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日常あるいは乗馬な日々♪

日常あるいは乗馬な日々♪

061210_某川外乗






『すえぞぅ,金髪のヤンママに乗る』の巻。








本文の方にダミーを載せておき,フリーページにこそこそっとアップするのは私がよくやる手口。
こうすると携帯では読めないのだよ。
(フルブラウザ?だと読めるのかもしれないけど。)
だいたいにおいて,天気がよくて風もないおだやかな日に,ただドライブだけして帰ってくるわけがないのだ。
この私が。( ̄ー ̄)ニヤリ







さて。
今日はウチの取引先の人たちと外乗に行ってきた。
いやもう,今年は外乗しまくり。


 4月  >  ノーサイド
 8月  >  石狩ホーストレック
 9月  >  ラングラーランチ
 9月  >  紅葉台牧場


と来て,今回の某県某所における川外乗。
随分行ってるなぁ。




その取引先の人が馬を4頭も飼っていて,その子たちに乗ってのんびり半日(約2時間強)コース。


私が乗ったのはアンジュ。

安寿?
杏樹?

はてなマークを浮かべていると,その人が「エンジェルのフランス語読みを短くしてアンジュになったのです。」と教えてくれた。
アンジェリークだっけ?
つまりは天使ですわ。
天使と言っても,真っ黒だったり,小柄だったり,障碍前で首を下げて止まったりはしない。


本日の天使の顔はこちら。↓



アンジュ@逆光ですわ




ちょっと見づらいけど,金髪!!
ウチにもいるなぁ。
ヘイアンウィンザー。
一度も乗ったことないけどさー。



まだ6歳らしいが,すでに3歳の子どもがいる。
ハーフリンガーと道産子のハーフ。
金髪のヤンママ。




・・・どうか「ヤンチャなママ」でありませんように。









8時半ころから馬装を始めて,9時には準備が終わった。
その人と,その人の上司と,私の3人。
順番は,上司,私,その人。



30分くらいかけてトコトコと常歩で移動。
畑のあぜ道や舗装路などを通って,目的の川近くまで。

天気がいいし,風もない。
家を出るときにあった雲は,こっちに着くころにはすっかりなくなってしまい,きれいな青空が広がっている。

はー,気持ちえぇわぁ~。(´~`)





川べりまで出てから,おもむろに速歩。
馬場のレッスン並に鐙を長くしたために軽速歩が取りづらかったり,先頭を行く芦毛がかかり気味で駈歩しちゃったり,結構波乱の幕開け。
アンジュも芦毛に付いていこうとして駈歩が少し出ちゃったけど,押さえ込んで常歩に落としてから再度発進。
ペースが上がってきて駆け出しそうになると,また収めて再発進。
それを2,3度繰り返すと,徐々に落ち着いてきた。
よしよし。
外乗も普段のレッスンも,最初が肝心。
ここでナメられると,そのままずるずると「馬」のペースになってしまうので。



しばらく行って休憩ポイントに到着。
ここまでで40分くらいかなぁ?
予想していたよりも寒くないので,ここで上着を脱いだり,馬たちが草を食べている間に人間もチョコレートを補給したりして,しばし休憩。
その間に,その人からいろいろとアドバイスを受ける。
私の後ろにいるから騎乗っぷりがまったく分からないのだが,少なくとも3課目までの競技経験があるような話をしていたので,確実に私より上手い。
指導員に教わるのもいいけど,こういう人からいろいろ話を聞くのも面白いし,ためになる。




再開後は,駈歩も入れて川沿いのあぜ道を走る。
最初はしきりと鼻先を下方に伸ばして,もぐるような仕草をしていたアンジュも,少し戦ったらあっさり普通になった。
いわゆる「折り合いがつく」状態。
こうなればこっちのものよ。
あとは周りの景色を眺めたりしながら,のほほ~んと走れる。




夢中だったので時計を見忘れたけど,往路は80分以上かかっていると思う。
最初がずっと常歩だったし。
あぜ道が大きな道路に遮られて途切れる手前で再度休憩し,ここで折り返す。
今度は来た道を「自由に走っていいよ。」ということだったので,先頭の芦毛と適度に距離を保ちながら,軽速歩,速歩,右手前駈歩,左手前駈歩,2ポイント,3ポイントなどを組み合わせつつ,存分に走った。



そんなわけで,復路はほとんど駈歩だったので,一気に帰って来ちゃった。
がっつり乗れたので気分がいい♪
心配していた「ヤンチャ」も杞憂に終わり,むしろ駈歩の乗り心地がすこぶる良くて,感謝感謝!




帰り道,このあぜ道を散歩している子どもたちの集団に遭遇。
お母さん?と子どもたち4,5人。
いずれも幼稚園~小学校低学年くらい。
こちらのためにあぜ道を空けてくれたのだが,ぽかーんと口を開けて
「すーげー!」
と口々に騒いでいるので,目前を走り抜けるときにちょっと色気を出して,スピードを緩めて手を振ってみたり。( ̄ー ̄)v


石狩ホーストレックでも言われたけど,子どもというのは,人が乗っていても「あ,馬だ!」としか言わない。
子どもにとっちゃ,上に乗ってる人間はどーでもいいんだろう。






そんなこんなで,たっぷり,がっつり,堪能しました。

まーさーにー,心の洗濯。

りふれっしゅ・でぃ。






戻ってからは,3人がかりで4頭の馬を丸洗い。
あーだ,こーだとしゃべりながら。
こういう時間もまた楽し。


それからその人のログハウス(!)の中でサンドイッチとどら焼き(なぜにどら焼き?)をパクつきながら馬談義。
踏変のやり方(というか,気構えみたいなもの)を教わったので,今度機会を見つけて練習してみよっと。




馬談義だけで一刻ほど経ってしまったが,あまり遅くなると道路が混むので,そこで解散。
のんびり走って16時半ころ帰宅。

「うちに帰るまでが外乗ですからっ!」

てボケても,誰もツッコんでくれないのがちと寂しい。






それにしても。
いやいや,やっぱりいいね。
馬に乗るだけでも癒されるのに,抜群の眺望を堪能しながら馬で駆け抜けるなんざ,最高の贅沢だよ。
ここしばらく,いろいろと考え込んじゃって頭の中がこんがらがっていたけど,そういう煩わしさを忘れて存分に楽しめた。






こうして,「もう一度行きたい外乗」がまた一つ増えたのだった。





                            (おしまい。)







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