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January 6, 2009
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:Album
君こそすべて~デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ
YOU'RE THE INSPIRATION:THE MUSIC OF DAVID FOSTER & FRIENDS [CD+DVD]


2009年1月14日 日本盤発売

日本盤発売を待っていたのでアマゾンで予約した。
CDはやっぱりアマゾンで買うのがいい。
HMVなど、ほかのところでは定価:¥4,280のまま。
アマゾンでは新譜なのに¥771(18%)割引で価格:¥3,509になっている。
しかもポイント:175pt (5%)分もつくので実質946円引き(22%引き)は大きい。

アマゾンのウエブサイトでAmazon.co.jpが注目するアーティストについて“深く掘り下げる=Deep Dive”
というコーナーにデイヴィッド・フォスターの記事があったので興味深く読んだ。

David Foster

デイヴィッド・フォスター(David Foster)
1949年11月1日、カナダ ブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリア生まれ
現在59歳。

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Amazon.co.jp― DEEP DIVE ― デイヴィッド・フォスター

Amazon.co.jpが注目するアーティストについて“深く掘り下げる=Deep Dive”のコーナー。
数々のアーティストに作品を提供し、大ヒットを飛ばし続けているデイヴィッド・フォスター。
2008年5月23日にラス・ベガスで行われた、デイヴィッド・フォスターへのトリビュート・コンサートを収録した
『君こそすべて~デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ』を解説。
彼の魅力や聴きどころなどにせまった。

***

 もし貴方が40代以上のリスナーだったら、アース・ウィンド&ファイヤーの「After The Love Has Gone」やシカゴの「Hard To Say I'm Sorry」、アル・ジャロウの「Mornin'」といった曲にリアルタイムでノックアウトされたであろうし、30代の音楽ファンだったら、エポック・メイキングなナタリー&ナット・キング・コールの「Unforgettable」、ホィットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」を現体験していることだろう。そして、20代の人もセリーヌ・ディオン、アンドレ・ボチェッリ、ジョシュ・グローバンといった"天からの授かった声"に一度は心を打たれたはず。そして、これら歴史的な名曲&世界的な大スター、その全てに共通するキーワードが、そう、このアルバムの主人公、デイヴィッド・フォスターだ。

 本作は、2008年の5月23日、ラス・ヴェガスで行われたデイヴィッド・フォスターのトリビュート・コンサートを収録したもので、彼の音楽性が存分に発揮されている必聴、必見の作品だが、ここには2つの特筆すべき点がある。まず、その「フレンズ」に関して。1994年に東京&大阪で行われた「JT Super Producers '94」でもセリーヌ・ディオン、ピーボ・ブライソン他、多くの"華"がステージを彩ったが、流石、本場アメリカだ、その時とは較べものならないほど多くのアーティストが登場する。ケニーG、ボズ・スキャッグス、ベイビーフェイス....出て来る人、出て来る人、ほとんどが世界的なビッグスター。しかし、重要なことはそのゲスト陣のネーム・ヴァリューではなく、彼らの音楽性が非常に多岐にわたっている、という部分。大きく分けただけでも、ポップス、R&B、ロック、ジャズ/フュージョン、クラシック、そしてカントリー、この主要6ジャンルを全て網羅しているのだ。そしてもう1つ。これは冒頭で述べたことと重複するが、ヒットした年代が1970年代から現代まで4つのディケイドをしっかりまたいでいる、という部分。1973年に、当時デイヴィッドが在籍していたグループ:スカイラークで放った「Wildflower」のシングル・ヒット(全米9位)から今年で遂に干支が3周するのだからこれは凄い。しかも、その間、ほとんどスランプがないのだから、これはある意味、"驚異"という言葉すら当てはまる。その長きに渡る成功に関して、デイヴィッド・フォスターはこう語ってくれた。

『ご存じのように、このビジネスは、若いアーティストが成功する、若いアーティストが中心となっている。僕はもう若くない、けれど、とても頭の好い人が僕にこう言ったんだ、別の方向性でこのビジネスに改めて貢献するべきだ、と。それはどういうことかと言うと、(紙に図を書いて)今まではヒット・レコードを出して前進していた、けれど、ここで壁にぶつかってしまう。そして、その壁を破ろうと四苦八苦するも結局何も興らない。しかし、頭の好い人間は、こっちに行くんだよ(壁を避けて、その脇から壁の向こう側に行く)。僕は少なくともそれを3回繰り返した。80年代終盤。90年代。そして、現在。いったん下がって、別の手法で前に進むんだ。何故ならば、もう、14歳の女の子のプロデュースは出来ないから。愚かな人間はそれでも壁に向かって突き進もうとするんだ、なんとか出来ると思って。そして僕は自分の新しいアーティスト:ピーター・シンコッティやレネー・オルステッド、マイケル・ブーブレ、ジョシュ・グローバン、アンドレ・ボチェッリなどで新しい場所を見つけることが出来たんだ。Top 40ヒット狙いとは違った世界で。Top 40よりも全然好いよ。何故ならば、音楽の解るアダルト層がちゃんと買ってくれるから』

 そんなスーパー・プロデューサー:デイヴィッド・フォスターは現在59歳。今なお、そのクリエイティヴィティは衰えることを知らないが、それでも、スタジオに籠る時間は1日8時間程度、そして、週末は家族と過ごす時間を維持するために仕事はしない、と言っている。ヨットであったり、飛行機であったり、セレブならではの趣味を持っているが、日本盤のみに収められたボーナス・トラック<I Will Be There With You>は、彼がJALのボーディング・ミュージック用に書き下ろしたインストだ。

『僕は空を飛ぶのが大好きでね。パイロットをしたこともあるし。だから、フライトが好きで、日本が好きで、音楽が好き。それで演ることにしたんだ。30年くらい前の話しだけれど、家のピアノの上に50インチくらいの写真を飾っていたんだ、(ボーイング)747のコック・ピットの写真を。それを10年か15年ずっと飾っていたから、その写真を思い出して曲を書いたんだ。だから特に新しいものにインスパイされる必要は無かった。飛行機が飛んでいるイメージが既に自分の中にあったから』

 なんとも自信に満ちた発言だ。2009年の初めは是非、この作品と共に!

(文:中田利樹)

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Last updated  January 6, 2009 11:55:13 PM
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