家系図作成まにゅある ★家系図作成専門家によるメルマガです★ 第27号 前編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第27号━2009年6月23日━家系図作成まにゅある ★家系図作成専門家によるメルマガです★ 総配信1,011部*家系図作成代行センター(営業用サイト):< http://e-kakeizu.com/>*家系図作成まにゅある (情報用サイト):< http://manual.e-kakeizu.com/ >┏───────────────────────────────────┃目次∥【ごあいさつ 】┃ ∥【お役立ち情報 】どんな家系図が出来るの?┃ ∥【よっきゅんです】県民性?道民性!┃ ∥【事務所近況 】テレビ出演┃ ∥発行:家系図作成代行センター 渡辺宗貴&玉置朱羽子(夫婦です)┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ おはようございます よっきゅんです。 前回のメルマガ発行から間が開いてしまいました…。 申し訳ございません。 季節はずれの風邪に負けていました~…。 今はすっかり元気になりました。 新型インフルエンザではなかったようで一安心です。 皆様も体調には十分気をつけて下さいね! それから私が休んでいた間にNHKの取材が入っていたようです。 二日にわたっての取材だったみたいで…。 事務所近況にてまたお話いたします~。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【お役立ち情報 】どんな家系図が出来るの?------------------------------------------------------------------------ ■どんな家系図が出来るの? では、「戸籍(戸籍謄本・除籍謄本)による家系調査」から、どんな家系図が 出来るのかということです。 ご先祖様の足取り、また、どれだけ古い戸籍が取得できるかなど、運による ところも大きく、戸籍を取ってみるまで全くわかりません。 一概には言えないのですが、今までの経験から推測できることを お伝えいたします。 【何代前までさかのぼれるの?】 家系図作成の一番の醍醐味は、やっぱりどれだけさかのぼれるかだと思います。・判明する世代数 まずは、上の代のご先祖様、下の代のお子様・お孫様、全て含めて判明するのは 5~9世代(平均6~7世代)です。 ・さかのぼれる世代数 次に上の代にさかのぼれる世代数ですが、3~7世代(平均4~5世代)です。 ※自分の父母を1世代上、祖父母を2世代上と数えています。 さかのぼれる世代数は、家系図の起点なる人物 家系図を作る人の年齢から ある程度は予想できます。 今までお受けした家系図作成のご依頼や、筆耕・表装のために既に作成した 家系図を見せていただいた経験からの数値ですので、かなり正確だと思います。 ただし、さかのぼる年代に関しては、運によるところも大きいので、 本当に取ってみないとわからないものです。 運によるところというのは、具体的には2つ要因があります。 一つはご先祖様の生きた年数など、ご先祖様の足取りによるもの。 もう一つは、実は、保管期限を切れた戸籍でも出してくれる役所が まだ結構あるのですが、運よく数世代が記載された古い戸籍が取得できると 調査が大幅に進む場合があります。 ※さかのぼれる年代は? さかのぼれる世代数は3~7世代ですが 年代で言うと、約150~200年前です。 一番古いご先祖様で、江戸時代末期~明治の初めに生きた方までが 判明します。【判明する人物数は?】 父方一系等分の戸籍から判明する人物数について書きます。 ※ニ系統だとほぼ倍と考えて下さい。 ・戸籍に記載されている全ての人物を読み取った場合 父方一系統の戸籍から判明する人物数は、戸籍の状態により大きく幅が あるのですが、直系・傍系問わず家系に関わる方…戸籍に記載のある方全て 含めると40~200名位です。・直系、及びその兄弟姉妹を抜き出した場合 そこから、家系図作成の基本にのっとり、直系及びその兄弟姉妹を抜き出して 家系図に記載した場合は、20~40名位です。 文章だけだと、なかなかイメージがわきにくいですね。 ※調査範囲・人物の記載範囲の設定は重要 一系統の戸籍からだけでも、たくさんの人物が判明します。 自分に関わる人物は無限に広がりますので、情熱の続く限り 家系調査は続けられます。 家系図を紙に記載する場合(特に毛筆で筆耕する場合)は、ある程度 調査する系統を絞り、記載する人物の範囲を設定する必要があります。【どれだけ溯れるかが一番の醍醐味ではあるけれども…】 それはやっぱり、なるべくたくさんさかのぼれるに越したことはありませんが 実際にお客様とやり取りをしていると「それだけじゃないんだな~」 と気づかされます。 調査結果をお渡しした後、お客様はいろいろご連絡をくださいます。 「父母が大変喜んでいます」 「この軸先はどんな材質?」 「兄弟が欲しがってるんで兄弟の分も送ってくれませんか?」 「この字はなんて読むんですか?」 「隠居ってなんですか?」 「桐箱はどこに保管すればいいですか?」 「ほんとにこれ以上取れないんですか?」 「妻の分の調査を追加でやってください」 「もうちょっと大きい字でプリントできる?」 「久しぶりにお墓参りに行こうと思います」 「巻物の巻き方を教えてください」 「書き加えて欲しい人がいます」 「近々時間を取って母に会いに行こうと思います」 「久々に巻物を開いてみてたら、渡辺さんのこと思い出したんだ。 元気かい?仕事いっぱい入ってるかい?」 って久々に電話をくれた方もいました。嬉しかったです。 家系調査の経過報告でやり取りをしているときより、調査終了後の やり取りの方がずっと多いです。 「ご家族と一緒に見てくれてるんだ」 「戸籍を隅々まで見ているんだ」 「巻物を大事にしてくれてるんだ」 っていうのが伝わってきます。 特に、ご両親やご兄弟、ご家族との間で、家系図のこと、ご先祖様のことを 話題にしていらっしゃるのが嬉しいです。 多分それが一番の先祖供養なのだと思います。 家系図は調査結果よりも作った後にこそ意味を持つように思います。 我ながらなかなか良い仕事を選んだな、と思ってしまいます。 ※この文章は家系図作成代行センター代表渡辺宗貴が書いた 「家系図作成専門の行政書士が明かす。 家系図作成を始めるために知っておきたい6つのポイント」 という小冊子を元に作成しております。 …ので、文中に出てくる「私」とは渡辺宗貴を指します。 文章中、画像の部分を削除しております。 画像つきの文章はホームページでも紹介しております。 → http://manual.e-kakeizu.com/a3-3.html