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病理検査の玉手箱

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2021.11.21
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カテゴリ:日誌

 学術集会での講演記録がアーカイブ配信されているので,自分の演説を視聴しました。自身の声を録音で聴くのは苦痛なのですがそこは我慢して,全体を通して反省すべき点や改善しなければならないことに気づかされました。

 まず全体に声量が弱く声の質が悪いことです。普段から声を出す訓練をしていないので,表情筋や発声に必要な顎の筋肉が加齢とともに衰えているのでしょう。口の中でこもったような声になり聞き苦しい声になっています。これ以上の筋力の衰えを防ぐためには,普段からのボイストレーニングが必要なようです。ひとりカラオケでも行って鍛えてこようかと思います。

 話す姿勢も良くありません。マイクを持って話すことにしているのですが,演台に置かれたノートパソコンに前傾したような猫背の姿勢になりがちで,結果的に腹から声が出なくなっているようです。腹式呼吸の訓練も欠かせません。

 声量の乏しいことと関係しますが,録音でも語尾がとても聞き取りづらく感じました。普段の話し方でも同僚が聞き取りにくそうな表情をしていることがよくあります。語尾の部分が聞こえないと,日本語では話の結末がわからないのでしっかり発音するよう心がけなければなりません。もっともこの話し方の癖は子どもの頃から何度も親や学校の先生から指摘されている課題なので,一生治らないでしょう。

 結論としては,正しい姿勢でしっかり聴衆を見て,腹から声を出して話せということなのでしょう。多少言い訳が許されるのであれば,今回の発表は演者全員がマスクをしていたせいもあるかもしれません。不織布マスクを通しても声の質にはそれほど変化はありませんが,録音では全員の声が等しく低音部で聞き取りづらいように感じました。ビジネスボイストレーナーの秋竹朋子さんに取材した記事によれば,マスク着用時は普段の1.5倍ほど大きく口を開いて腹式呼吸で発話するのがコツだそうです。発声を明瞭にするには「い→え→あ→お→う」の順番で10回ほど繰り返してトレーニングするのが良いとのこと。

 演説の時はマスクは邪魔なので,やっぱりはずして話したほうが賢明なように思います。場合によっては俳優さんたちが使っているような個人用のピンマイクの利用はどうかなとも思います。

参考文献:日本経済新聞2021年8月21日,ワークスタイル記事

「舌トレ・腹式呼吸…マスク越しでも通る声、こうして習得」(大橋正也記者)



上記記事要約





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Last updated  2021.11.21 00:10:08
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