「C(シー)メジャー・スケール」という。 いわゆる「ハ長調(ちょうちょう)の音階」というもの。 そして、この音列を全て半音ずつ高音側(上)にずらして、1番目の音である、 一番低い(下の)音=基音を「ドのシャープ=C♯=レのフラット=D♭」にして並べたものを 「C♯メジャー・スケール」または「D♭メジャー・スケール」という。 そして、またそれを高音側(上方)へ全て半音ずつずらし、 一番低い(下の)音=基音を「レ=D」にして並べたものを「Dメジャー・スケール」という。 同じように高音側にずらしていくと、半音の数だけスケールができることになるので、 全部で12種類のメジャー・スケールがあることがわかる。 そして、その基音(1番目)から3番目と6番目と7番目が半音下がった音階、 「1:基音」、「2:全音」、「3:半音」、「4:全音」、「5:全音」、「6:半音」、「7:全音」、「8:半音」 の順に音を並べた音階を自然的短音階(ナチュラル・マイナー・スケール)といい、 これは暗い雰囲気を表す「短調」(たんちょう)というものの基本的音階として重要なもの。 このマイナー・スケールも、メジャー・スケールに相対しているので同じように全部で12種類ある。 そして、音名の次に覚えなければならない重要なことは、基音から順番についている名前(呼び方)。 それは、基音を1としてスケールの低音側から高音側に順番に数字で示し、 その単位は「度(ど:ディグリー:degree)」というもので呼ぶ。 Cのスケール(ハ調音階)と度数の関係 (他のスケールは半音ずつ移調すること) スケール下の度数は基音からの音程を示すが、説明は次回参照のこと。 ![]() スケールの一番低い(下の)音=基音=1度(prime) スケールの低い方から2番目の音=2度(second) 3番目の音=3度(third) 4番目の音=4度(fourth) 5番目の音=5度(fifth) 6番目の音=6度(sixth) 7番目の音=7度(しちど)(seventh) 8番目の音=1オクターブ上の基音と同じ音=8度(octave) 【注意点】 音名は、どんな場合でも変わらない固定されている決まった呼び方だが、 「度」で表す度数による音の呼び方は、スケールによって変わり、 それぞれ12コのスケールの一番低い(下の)音を1度として呼ぶ。 コード(和音)の構成音を考える上では、この度数の呼び方が重要になるので、 この度数をしっかり理解していないとコード(和音)の意味がわからなくなってしまう。 【ジャズ】人気blogランキングへ [Jazz Memorandum] カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |